大橋院長の為になるブログ

2021.11.11更新

未治療または単剤療法実施中の高血圧患者591例を対象に、降圧薬を4分の1用量ずつ含有する超低用量4成分配合剤(イルベサルタン37.5mg、アムロジピン1.25mg、インダパミド0.625mg、ビソプロロール2.5mg)の有効性を第III相無作為化二重盲検試験で検討(QUARTET試験)。主要評価項目は、12週時の医療従事者がいない環境で測定した診察室収縮期血圧(unattended office systolic blood pressure)とした。

 その結果、対照群(イルベサルタン150mg単剤療法)に比べると、超低用量配合剤群は、収縮期血圧が6.9mmHg低く(P<0.0001)、血圧制御(通常診察室血圧140/90mmHg未満)率が高かった(76% vs. 58%、相対リスク1.30、95%CI 1.15-1.47、P<0.0001)。有害事象関連の治療中止率に群間差はなかった(4.0% vs. 2.4%、P=0.27)。12カ月間投与を継続した部分集団では、超低量配合剤群の方が対照群よりも52週時の平均収縮期血圧が7.7mmHg低く、血圧制御率が高かった(81% vs. 62%、相対リスク1.32、1.16-1.50)。

投稿者: 大橋医院

2021.11.09更新

徳島県つるぎ町の町立半田病院を10月末、サイバー攻撃が襲った。病院のシステムに侵入して情報を暗号化し、復旧と引き換えに金銭を要求するコンピューターウイルス「ランサムウエア」に感染した。約8万5千人分の電子カルテが閲覧できなくなり新規患者の受け入れを停止。復旧のめどは立っていない。命を守る地域の重要インフラは大打撃を受けた。

 ▽災害レベル

 10月31日午前0時半、半田病院内に数十台あるプリンターが勝手に印刷を始め、紙が尽きるまで続いた。「データを盗んで暗号化した。データは公開される。復元してほしければ連絡しろ」。紙には英語で脅迫内容と連絡先が記されていた。当直の看護師は「誰かのいたずらか」と思ったが、既に電子カルテは暗号化されていた。

 半田病院は120床ある県西部の中核総合病院。受付で職員が患者から過去の記録を聞き、手書きで紙のカルテに記録せざるを得なくなった。「過去の診察記録が全部見られなくなった。災害レ

ベルの事態だ。南海トラフ巨大地震を想定した非常事態と同じ対応をしている」。須藤泰史(すとう・やすし)病院事業管理者は説明する。

 半田病院が電子カルテに切り替えたのは10年前。紙は残っていない。患者から症状や薬の種類を聞き出し、診療している。病状を知るため、他の病院に宛てた紹介状も取り寄せた。

 それでも対応できない患者は近隣病院に診察を頼んだ。しかし、電子カルテがないまま、この病院で手術に踏み切った患者もいる。「再度検査していたら間に合わない。止めることができない治療がある」

 会計システムも使用できなくなった。診療報酬の計算ができず、診察料は後日請求している。

 ▽身代金

 脅迫文にはハッカー集団「ロックビット」とあった。この集団はランサムウエアを使い、世界中で攻撃を繰り返している。ランサムウエアと言えば、米最大級の石油パイプライン企業が攻撃を受け、操業停止に追い込まれた事例が記憶に新しい。同社は440万ドル(約5億円)をハッカーに支払った。日本でも光学機器大手HOYAやゲーム大手カプコンが被害に遭った。

 サイバーセキュリティー専門家は「今後犯人から身代金の請求があるだろう。支払ってもデータを復元してくれる保証はないが、自分で復元するのも困難だ」と話す。病院関係者は「身代金を支払うか、諦めてゼロから構築し直すか。いずれ決めなければならない」と途方に暮れた。

のぶちゃん先生のコメント

投稿者: 大橋医院

2021.11.06更新

 若い世代では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のmRNAワクチン接種の副反応として、心筋炎や心膜炎(以下、心筋炎)が起きることが報告されている。しかし、心筋炎の発症リスクは、ワクチン接種よりもCOVID-19罹患での方がはるかに高いことが、新たな研究で示された。米ケース・ウェスタン・リザーブ大学医学部のMendel Singer氏らによるこの研究結果は、査読前の論文のオンライン・アーカイブである「medRxiv」に7月27日掲載された。

 Singer氏らは、米国の48の大規模医療機関から6000万人以上の電子医療記録を匿名で収集しているTriNetX Research Networkから、2020年4月1日から2021年3月31日の間にCOVID-19の診断を受けた男女のデータを抽出。対象者を12~17歳、12~15歳、16~19歳の3つの年齢層に分けて解析を行った。なお、既存の報告データに基づくと、12~17歳の男女におけるワクチン接種後の100万人当たりの心筋炎の発症者数は、1回目の接種後で男子9.8人、女子1.1人、2回目の接種後で男子66.7人、女子9.1人であるという。

