<独裁者>
独裁者は認めてはいけない、屈伏してはいけない。
政治、スポーツ、あらゆる企業に独裁者は存在する。
しかし、病棟の独裁者は許してはいけない。
小生が思うに、病棟は多職種のプロで構成されるが、そこに上下関係はない。
なぜならそれぞれが、自らの仕事を全力を尽くしており、自分の仕事は、ほかの職種より絶対負けない
というプライドを持って働いている。そういうプロの集団だから、何も医師や看護師が特別な存在ではない。
みんな平等なのである。しかし、病院によっては、婦長が独裁者に君臨していることが多いから、困ったものだ。
医師が医局へ入ってくる。看護師に緊張が漂う。医師の死角から独裁者がにらんでいるからだ。
ナースたちはロボットのようにカルテを運ぶ。言葉を奪われている。幽霊のようにか、独裁者から逃げるように、
病棟へ走りこむ。時に哀れなナースや介護士は、独裁者に逮捕され、罵声を浴びる。
泣くまいと彼らは握り拳を強くする。
医師も独裁者の犠牲になる。医師とは患者さんに最も優しく接し、病気の有無、重症性を会話,診察の中から、
読み取り、必要あれば、投薬をする。必ず今の苦痛は改善されると、患者さんに安心感と希望を持たせねばいけない。
これを破壊するのが独裁者である。その患者は診察する必要はないと眉間を切り、処方一つ一つ難癖をつけるか、
治療方針も捻じ曲げる。医師の医療への情熱は崩壊される。
独裁者が歩くところで出会った、看護師、介護士、ケアマネージャー、栄養士、歯科衛生士は独裁者の恐怖の雄叫びに、
気絶する。こんな病院では、患者さんの苦情も多く、治る病気も他界する。
我々は、この独裁者と戦わねばいけない。病院は、患者さんにとって最も幸福の場所でなければいけない!
看護師も介護士も多職種も、医師も本領を発揮し、明るく笑顔が絶えないのが病院である。
我々は、独裁者には負けない!
岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力をつくします。
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