ニーチェの言葉(10)心理を考えて伝える:
人に物事を伝えるときにはコツがある。新しい出来事や相手が驚きそうな事柄を伝えるときは、いかにもそれが周知の少し古い事柄であるかのように話して伝えるのだ。
すると、相手はすんなりと受け取るようになる。 こうしないで新しい出来事を伝えると、相手はそれを自分が知っていなかったことに劣等感を覚え、そこから来る怒りを
相手にぶつけるようになる。こうなると、相手に伝えなければならない事柄もまともに受け取ってもらえなくなるのだ。 このコツを知っているかどうかで、コミュニケーションの質が
おおきく変わってくるし、共同で仕事をする場合は、その成否にさえ関わってくる。
(11)人のことをあれこれ考えすぎない:
他人をあれこれと判断しないこと。他人の根踏みもしないこと。あの人はどうのこうのといつまでも考えないこと。そのような創造や考えをできるだけ少なくすること。
こういう点に、良き人間性のしるしがある。