 12~17歳の年齢層の対象者(男子6,846人、女子7,361人)のうち、男子では6人(0.09%)、女子では3人(0.04%)に心筋炎が生じていた。見逃されたCOVID-19や心筋炎の患者数で調整後の100万人当たりの発症者数は、男子で450人、女子で213人であった。このことは、COVID-19罹患後に心筋炎を発症するリスクが、ワクチン接種後に心筋炎を発症するリスクよりも、男子で約5.9倍、女子で約21倍高いことを意味している。

 一方、12~15歳の年齢層(男子4,114人、女子4,280人)での100万人当たりの心筋炎の発症者数は、男子で601人、女子で235人であり、16~19歳の年齢層(男子5,097人、女子6,687人)では、男子で561人、女子で708人だった。さらに、男女を合わせた場合での100万人当たりの心筋炎の発症者数は、12~17歳で328人、12~15歳で416人、16~19歳で643人だった。

 Singer氏は、「健康に関して激しい論争が繰り広げられているこの状況下で、COVID-19罹患とワクチン接種での心筋炎のリスクを比較して結論を下すのは、親にとって困難なことだろう。だが、われわれの研究から、より安全な選択肢は、ワクチン接種であることが明らかになった」と述べている。そして、「感染力の高いデルタ株が広がる中、まもなく新学期も始まる。この研究結果を受けて10代の子どもを持つ親は、子どもにとってCOVID-19への罹患よりもワクチン接種の方が安全だと分かって安心できるだろう」と話している。

 論文の共著者である、米アクロン小児病院心臓センターのIra Taub氏は、「子どものCOVID-19への罹患に伴うリスクは心筋炎だけではない。子どもがハイリスクの家族を感染させることも考えられる。ワクチン接種はCOVID-19に罹患するよりも安全であることを、改めて強調したい」と話している。

投稿者: 大橋医院

2021.11.05更新


 2021-22年シーズンも季節性インフルエンザに対するワクチン接種を行う時期となっている。昨(2020-21年)シーズンは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)とのダブル流行の懸念でワクチン需要が高まったが、結果的にインフルエンザは流行しなかった。この経験と記憶は今シーズンの接種動向に影響するのか。10月中は例年の6割程度になるという供給制限の影響は。m3.com意識調査で尋ねた。(m3.com編集部・軸丸靖子)

【調査の概要】
調査期間:2021年9月21日-27日
対象:m3.com医師会員
回答者総数:965人(勤務医746人、開業医219人)
統計に基づく世論調査ではありません
「今シーズン、インフルエンザは流行らない」が6割
 昨シーズンは、「COVID-19とのダブル流行を避けたい」とインフルエンザワクチン接種が積極的に推奨されたが、結果的にはインフルエンザの発生報告はほぼなく、ダブル流行も起こらなかった。要因としてまず指摘されたのは、「手洗い・うがい、マスク着用、3密防止」という国民レベルでのCOVID-19対策の徹底だ。夏季に南半球の温帯地域でインフルエンザの流行がなかったこと、夏~秋にかけての沖縄でも流行が見られなかったことなども、昨シーズンに流行がなかったことの傍証となった。

 この経験と記憶は、今シーズンにどのように作用するのか。

 2021年の夏も、南半球の温帯地域でインフルエンザの流行は起こらなかった。夏~秋にかけての沖縄での流行もなかった。感染症週報(IDWR)の第39週(2021年9月27日~10月3日)までの定点あたり報告数を見る限り、昨シーズンと今シーズンの動向は同じで、流行の兆候は見て取れない。

 ただ、日本感染症学会は、(1)南半球の亜熱帯地域ではインフルエンザの小流行が起きている、(2)昨シーズンに流行がなかったため、社会全体の集団免疫が形成されておらず、海外からインフルエンザウイルスが持ち込まれれば大きな流行になる可能性がある、(3)英国政府は、今シーズンは早期に流行が始まり、例年の1.5倍の流行規模になる可能性を示している――として、インフルエンザワクチンの積極的な接種を推奨している状況だ。

 これらの状況を踏まえ、m3.com会員医師に対し、今シーズンに日本でインフルエンザが流行すると思うかどうかを尋ねたところ、「流行すると思う」との回答は全体の16.0%にとどまる一方、「流行しないと思う」との回答は62.4%に達し、回答医師の6割以上が今シーズンもインフルエンザの流行はないと考えていることが示された 。


