2026.03.18更新

2025年1月に再登板したドランプ米政権は、日本に対し対米投資(5500億ドル)や自動車産業への高率関税(最大25%)を軸としたディール(取引)を迫っています。安全保障面では強固な同盟を掲げつつ、貿易赤字解消へ厳しい要求を続ける方針であり、日本側は経済的な譲歩を迫られる厳しい関係が続いています。
笹川平和財団
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経済・貿易関係(ディール): 2025年7月、日本は米国の対日貿易赤字解消のため、企業投資に加え、自動車産業などで米国への追加関税(最大25%)を受け入れる合意を締結。これにより、日本車への関税引き下げを条件に、日本企業が米国に大規模投資を行う形式が強まっています。
関税・産業への影響: 鉄鋼・アルミ製品への追加関税が強化され、日本企業約1万3,000社に影響があると推測されています。特に自動車関連は対米輸出の3割を占めるため、高関税による打撃が懸念されています。
防衛・安全保障: 2025年10月には日米の「黄金時代」を謳う合意文書も署名されましたが、トランプ政権は日米防衛費の分担や安全保障上の負担増を要求する姿勢を崩しておらず、実質的な経済的・軍事的貢献を求めています。
トランプ流の外交: 日本を緊密な同盟国としつつも、為替や関税を材料に、二国間で米国の利益を最優先する交渉スタイルが特徴です。
BBC
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このように、トランプ政権下での日本は、安全保障の維持と、自動車・鉄鋼・農業などの貿易面での損失回避のバランスを取り続ける「難しい舵取り」を求められています。

投稿者: 大橋医院