2026.06.23更新

私は今、72歳、今度の7月31日が来ると、73歳!もう年は取りたくない!

でも仕方がない!できるだけ長く現役で、家庭医をやっていたい。

そのためにはまず健康!朝5時に起きて、1時間近く散歩をするのです。

私の診療所に、気持ちの良い道がありまして、とことこ歩いています。

気持ちがいいですよ、。風が爽やか!クーラーの風邪よりとても気持ちが良い。

道に咲く花、木々のたくましさ、川の流れの美しさ、大垣は湧水がうまい!

帰宅後、ラジオ体操、汗をシャワーで流し、家内がさっぱり洗濯っした下着に変え、ラジオでニュースを聞く。

診療室へ出かける。

投稿者: 大橋医院

2026.06.22更新

<桂枝ボクリヨウ丸ヨクイニン:ツムラ125;イボやざらつき、美肌、体質づくり>

<黄連解毒湯:赤みやテカリ、熱っぽいぶつぶつ>

投稿者: 大橋医院

2026.06.20更新

 最近承認された喘息治療薬テゼペルマブ(商品名テゼスパイア)により、喘息コントロールを維持しながら経口ステロイドの使用量を減らせる可能性が、臨床試験で示された。テゼペルマブ群では、喘息コントロールを維持しつつ日常的なステロイド使用量をより大きく減らせるオッズがプラセボ群の約3倍であったという。米National Jewish HealthにあるCohen Family Asthma Institute所長であるMichael Wechsler氏らによるこの研究結果は、「The Lancet Respiratory Medicine」6月号に掲載された。Wechsler氏は、「長期的な経口コルチコステロイドの使用は、糖尿病、骨粗鬆症、心血管疾患などの健康被害をもたらす可能性があり、生活の質(QOL)にも重大な影響を与え得る」と述べている。

 米食品医薬品局(FDA)は2021年に、重症喘息の維持療法としてテゼペルマブを承認した。喘息患者は本剤を月1回自己注射する。テゼペルマブは、炎症誘発性サイトカインの一種である胸腺間質性リンパ球新生因子(TSLP)を阻害することにより喘息発作を抑制する。

 今回の第3相臨床試験は、12カ国、63施設で、18~80歳の重症喘息患者122人を対象に実施された。対象者は、テゼペルマブ210mgを4週間ごとに28週間投与する群(83人)とプラセボを投与する群(39人)にランダムに割り付けられた。主要評価項目は、喘息コントロールを維持したまま、28週時点における経口ステロイド使用量のベースラインからの変化量であった。

 最終的に、90人(74%)が治療を完了した。その結果、28週時点で、テゼペルマブ群では69%の患者がステロイドの使用量を半分以上減量できたのに対し、プラセボ群では44%にとどまっていた。また、ステロイドを90~100%減量できたのは、テゼペルマブ群では36%(30人)、プラセボ群では21%(8人)であった。さらに解析の結果、喘息コントロールを維持しながら経口ステロイド使用量をより大きく減量できるオッズは、テゼペルマブ群でプラセボ群の約3倍(オッズ比2.93)であることが示された。

 Wechsler氏は、「これらの知見は、テゼペルマブで治療された重症喘息患者が、喘息コントロールを維持しながら経口ステロイドへの依存を大幅に減らせる可能性を示す点で重要である」とニュースリリースで述べている。

 ただし、本試験は登録の遅れにより予定していた参加者数(207例)に達せず、早期終了したと研究グループは説明している。その上で、「しかしながら、本試験は高い質で実施されており、ランダムに割り付けられた参加者のほぼ4分の3が試験を完了している。早期終了は、参加者の試験未完了の最も一般的な理由であった」と論文の中で述べている。

 なお、本試験の資金は、テゼペルマブの開発・販売元であるアストラゼネカ社およびアムジェン社が提供した。

投稿者: 大橋医院

2026.06.18更新

トラネキサム酸

スキンケアでも内服でも話題の成分なので、どの切り口か少し整理しておきますね。

投稿者: 大橋医院

2026.06.18更新

ヘパリン類似物質クリーム0.3%

乾燥肌や角化に対して、日常的によく使う薬ですね。

投稿者: 大橋医院

2026.06.18更新

ヒルドイドローション

皮膚科でもおなじみの薬なので、診療でもよく使われていると思います。

投稿者: 大橋医院

2026.06.18更新

ビオチンの役割の基本
ビオチンは水溶性ビタミンB群の一種で、糖・脂質・アミノ酸代謝に必須の補酵素として働きます。
日本の制度上も「皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素」として位置づけられています。(mhlw.go.jp)

