今、私は東野圭吾の「プラチナデータ」を読み、耐えられない苦痛を感じ、
無理やり読書を中止しました。この物語りは多重人格なるものに触れており、
主人公のもう一人の「リュウ」なる人物に強烈なインパクトを受けて、心がかきむしられました。早く、元の開業医の私に戻り、冷静にならねばなりません。
何故かというと、今夜、午後6時から9時まで小児科の当直があるからです。
私は夢中になると、明らかに非常識な行動へ走りがちです。若いころは松本清張に夢中になり、家内のお産の時も、親父が心筋梗塞でCCUにいるときも松本清張の本を読んでいました。
黒澤明はDVDで購入し、脚本も集め、原作も読み漁り、「7人の侍」は50回DVDで鑑賞していますが映画館でリバイバルがあるとまた見に行きます。
「Sound of music」の脚本や、ナチス、オーストラリアの歴史をかなり調べまくりました。
何かに惹かれると我を忘れます。
この調子で勉強してきたから医師に成れたと思いますが、何か病的な性格を感じます。自分を抑制できなくなります。
以上しかし、今夜の小児科の当直はしっかりやります。小児科医に戻ります。
インフルエンザの予防接種早めに摂取しましょう。