 自由回答にも、「今年は少数と思われる」(脳・神経科勤務医)、「マスクが普及したために流行しないと思う」(整形外科開業医)、「マスクを正しく装用して自粛を続ける事でインフルエンザも回避できる」(眼科勤務医)、「人々がこのまま感染予防に努力すれば、インフルエンザの流行も抑えられるのではないか」(産婦人科勤務医)と、今シーズンもCOVID-19対策がインフルエンザの流行抑止に有効に作用すると考える意見が多く寄せられた。

コロナ禍でワクチン需要は減るのか、増えるのか
 問題は、インフルエンザの流行如何にかかわらず推奨されるワクチンの接種だ。「昨シーズンは流行らなかった」という国民の記憶は、接種動向にどのように影響すると会員医師は考えているのだろうか。

 調査で今シーズンのワクチン接種の需要を予測してもらったところ、「例年通り」との回答は37.9%にとどまった一方、「多少増える」と「多少減る」(21.3% vs. 22.3%)、「大幅に増える」と「大幅に減る」(10.4% vs. 8.1%)がそれぞれ拮抗し、意見が分かれた。

 この回答を診療形態別に見ると、「ワクチン需要は多少減る/大幅に減る」と考えている割合は勤務医より開業医の方で高く(29.0% vs. 35.2%)、「ワクチン需要は多少増える/大幅に増える」と考えている割合は勤務医の方が開業医より高い(34.3% vs. 22.8%)という傾向が見られた。


「コロナ対策をしていればインフルワクチンは不要」?
 自由意見では、「飛行機などでの国内、国外への移動が昨年より多くなっており、インフルエンザの持ち込みや持ち出しも増える。昨年流行ってない分、抗体を持っていない人が多く、ワクチンを打っておかなければ昨年よりは広がりやすいと思う」(内科開業医)、「手洗い励行が習慣化されてもインフルエンザ予防接種は必要」(内科勤務医)、「流行する、しないにかかわらず接種するべき」(呼吸器科開業医)、「間違いなく接種数は増える」(循環器科開業医)とワクチン接種の重要性を強調する意見が複数寄せられた。

 その一方、「昨年、各々の感染予防対策によりインフルエンザ患者は大幅に減少した。今年のワクチン希望者も大幅に減ると予想する」(内科勤務医)、「南半球で流行っていなかったようですし、今年も流行しないでしょう。ワクチン接種も希望者は少ないでしょう」(循環器科開業医)、「コロナ対策さえしていればもはやインフルエンザワクチンは不要」(消化器科勤務医)、「マスコミが煽らない限り接種希望者は少ないと思う」(循環器科開業医)、「必要性を感じない」(脳神経科開業医)と、ワクチン需要の減少を示唆する意見も多く寄せられた。

ワクチン納入の遅れ、影響は?
 こうしたインフルエンザの流行予測や需要予測は、インフルエンザワクチンの発注量設定に影響を及ぼすのか。

 この点について、インフルエンザワクチンの発注を行う回答医師874人に例年と比べた今シーズンの発注量を尋ねたところ、「例年通り」が62.2%を占めたが、「大幅に増やす/多少増やす」が17.8%、「大幅に減らす/多少減らす」が19.9%と、発注量の調整を検討する意見も少なくないことが分かった。

 発注方法も、「初期に確保して、余りそうなら返品する」(34.0%)より「初期に確保せず、接種の予約状況を見ながら追加発注をしていく」(50.2%)という意見が多く、様子を見ながら判断しようという姿勢がうかがわれた。

 実際、ワクチンを確保しようにも、資材不足の影響でインフルエンザワクチンの供給が例年より遅れているという事情もある。国はあらかじめ「10月分は例年の6割程度になる」という通達を出しているが、需要量と供給量のどちらも読みづらいのが今シーズンの実情だ。

 通達の影響について意識調査で尋ねたところ、「大いに影響がある」「多少は影響がある」との回答が60.3%に達した。自由意見では、「接種希望者の予測が困難で、(10月分が)6割程度と言うのが果たして少ないのか十分なのか読めない」(整形外科開業医)、「入荷量が分からないので予約の受付が行いにくい」(小児科開業医)という意見が寄せられた。

番外:2種類のワクチン、医師の興味関心は他のところにも?
 自由回答にはこのほか、「新型コロナワクチン3回目接種との兼ね合いに興味がある。相加効果のようなものはあるのだろうか?」(産婦人科勤務医)、「不活化ワクチンと mRNAワクチンとの違いをしみじみ体で実感したい」(精神科勤務医)といった意見も寄せられた。2種類のワクチンを近接した時期に接種する“今シーズンならでは”の事情に、医学的な関心も刺激されているようだ。