✨ 「美容目的」で期待できること
生理学的にみると、ビオチンの役割はあくまで「不足しないようにして皮膚・粘膜を正常に保つ」ことにとどまります。

皮膚
欠乏すると皮膚炎、発疹、鱗屑などが起こりうるため、十分量の摂取はバリア機能の維持には意味があります。
アトピー性皮膚炎などでビオチン代謝異常を示唆する報告はありますが、難治例の一部での補充効果というレベルで、健常人の「美肌サプリ」としてのエビデンスは乏しいです。(jstage.jst.go.jp)

髪・爪
欠乏時には脱毛・脆弱爪が報告されますが、欠乏していない人で、高用量ビオチンにより毛量・毛艶・爪が顕著に改善するという信頼できるデータはほとんどありません。
市販サプリでの「髪・爪を美しく」といった訴求は、主に欠乏リスク低減と一般的な健康維持レベルと考えるのが妥当です。

まとめると「不足がある人には確かに意味があるが、十分摂れている人がさらに大量に飲んでも、劇的な美容効果を期待する根拠は薄い」という位置づけになります

投稿者: 大橋医院

2026.06.18更新

シナールの成分と位置づけ
シナール配合錠は
アスコルビン酸(ビタミンC)+パントテン酸カルシウム(ビタミンB5)の配合ビタミン剤で、もともとは
しみ・そばかす、日焼け後の色素沈着、にきび・肌荒れなどに保険適応を持つ医療用ビタミン製剤です。(march-clinic.com)

✨ 美的効果として期待される点
いわゆる「美白サプリ」ではなく、ビタミンC主体の内服療法として、次のような作用が知られています。(march-clinic.com)

メラニン生成抑制
紫外線や炎症後のメラニン産生を抑え、しみ・そばかす、炎症後色素沈着の悪化を防ぐ方向に働きます。

既存のくすみ・色素沈着の改善補助
強い漂白ではなく、数カ月単位の内服で「全体のくすみがやや抜ける」「新しいしみが増えにくい」といったレベルの変化が主です。単独で劇的な美白というより、外用剤や他の内服(L-システイン、トラネキサム酸など)との併用で効果を高める位置づけとされています。(generio.jp)

抗酸化作用・コラーゲン合成促進
活性酸素を抑え、コラーゲンの生成を助けることで、肌のハリ低下や小じわ、乾燥傾向の改善に寄与するとされます。(march-clinic.com)

ニキビ・肌荒れの補助
抗酸化と皮脂バランスへの関与から、にきび後の赤みや色素沈着を軽減する補助療法として用いられます。(generio.jp)

投稿者: 大橋医院

2026.06.18更新

どんな美的効果が報告されているか
グルタチオンは強力な抗酸化物質で、メラニン産生を抑える作用があるため「美白成分」として使われています。

肌の明るさ・シミへの影響
経口あるいは外用で、以下のような報告があります。

一部のランダム化比較試験で
1日500 mg程度の経口グルタチオンで、顔や日焼けしやすい前腕のメラニン指数がわずかに低下し、プラセボと比べ有意差が出た部位がある。(pubmed.ncbi.nlm.nih.gov)
系統的レビューでは
日光曝露部位のみに軽度の「色を明るくする」傾向があるが、研究数が少なく、吸収性の問題もあり、全体として「美白効果はまだ結論が出ない」とまとめられている。(pubmed.ncbi.nlm.nih.gov)

投稿者: 大橋医院

2026.06.16更新


女性の低体重/低栄養症候群(FUS)――見過ごされてきた健康課題とその背景 

 

FUS提唱の社会的インパクト
 2025年4月に日本肥満学会がFUSの概念を発表して以来、さまざまな分野で大きな反響を呼びました。多くの学会におけるシンポジウムやワークショップの開催、医療系メディアや医学雑誌での特集に加え、新聞やテレビなどの一般メディアでも幅広く取り上げられました。

 このような大きな反響の背景には、日本の若年女性におけるやせの問題が、社会的にも潜在的な課題として認識されていたことがあると考えられます。女性の低体重や低栄養を、医学的介入を必要とする一つの疾患として捉えることにより、これまで十分に可視化されてこなかった問題が社会全般で明らかとなったと考えられます。また、後述するように、肥満症治療薬を用いた若い女性の不適切な減量が社会問題となりつつあったことも、FUSの概念が広く受け入れられた一因と考えられます。

GLP-1関連薬と「痩せ目的使用」の拡大
 近年、新しい肥満症治療薬として、GLP-1受容体作動薬などのいわゆるGLP-1関連薬が登場しました。従来、海外で発売されてきた肥満症治療薬の体重減少効果はおおむね5%程度でしたが、これらの薬剤では10数%から20%程度に達する体重減少が期待でき、減量効果の面で大きな進展といえます。

