2026.04.24更新

私は、11歳の頃、父に連れられて、大映の映画館へ鑑賞しに行った。

もう60年前のことであるし、私も11歳という少年であったから、これから書くことは、精確ではないがお許しください。

 

この映画の冒頭にナレーションが入った。「ビルマの土は人間の血で赤く染められている」

第2次世界大戦(大東亞戦争と日本人は言った。)第2次世界大戦は泥沼になっていた。日本軍は水軍と陸軍は敬遠の中で分裂しており、

陸軍の中でも、中国全土を支配し、兵隊を北方へ派遣する一派と

オーストラリアや南太平洋をの島々を支配する陸軍と別れていた。

この映画の主人公”水島上等兵”は部下は殴り倒して鍛えるべきだという命令に背き、やさしい部下の面倒をよく見る上等兵であった。

日本側の戦局は、極めて悪く、しかし驚くべきことにビルマまで、陸軍は侵略していた。しかし,行きっぱなしで、日本からの食糧を含む軍需物質は、ほとんど米軍により破壊されていた。

陸軍の中でも中国大陸を手中に収めるべきであるという考え方と、南欧続行したビルマ人は被支配されていたが、ゲリラであり、イギリスの方に味方していた。日本兵の軍曹は、元合唱団であり、暗くなり下を向き、泣きそうな部下を、美しい日本のいや世界の歌を合唱するように

命令していた。この美しい歌声が、兵隊たちの心を癒していた。補給もなく食料を或る夜、民家に押し入り強奪して、満腹感で、居眠り、していたs。

知らない間に敵国のイギリス兵にとり囲まれていた。ここで打ち合いを含めたら

多くの死傷者が出るはずであった。元合唱部の体調は、武器を捨て、イギリス軍に向かって、

美しい童謡を輪唱し始めた。すると日本軍を殲滅するするつもりのイギリス軍も、イギリスのうつくしい童謡を輪唱し始めた。戦争は中止であり、日本兵は素直にイギリス軍の捕虜となった。

やがて、日本へ帰国できる。戦争は日本の敗戦であった。ほとんどの日本兵は本国へ帰れることになっていた。ただし、”水島上等兵だけは、日本へ帰るのを拒否した。記憶はあいまいだが、

ビルマにとどまり、ビルマに放置してある、腐敗した日本兵をきちんと荼毘するまで帰らないと主張した。何故か、これが許され水島上等兵だけビルマにとどまった。途中、僧侶の入浴中に、

袈裟を盗み、僧侶になりすまし、ビルマ全土に放置してある死体を腐りきった、カラスが食いつつき、野良犬、キツネ、肉食獣が食いちぎっていた・その日本兵を一体一体埋葬するのである。

袈裟を盗んだのは、ビルマは仏教国であり、国民は水島の来ている僧侶の衣装を見ると,拝んで食料を提供した。死体は腐乱が激しく、強烈な悪臭を放っていたが、水島は丁寧にいつ終わることもない

お葬式を水島は続行した。仲間たちは「水島!俺たちと一緒に日本へ帰ろう!」という叫び声が何度も聞いたが、水島の腐敗した日本兵の荼毘は続行した。日本兵は水島一人残して日本へ帰るのだが

悲しかった!「水島上等兵殿!一緒に日本へかえろう!」水島は聞く耳を持たなかった。戦後百年が経とうとする今、水島はどうなったのか。ビルマの土に埋もれたに違いない。

ビルマの土は人間の血で赤く染められている。」(完)

 

投稿者: 大橋医院