投稿者: 大橋医院

2021.11.02更新

 横浜市立大学の木村弥生准教授、梁明秀教授らの研究グループは、新型コロナウイルス感染症重症患者の予後と密接に関係する血清たんぱく質を明らかにしたと発表した。予後不良の患者と予後良好の患者では、27種類のたんぱく質の量が異なっており、量の違いが全身の炎症反応他心血管障害を引き起こしていると示唆された。バイオマーカーとしての活用が期待される。

 新型コロナ感染症患者の多くは軽度の呼吸器症状の後、回復する。だが、約20%の患者が呼吸不全を起こし、酸素吸入が必要となる。大規模な流行期には症状の進行を正確に予測し、限られた医療リソースを最適に配分することが重要となる。

 研究グループは、重症患者の入院時血清をプロテオーム解析により、網羅的に探索した。結果、予後良好と予後不良患者では27種のたんぱく質で量が大きく異なっており、このうち15種類がウイルス免疫応答であるサイトカインシグナルによって制御されるものだということを突き止めた。

 ELISA法による詳細な分析では、「CHI3L1」「IGFALS」という2種類のたんぱく質が予後マーカーとして機能することが明らかになった。今後、サンプル数を増やし、予後予測バイオマーカーとしての精度や有用性を検証する。

投稿者: 大橋医院

2021.11.01更新

<恋は禁物>大橋医院 大橋信昭

 医師になってはじめて、病棟の患者さんの主治医になったときのことは忘れがたいものがある。その患者さんは30歳前後の人妻であり、八千草薫の若いころのような人だった。心臓弁膜症である。詳しくは僧帽弁閉鎖不全である。24歳の私にとって、これは試練なのである。まず、医師であること、男の感情を捨てること、相手を女性として意識してはいけないのである。しかも、私は心臓の専門医を目指しているのだ。心音はしっかり聞かなくてはいけない。弁膜症なのだ。心臓の音に全神経を集中しなくてはいけない。弁膜症なのだ。心臓の音に全神経を集中しなくてはいけない。そのそばにある、美しい乳房と乳首は意識してはいけないのだ。

 教授の質問は怖いし、鋭い。「どんな心雑音であったか?検査はしっかりしたのか?何を赤い顔をしているのだ!」分かっているし、そんなことは百も承知だ。それがどうも冷静になれないのだ。カルテには所見を書かねばならない。どんな心雑音か?理学的所見、今後の検査計画、治療方針など、やることは一杯なのだ。

 勇気をもって、カルテと聴診器をぶらさげ、彼女のところへ行く。問診だ。病歴聴取、いつから、どんなだったか、最近の調子はどうか、とろけるような解答だ。いよいよ心雑音を聞く。心音に集中するのだ!それにしても綺麗な人だ、甘酸っぱいにおいがする、馬鹿!俺は医者だぞ!何を考えているのだ?次に心電図を記録する。胸部誘導は第4肋間胸骨右と左にV1,V2,左乳頭直下にV4,V4とV2の間にV3,乳頭の左にV5,V6が続く。心電図に集中だ。乳頭はどうでもよい。心臓超音波検査だ。ビームを彼女の左乳房に置く。画像に集中だ!まだまだ検査がある。心音図だ。やたらと彼女をヌードにせざるをえない。当たり前だ。医師として仕事をしているのだ。

 心臓カテーテルの検査がやってきた。彼女は泣きそうに怖いと私の耳元で囁いた。甘い息が私の耳をくすぐった。馬鹿!カテーテル検査は命がけなのだ。まだわたしは新米なので、彼女の全身状態を見る係であった。オールヌードにさせられ、股動脈や大伏在静脈を穿刺され、カテーテルは彼女の心臓の中を躍っていた。最後に造影剤が勢いよく左心室に流された。彼女は苦痛のあまり、私の手を握った.柔らかい手であった。いけない、心臓カテーテルの検査を頭にたたきいれるのだ!

 無事病室に帰され、私は穿刺された彼女の左股の出血が内科、よく確認せねばならなかった。治療方針も決まり、彼女の退院日が近くなった。妙に寂しくなった。しかし、弁膜症は治ったわけではない。外来でお逢いできるだろう。

 退院の日、彼女は綺麗に着飾り、まぶしかった。いけない、相手は病人だぞ、私は医者だ。その後、外来で意識的によくお逢いするようにした。

 転勤の日が決まった。いよいよ引っ越しだ。名護屋を去る日、彼女は誰もいない外来に、一人立っていた。

「どうしたんですか」「転勤されるそうですね」「はい」「お世話になりました。向こうでも頑張ってください」と頭を下げた。真っ赤な顔でろくに挨拶が出来なかった。医師に恋は禁物だ。

