大橋院長の為になるブログ

2021.02.28更新

乳癌の触診:

はじめに問診,視触診,マンモグラフィ,超音波検査が行われ,必要な場合にMRI,細胞診,組織診などが行われます。乳がんの確定診断は一般に組織診で行われ,必要に応じてCTや骨シンチグラフィなどにより病気の進行度が診断されます。
解説
問 診
病院に行くと,はじめに問診表を渡されることが多いと思います。月経の状況や出産・授乳の経験,家族でがんにかかった方の有無などの質問は,乳がんにかかりやすいかどうかを判断するために必要な情報です。しこりについては,いつ気付いたか,気付いてから大きさは変わらないか,月経の周期で大きさに変化はないか,痛みを伴うかなども大切な情報です。

視触診
視触診とは,乳房を観察し,手で乳房やリンパ節の状態を検査するものです。乳房に変形がないか,乳頭に湿疹(しっしん)や分泌物(ぶんぴつぶつ)がないかなどを観察します。また,乳房に直接触って,しこりの状態などを調べます。首やわきの下のリンパ節が腫(は)れていないかどうかも触れてみます。触診では,しこりの場所,大きさ,硬さ,しこりの境目がはっきりしているかどうか,よく動くかなどを調べます。おおはしおおはし

投稿者: 大橋医院

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