大橋院長の為になるブログ

2018.01.30更新

「NAFLD、肥満の観点から糖尿病治療を見直す」
大橋信昭

SGLT2阻害剤とNAFLD(非アルコール性脂肪肝:non-fatty liver disease)の関連性を述べる。日本人のBMIは男性が女性より多くなってきている。
糖尿病の死亡も2001年―2010年1012人、NAFLDは生活習慣病である。
糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満が関与する。肝脂肪化が高度な群では、肝インスリン抵抗性が高まり、骨格筋インスリン抵抗性が低くなる。NAFLDハチュ性脂肪、心血管疾患を多くする。インスリン抵抗性はNASHの進展を加速化する。NAFLDの肝線維化進展と高年齢は関係がある。NASH is a severe Form of NAFLD、600万人から1000万人いる。食事、運動療法、ライフスタイル、減量が大切。抗酸化作用を持つVitaminEは効果がある。カロチノイド(α―トコフェノール)リナグリプチン(トラゼンタ)はキサンチン骨格をもつDDP-4阻害薬、マクロファージの浸潤を抑制、炎症とインスリン抵抗性を減弱する。BMIが30以上の肥満はHbAic低下が困難。SGLT2阻害薬は一日尿量を初日は増やすが、1週間も経つと、増えない。エンバグロブリン(ジャディアンス)は心血管イベントを減らす。心不全の発症、死亡率を減らす。腎血管イベントも減らす。SGLT2の多面的機能:血圧を下げ、心拍数を減らし、ケトン体を減らす。エンバグロブリンは、Ht,Hb,を増加させず心血管死を減らす。日本人はBMIが24の低体重でALPが増え、脂肪肝を興す。肥満でなくても脂肪肝になる。アジア系米国人はBMIが23でも脂肪肝、久山町でも同じである。異所性脂肪と生活習慣病、SGLT2は体重と独立して、脂肪肝を減らす。高グルコースになる。炭水化物の過剰は脂肪酸合成亢進。エンバグロブリンは糖新生を抑制する。脂質の利用促進、尿酸排泄促進、体重減少、内臓の脂肪㎡皮下脂肪も下げる。脂肪炎症を高める。エネルギ増大を高め、熱産生を高める。肝脂肪は減少し、中性脂肪、コレステロールを下げる。筋肉に貯まった異所性脂肪を減らす。GLP-1受容体はNASHを改善する。肝生検は診断基準に含まれる。
おおはし

投稿者: 大橋医院

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