 

投稿者: 大橋医院

2021.10.27更新

エナルモンデボー筋注液250mg

内分泌 男性 陰茎肥大、持続性勃起、特に大量継続投与により精巣萎縮・精子減少・精液減少等の精巣機能抑制

男子性腺機能不全
1回250mgを2〜4週間ごとに筋肉内注射する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
精巣の精細管に作用して精子形成を促進する。
<院長のみでコンサルトし、院長自ら筋注しましょう>
いつまでも男性現役でいたい!
おおはし

投稿者: 大橋医院

2021.10.25更新

概要
痛風とは、尿酸が関節や腎臓のなかで結晶となってとどまることで、関節に激しい痛みを起こしたり、腎機能障害をもたらしたりする病気です。初期症状である手足の違和感があるうちに治療を開始すれば、痛風発作を未然に防ぐことが可能です。また、痛風の患者さんが増加した原因は、食生活を含め生活習慣の西洋化によると考えられています。
原因
痛風は高尿酸血症に起因する病気です。尿酸は、プリン体(プリン環の構造を持つものの総称。核酸の代謝産物)が分解されることでできる物質です。プリン体を多く含む食べ物を取り過ぎたり、代謝経路のどこかに異常ができたりすると、体内のプリン体は少しずつたまっていきます。プリン体が体内で分解されると、最終産物の尿酸がつくられます。
産生された尿酸は、腎臓や腸管から排出されます。血液の尿酸値は、体内で産生された量と排泄された量のバランスによって決まります。血液中の尿酸値が上昇すると、高尿酸血症が出現します。尿酸が関節や腎臓のなかで結晶となると、さまざまな症状が現れます。
症状
痛風の前兆として、患部の違和感やむずむずした感じを訴える方が多いといわれています。痛風の前兆が現れた段階で治療ができなかった場合には痛みが生じ、通常24時間以内に痛みのピークを迎えます。痛風発作の痛みは耐え難いほどの激痛で、日常生活が困難になる方もいるほどです。その後、強い痛みが2~3日続き、1~2週間で症状は治まります。また、痛風になると、痛みを生じた箇所は赤く腫れ上がり、熱感を伴います。
さらに、高尿酸血症を放置しておくと、手足の関節や耳たぶの皮膚の下にも尿酸塩の結晶が沈着してこぶのようになります。これを痛風結節といいます。痛風結節は、痛風発作と違い痛みが生じることはありません。しかし、進行すると、関節が変形したり骨の破壊が起こったりして日常生活に影響が出ます。
検査・診断
痛風の検査では、はじめに痛風関節炎や痛風結節の有無が診察で確認されます。また、血液検査や尿検査を行うことで、血清尿酸値や尿中尿酸排泄量といった数値も調べるのが一般的です。痛風は体内に蓄積される尿酸の結晶化によって引き起こされる病気です。そのため、検査では尿酸値の測定が中心となります。

体内にたまっている尿酸の量は、血液検査で調べることができます。血液検査で尿酸値を調べ7mg/dl以上の結果が出た場合、痛風のリスクがある「高尿酸血症」の状態です。

高尿酸血症とは

通常、体内で作られる尿酸の80%は排尿によって体外に出ていきます。排尿頻度の低下、尿酸の増加などによって体内に尿酸がたまると、血液中の尿酸値が正常な値を大きく超えることがあります。

この状態が「高尿酸血症」です。
7mg/dl以上の尿酸値を超えると、高尿酸血症と診断されます。
関節レントゲン検査
関節にて結晶化した尿酸を確認するために、関節のレントゲン撮影が行われる場合があります。ただ、痛風の初期には血液検査と患者様の申告による症状の様子、タイミング等を総合的に判断する診断が一般的です。
レントゲン検査は主に、痛風と他の類似した病気を鑑別するために行われます。

痛風と似た病気には以下のようなものがあります。
偽痛風
関節で「ピロリン酸カルシウム」が結晶化することによる発症するのが「偽痛風」です。レントゲン撮影では、関節に石灰化が確認できます。
関節リウマチ
関節リウマチを患うと、痛みが慢性的になるだけではなく、関節の変形により歩行が困難になってしまいます。レントゲン撮影では、関節の状態を確認し、痛風かリウマチかの判断を行います。
外反母趾
足の指に痛みがある場合は、外反母趾の可能性もあります。外反母趾の場合、親指の付け根の骨が、外側に大きく突き出すのが特徴です。
不安な方は一度検査を
ストレスの多い生活、アルコールや塩分を多く摂取する食生活など、痛風のリスクが高い生活を送っている方は一度検査を受けてみてはいかがでしょうか。健康診断の血液検査で、尿酸値が徐々に上がっている方も要注意です。