 一方で、GLP-1関連薬を保険適用外の自由診療で、若年女性の減量目的で処方する医療機関もみられます。インターネットやSNS上では、このような適用外使用が「GLP-1ダイエット」や「医療ダイエット」といった名称で広く宣伝されている実態もあります。美容・痩身目的でのGLP-1関連薬の使用に関連して健康障害が生じたとする報告もあり、適正使用が社会的な課題となりつつあります。

「GLP-1ダイエット」がもたらす健康障害
 いわゆる「GLP-1ダイエット」に関連する健康障害は、大きく二つに分けて考えることができます。一つは薬剤自体の副作用によるものです。GLP-1関連薬は、慢性疾患治療薬としては、副作用頻度が高い薬剤であり、肥満症治療薬としての用量を用いた臨床試験では、悪心、嘔吐、便秘などの消化器症状が50%以上の症例で認められています。また、頻度は高くないものの、膵炎やイレウスなどの重篤な有害事象が生じる可能性も指摘されています。

 「GLP-1ダイエット」に関連するもう一つの健康障害は、減量そのものに起因するものです。減量は栄養不足と表裏一体の関係にあるため、薬剤の使用の有無にかかわらず、過度または急激な減量は、それ自体が健康障害を引き起こす可能性があります。

 肥満学会の肥満症診療ガイドラインでは、治療開始後3-6カ月の減量目標として、高度でない肥満症(BMI 25以上35未満)では現体重の3%、高度肥満症(BMI 35以上)では5-10%が推奨されています。これは、急速な減量による健康障害を防ぐという目的も含まれています。例えば体重50kg程度の非肥満の女性が、1カ月で5kgもの減量を行うと、体重の絶対値だけでなく、減量速度の観点からも健康障害の可能性が懸念されます。

「頑張らずに痩せられる」のリスク
 インターネットやSNSでの「医療ダイエット」の広告では「頑張らずに痩せられる」といった宣伝文句が見受けられます。GLP-1関連肥満症治療薬の主作用は食欲抑制作用であり、その効果を適切に減量に繋げるには、自らの食行動を変容しようという意思が重要です。すなわち、「頑張らずに痩せられる」という理解は適切でなく、むしろリスクを伴います。食行動の変容を伴わずに、薬剤の持つ食欲抑制作用にのみ依存すると、「食べられなくなるまで薬剤を増やす」といった危険な使用に繋がりかねません。したがって、これらの薬剤は「頑張らずに痩せられる薬」ではなく、「頑張りを支援する薬」であるという認識が重要です。

 美容や外見上の理由から減量を目指すこと自体は否定されるものではありませんが、それが健康障害を伴うものなら医学的には許容されるべきではありません。FUSの概念が広く認識されることで、「GLP1ダイエット」の問題が「薬剤の副作用による不快な症状を我慢してでも痩せる」といった単純な問題ではなく、将来にわたる健康への影響を含む重要な課題として理解されることが期待されます。

FUS対策の今後の方向性
 現在、日本肥満学会のFUSワーキンググループでは、診断基準の作成が進められています。疫学調査による実態把握や、治療・介入指針の検討など、学術的な推進のためには診断基準の確立が不可欠です。代謝疾患や内分泌疾患を専門とする内科医に加え、女性医療、骨代謝、精神医学、栄養学、疫学など、多様な分野の専門家が参画し、検討が進められています。

 また、内閣府の研究班による調査では、女性のやせ志向は幼少期から認められ、小学6年生の女児の半数以上が「痩せたいと思ったことがある」と回答しています。FUSに対する包括的な対策を推進するためには、医療分野にとどまらず、教育や学校保健の専門家の参画も重要だと考えられます。

 2005年にメタボリックシンドロームの診断基準が策定され、それを契機として2008年より特定健康診査(いわゆるメタボ健診)が開始されたように、FUS対策においても、検診制度の構築は有効な施策となり得ると考えられます。

痩せ志向と肥満スティグマ
 FUS対策において最も重要なのは、我が国の社会全体における過度なやせ志向が是正されていくことです。減量ややせを過度に美や努力と結びつけて捉えないことが重要です。

 肥満症診療においては、肥満スティグマへの対応とケアの重要性が広く認識されています。肥満は自己管理の問題であるとする見方は、肥満スティグマを構成する偏見の一つです。しかし、肥満は他の慢性疾患と同様に、生活習慣に加えて、遺伝的要因、社会的要因、心理的要因など、複数の要因が関与して生じるものです。

 「やせ=美・努力」という社会的価値観は、裏返せば「肥満=努力不足・美しくない」という偏見と同根のものです。このような観点からも、日本肥満学会におけるFUS対策は重要な意義を持つと考えられます。FUSへの対応は、医療の枠組みにとどまらず、社会全体の価値観や行動の変容を含めた包括的な取り組みとして進めていく必要があると考えられます

投稿者: 大橋医院

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