光について再考:
速度=距離÷時間で求められる。
光の速度は30万km/secと一定と決まっている。一秒で地球を7周半するスピードである。
どうして測定できたのか?まず光の速度は無限と考えられていた。これに疑問を抱いたのは、ガリレオであった。
しかし、A氏が光を発したら、一定の距離にB氏が立ち、光を感じたら光を発するという単純なものであった。B氏はどんなに距離を置いても、二山先の丘でも光を感じ、時間差は無かった。
こんな方法では、光の速度は見つからない。1849年,フィゾーが回転するねじを考え、一定の先に鏡を置き、鋸状になっている外周から、光が反射するときと、突起物に当たると、光は帰ってこない、
その回転ねじから光の速度を、考えた。フーコーの干渉計、ブラッドリーの光路差、などあるが、話はアインシュタインに飛ぶ。
彼は光は、突如として、30万km/secで絶対的なものであり、いかなるものも、これに追いつく物質はないといった。だから、光の速度(c)=距離÷時間としたときに、cが固定値である以上、
距離と時間が変わらなんければならない。彼は想像もつかない光時計、光に限りないロケットを計算式で、時空、時間の短縮、空間のひずみを主張した。
私達も、面白い映画やスポーツをしていると時間も場所も忘れてしまう。凡人に理解できるのはこの程度である。実は光にアリストテレス、ニュートン、ゲーテの存在を頭に入れてもらいたい。
私は、リンゴが、周囲に何個落下しようが引力は気が付かないし、光がないと停電で困るとか、光でまぶしいくらいしか考えられない。ここで筆を置く。楽しい週末、休日を!