診断が困難なケースでは、滑液中の尿酸塩結晶を調べることがあります。また、骨の状態を確認するためにレントゲンの撮影による検査が行われることもあります。
治療
治療では、高尿酸血症の改善が重要です。痛風発作の痛みに対しては、鎮痛薬を使って速やかに痛みを和らげます。痛風発作が治まったら、血中の尿酸値を下げるために尿酸降下薬の服用を開始します。薬物療法のほかに大切なのが、生活習慣の改善です。食生活や生活習慣が原因となる高尿酸血症はメタボリック症候群のひとつと考えられています。

痛風の食事

①プリン体を多く含む食品を控えましょう
体内の尿酸は800mg~1.2gあり、細胞が壊れて出てくる核酸の異化によってと、プリン体の生合成により700mgの尿酸が産生されます。これに対して、食事からのプリン体摂取は尿酸にして300~400mgですので、食事の制限よりも体内での生成を抑えるほうが大切となっています。しかし、尿酸は水に溶けにくく、排泄量が大きくないことから食事プリン体制限も必要となります。
食品中のプリン体が分解された最終産物が尿酸になりますので、尿酸値が高い人はプリン体を多く含む食品を控える必要があります。
プリン体を多く含む食品
あん肝、レバー、モツ、白子、牛肉ヒレ、ロース、えび、かにみそなど、主に動物性食品に多く含まれています。

魚の内臓
内臓を除くだけでも、プリン体は減少します。
いわしは、プリン体を多く含みますが、目刺し、煮干し、しらす干し、ちりめんじゃこ、アンチョビ、オイルサーディンも同じイワシです。
酒の肴としていわしの丸干し、朝食でのしらす干し、みりん干し、だしの素となる煮干しなど良く使われますので、気をつけましょう。またこれらは、塩分も高いので注意が必要です。

肉や魚のプリン体を減らす調理法
プリン体は、水溶性なため料理をするときには水中に溶け出します。肉や魚は茹で汁を捨てることにより、プリン体を減らせます。

旨味のする汁
プリン体は、水溶性なため、煮干し、かつお節、干ししいたけを使った出し汁には、プリン体が溶け出します。出し汁を使った料理にも注意が必要です。また、調味料のだしにもプリン体の一部である、旨味成分のイノシン酸を含むため使用には注意しましょう。
豚骨、鶏がらを使用したラーメンやスープ、肉を焼いたあとの肉汁など、旨味のする汁の部分にはプリン体は多く含まれていますので控えましょう。

②体内での尿酸の産生を抑え、排泄を良くしましょう

1. アルコールを控えましょう
アルコールは肝臓での尿酸産生を増加させ、アルコールが体内で分解される時に作られるアセトアルデヒドは腎臓からの尿酸排泄を阻害します。またアルコールの飲みすぎは、高エネルギーとなり、エネルギー過剰につながり肥満の原因になります。これらのことからも、高尿酸血症の人は蒸留酒、醸造酒など種類に関係なく飲酒の制限が必要になります。とくにビールは他のアルコール飲料と比べてプリン体が多く、エネルギーも高いので特に控えましょう。アルコール飲料の一日に取る目安は、ビールなら、小1本程度、日本酒なら一合弱、ウイスキーならシングル2杯程度、ワインなら200CCのいずれかに抑えましょう。

2. 果糖を控えましょう
果糖は尿酸産生を促進させるため摂取には注意が必要です。果糖は果物に多く含まれていますが、砂糖にも半分含まれます。果物、砂糖の過剰摂取は控えましょう。

3. 脂肪を控えましょう
高エネルギーであることと、尿酸排泄を低下させることから控えることが大切です。 

③水分を十分にとりましょう
水分を多く取り、尿量を多くすることで尿酸の排泄を良くし、尿中の尿酸を薄めるようにしましょう。一日の尿量は、2l以上になるようにしましょう。
水分といっても、アルコール飲料、ジュース、缶コーヒー、清涼飲料水などは高エネルギーになりますので控えましょう。水、ウーロン茶、お茶、麦茶などを十分にとりましょう。

④野菜は十分に取りましょう
野菜は、ビタミン、ミネラルを多く含むアルカリ性食品です。
体内の酸性、アルカリ性は食事に関係なく調節されていますが、、尿中は食事のとり方により多少変化します。尿酸は、アルカリ性、中性によく溶けます。尿酸の排泄を促進させるためにも、野菜、果物、いも類などのアルカリ性食品を十分にとりましょう。
腎臓結石の予防にもなります。

