不整脈・狭心症・心不全など

各種心疾患について

不整脈

不整脈にはいろいろな種類があり、中には自覚症状がほとんどないものもあります。
不整脈全般について言えるのは、高齢者に特に多いものの、比較的若い方にも見られるということです。

突然死を引き起こすこともありますので、先天性の心疾患をお持ちの方や虚血性心疾患をお持ちの方は、特に注意が必要です。
なお、体調不良時にも不整脈になり、またすぐに正常な脈に戻る場合もあります。

狭心症

狭心症には、動脈硬化によって冠状動脈(心臓に酸素を送るための血管)が狭くなる「労作性狭心症」と、同じく冠状動脈が痙攣することで起きる「異型狭心症」があります。
階段の登り降りをした時や運動した時に胸が締め付けられる方は労作性狭心症、睡眠中や起床時に発症する方は異型狭心症の可能性が高いでしょう。

1労作型狭心症

冠状動脈が動脈硬化に狭くなることにより発症します。
階段昇降後、運動後、歩行時に胸が締め付けられます。

2異形狭心症

冠状動脈に動脈硬化が原因で発症しますが、血管は狭くありません。
血管が攣縮(スパスムス)、わかりやすくいうと痙攣するのです。
発症は安静時、特に就寝中、起床時に起きます。
日本人はこのタイプが多く、このタイプは心筋梗塞になりやすく危険な状態です。

冠状動脈が狭まることで心筋が酸素不足状態となり、労作型狭心症を引き起こします。
異型狭心症はこの動脈がけいれんをおこし、同じく酸素不足状態となり、狭心症を引き起こします。

心筋症

心臓の筋肉が膨張しているものの内腔は正常な「肥大型心筋症」と、内腔が膨らんで心臓の筋肉が細くなっている「拡張型心筋症」があります。
肥大型心筋症では心臓は正常に動きますが、拡張型心筋症になると心臓の大きさが変化せず収縮できなくなってしまいます。

大動脈炎症候群(高安動脈炎)

心臓から出た大動脈は右腕と左腕に分かれて伸びていきますが、大動脈に炎症が起きることで、そのどちらかの血管が狭くなり、左右の腕の血圧に差が出てしまいます。

また、脳、心臓、腎臓などに重大な障害を与えてしまうこともあります。
患者さんのほとんどは女性で、特に15歳から35歳くらいの間に発症することが多い傾向にあります。

感染性心内膜炎

弁を含む心臓内の膜に細菌が感染し、弁が破壊されたり敗血症になったりします。
放置すると死に至ることもあるため入院による治療が必要です。
歯の抜歯をした方、お産をした方、先天性心疾患を患っている方がなることが多い病気です。

心不全

心臓に何らかの障害が発生することで機能が低下し、血液を全身に送るポンプとしての役割を十分に果たせなくなってしまいます。

心筋梗塞、虚血性心疾患、弁膜症、心筋炎、心筋症などによって心不全になることが多く、肺を始めとする他の臓器でうっ血が生じて息苦しくなります。

症状

最もよくみられるのは、肺にうっ血が生じることで起こる息苦しさです。
心不全の症状が軽い場合には、安静にしている時は症状を感じることはほとんどありませんが、労作時のみに息苦しさが生じる場合もあります。

ただ反対に、心不全の程度が強くなると、安静にしている時にも息苦しさが生じ、横になると肺のうっ血が激しくなり症状も悪化してくるため、坐位(ざい)になることがあります。
その他の症状としては、動悸、浮腫(ふしゅ)、 チアノーゼ、疲れやすさなどが認められます。

診断方法

自覚症状や身体所見から判断し心不全が疑われる時には、最初に胸部レントゲン及び心電図検査を致します。
その際に心陰影の拡大、肺のうっ血像、 胸水の貯留などを見ていきます。

さらに心エコー検査を行うことで心機能障害の程度、心不全の原因となった心疾患の診断などを明らかにしていきます。
血液検査で、BNPの測定が鋭敏な心不全の指標となります。

大橋医院での治療

当院の院長は循環器の専門医であり、特に超音波検査と聴診器による診察で、多くの初期心疾患を発見してきました。
いずれの疾患も早期発見・早期治療が非常に重要です。

以下に当てはまる方は、正確な診断を得意としており、セカンドオピニオンの受け入れや大垣市民病院への紹介もしている当院へお早めにご相談ください。

心疾患の自覚症状

  • 動悸
  • 心臓の圧迫感
  • 息切れ
  • 胸の締め付け
  • 胸の痛み
  • 脈が飛ぶ
  • 冷や汗が出る
  • 疲れやすい
院長の為になるブログ お問い合わせ Facebook Facebook