大橋院長の為になるブログ

2013.09.27更新

心不全には拡張不全と収縮不全がある。

一般に人は心不全といえば、収縮不全だと考え、
心臓の駆出率の低下をもって、心不全という。

ところが駆出率の低下していない心不全がある。
労作時の息切れ、全身倦怠感、肝腫大、頚静脈怒張、
を呈する心不全がある。
ドップラー検査、超音波の壁運動異常、BNP増大などで
拡張心不全が見つかる。

拡張心不全の頻度は40-50%で多い。
左心室が拡張できないので硬さが増大する。
顕微鏡で心筋を見ても横に拡張している。

駆出率が正常といっても、安心できず拡張不全型心不全を忘れてはいけない。

岐阜県大垣市の大垣市の大橋医院は高血圧症、糖尿病や心不全に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

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