⑤塩分はは控えましょう
痛風は、高血圧、高脂血症などを悪化させます。血圧に関係する塩分は控えましょう。

⑥バランスの良い食事にしましょう
高尿酸血症の人は 肉や魚に片寄った食事をしている人が多いのも特徴で このような場合、芋類、野菜、海藻、キノコ類などを適度に取り入れたバランスの良い食事を心掛けることが必要です。
バランスの良い食事は、合併症となる動脈硬化や腎臓病の予防のためにも必要です。

 

投稿者: 大橋医院

2021.10.25更新

 昨年末の12月29日、中国の習近平国家主席が入院し、脳内の動脈瘤の手術を受けたとのニュースが世界を駆け巡った。このニュースは米国内の中国人民主化活動グループやインドのチベット亡命政権などの団体が「非常に重要なニュース」として確認に走り、日本の中国問題専門家にも問い合わせの電話やメールが入った。

中国 習近平
 このため、「重篤か」などとの憶測を生んだが、当の習氏は今年元日に「「新年の演説」で姿を現しており、たんなる「ガセネタ」と一笑に付す向きもあった。しかし、演説は録画であり、収録が手術の前に行われた可能性も否定できない。また、習氏の手術が事実ならば、中国の最高指導者の生命にかかわることだけに、一概に無視するわけにはいかないだろう。

 このニュースを報じたのは「路徳社」(Lude Media)というメディアで、米国在住のユーチューバ-、王丁鋼(Wang DingGang)氏が2017年に立ち上げたもの。朝晩2回中国関連のニュースを配信している。

 そのバックには大富豪で、習近平指導部に反対の立場をとる米国在住の郭文貴氏がついており、運営資金を提供しているのに加え、中国の内部情報を流しているといわれる。

 今回の習氏の脳動脈瘤手術については、「習近平の身近にいる人からの情報」として、「習近平はすでに数回介入治療を受けていた」と伝えている

内部分裂は必須で、国外亡命者が世界中に離散、日本は中国人の移民を阻止せねばいけない!

新疆ウィグル自治区、香港、多数の人を苦しめた習近平は天罰を受けねばいけない!

 

投稿者: 大橋医院

2021.10.25更新

 貧血とは血液中の赤血球に含まれるヘモグロビンの量が少なくなった状態のことです。
ヘモグロビンは全身に酸素を運ぶ重要なはたらきをしています。しかし、ヘモグロビンの量が少なくなると運べる酸素の量も少なくなって全身が酸欠状態となり、めまいや立ちくらみ、頭痛などのさまざまな症状が現れるようになります。
特に女性は月経で血液を失うため貧血になりやすく、中でも若い女性はダイエットや偏食など不摂生な食生活によって貧血になる人が増加傾向にあるとされています。一方、男性の貧血は消化管に出血が生じる病気を始め、さまざまな病気が疑われます。
生活の中で生じることのある些細な症状の原因が実は貧血ということも多いです。しかし、中にはほかの病気が原因となっている可能性もあるため、気になる症状がある場合は医師に相談することが大切です。
貧血にはさまざまな種類があり、治療は種類や原因に応じた治療が行われます。
貧血にはさまざまな種類があり、代表的な貧血の種類は以下のとおりです。
鉄欠乏性貧血
ヘモグロビンの元となる鉄が不足することによって生じる貧血です。貧血の約60〜80%を占めるといわれます。
赤血球に含まれるヘモグロビンが少なくなるため、赤血球の大きさが小さくなるのが特徴です。
再生不良性貧血
血液を作る役割を持つ骨髄のはたらきが低下することによって起こる貧血です。指定難病にもなっており、赤血球だけでなく白血球・血小板も減少します。
骨髄異形成症候群
一般的にがんの1つとして知られており、赤血球を産生する骨髄のはたらきの異常によって主に貧血が生じます。また、白血球や血小板の減少を伴うことが多いです。
再生不良性貧血と同じく骨髄の異常で発症しますが、骨髄異形成症候群の骨髄は、正〜過形成であるのに対して、再生不良性貧血は低形成であり、それぞれで治療法が異なるため鑑別が必要です。
巨赤芽球貧血
ビタミンB12や葉酸の不足で赤血球が減少することによって起こる貧血の総称です。赤血球が大きくなることから、巨赤芽球性貧血と呼ばれます。
ビタミンB12が不足する原因としては、胃の壁細胞に対する自己抗体が生産されたり、胃を切除したりすることによってビタミンB12の吸収に必要な内因子が胃から分泌されにくくなることが挙げられます。また葉酸は、アルコールの飲みすぎや野菜などの摂取不足のほか、特定の薬物の服用によって吸収されにくくなることがあります。
溶血性貧血
赤血球にも寿命がありますが、溶血性貧血はさまざまな原因により赤血球が通常よりも早く壊れ、ヘモグロビンが流出することによって起こる貧血です。
赤血球に対する自己抗体が産生されるなど病気によって起こるものもあれば、マラソンや長距離歩行などによって起こることもあります。典型的な例では、皮膚や目の結膜が黄色くなります。
腎性貧血
腎臓からは、赤血球の産生を調節するエリスロポエチンという造血因子が作られています。腎性貧血とは、腎臓が悪くなることでエリスロポエチンの産生が低下して起きる貧血です。
慢性炎症に伴う貧血
慢性関節リウマチなどの慢性炎症があると、体の中で鉄の囲い込みが生じるようになり、鉄の利用が妨げられます。つまり、体の中に鉄は十分存在しても、鉄が利用されにくくなって鉄欠乏性貧血のような状態になってしまいます。
原因
貧血の原因は種類によって異なります。
貧血の半分以上を占める鉄欠乏貧血の場合は、ヘモグロビンの元となる鉄が不足することが原因です。具体的には鉄の摂取不足のほか、妊娠・授乳による鉄の需要増加、月経や消化管からの出血による鉄損などによって不足します。また、病気の治療などで胃を切除した場合、胃酸の分泌が少なくなることで鉄の吸収が弱くなることもあります。
このほか、巨赤芽球性貧血の場合は、ビタミンB12や葉酸の不足、病気、別の病気の治療や治療薬が原因となって生じることもあります。また、赤血球に対する自己抗体ができたり、赤血球を作る骨髄が病気や慢性炎症にかかっていたり、腎臓が悪くなりエリスロポエチンの産生が減っていたりすることなどが原因の場合もあります。
症状
貧血に伴って現れる症状は以下のとおりです。
• めまいや立ちくらみがある
• よく頭が痛くなる
• 息切れがする
• 倦怠感(けんたいかん)がある
• 疲れやすくなる
• 味覚がおかしくなる
• 朝すっきりと起きられない
• 集中できなくなる
• 顔色が悪くなる
• 胸が痛む(心臓病など心臓のはたらきが低下しているため)
• 爪がもろくなる
• 口角炎や舌炎が生じる
• 飲み込みづらくなる
など
このように、貧血で現れる症状は実にさまざまです。症状が強くなると、やる気が起きないなど日常生活に支障が出ることもあります。また、時に無症状で、健康診断などで行われた血液検査の結果から貧血を指摘されることがあります。
検査・診断
貧血であるかどうかを調べるためにまず血液検査が行われ、赤血球数(RBC)やヘモグロビン濃度(Hb)、ヘマトクリット値(Ht:赤血球の容積の割合)などの数値を調べます。そのほか、貧血になった原因を特定するため、女性の場合はや子宮がんなどの婦人科系の病気、閉経後の女性や男性の場合は、ポリープ、がん、などの消化器科系の病気などの検査が行われます。そのほか骨髄が原因である場合には、骨髄検査が行われます。
<治療>貧血の治療では、まず貧血の原因となる病気が存在しないか確認するところから始め、原因が病気の場合にはそれに応じた治療を行います。鉄欠乏性貧血の場合は、主に鉄剤の内服が検討されます。食事療法では、栄養バランスが整った1日3食の食事を基本として、貧血の改善につながる栄養素や食べ方のポイントなどを指導します。また、重症の貧血場合(たとえば強い症状が出ていたり、心臓の負担が大きかったりする)には、輸血が行われることもあります。
予防
貧血では、食事から鉄分を摂取することが大切です。成人した日本人の場合、1日に食事から摂取する鉄の量は男性で7.5mg、月経のある女性では10.5mg、月経のない女性では6.5mgが推奨されています。吸収率の高いヘム鉄を多く含むレバーやかつおのほか、非ヘム鉄を豊富に含む豆製品や小松菜、ひじきなどを意識的に摂取するとよいでしょう。また、鉄の吸収を助けるビタミンCや動物性たんぱく質などを積極的に取りましょう。胃酸を十分に分泌させ吸収をよくするために、よく噛んでゆっくり食べることも効果的です。
このほか、無理なダイエットをしたり朝食を抜いたりするといった自分の食生活を見直すことも必要です。通常の食生活でこれらの栄養素を取ることができない場合は、サプリメントなどの食品を取り入れるのも1つの手段です。
特に女性はライフステージに応じて貧血が起こりやすい時期があります。月経のある間は婦人科系の病気によって貧血が生じることもあるうえに、妊娠中は栄養が不足しやすいことで貧血が生じることもあります。男性の場合は消化管の病気による貧血の可能性があります。気になる症状があれば病院の受診を検討しましょう。

 

投稿者: 大橋医院

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