大橋院長の為になるブログ

2020.05.27更新

新型コロナ もっと細胞性免疫に脚光を!!

covid-19は新ウイルスで免疫を持ってないからインフルエンザより遥かに怖いという。またSERSと違って感染しても若者の無症状者が圧倒的に多いから感染拡大という意味では逆に怖いという。

いわゆる液性免疫(中和抗体)を持っていないのに何故かからない人や無症状者が多いんだ?? これを説明出来る理屈はただ一つ、 マクロファージ、CTL、NKなどによる細胞性免疫の強弱がCovidー19の発症に大きく関与するということだすよね? BCGによる抑制理論も根本はそれ。脚光を浴びつつあるイベルメクチンも細胞性免疫への関与が示唆されている。

であるのに世界は獲得できるかも不確実で時間のかかる中和抗体ワクチン開発競争の話題ばかり。まず細胞性免疫を強化して新型コロナに打ち勝とうという話があまり出てこないのは何故?? COVID19に無症状者が多い事実がこの新敵との闘いに細胞性免疫が大きく関与している事が明らかなのに。

免疫に関しては門外漢なのですが、ガン撲滅がいまだに出来ていないことを考えると細胞性免疫を強化するというのが難しいことであるのは何となくわかります。ただし相手はガンより遥かにシンプルなウイルスなのです。
生活習慣、食品などなど、もっと専門家達が医学的に細胞性免疫を強化する裏付けのある事柄をもっともっと今アピールすべきでは。自粛せよ、ワクチン、治療薬を待てだけでは足らない。おおはしイベルメクチンはコロナに対しての夢の薬であるような予感がしてます。あと何故か否定論者が最近多いのですがBCGも個人的には絶対に効いていると思っています。

 

投稿者: 大橋医院

2020.05.26更新

胃腸風邪:この前、大垣の某市民病院へ腹痛で受診したら、改善を見ないので、当院へ来た。私は胃腸風邪と思い、SM散とビオフェルミンを処方したら、すぐに改善したので私が驚いた。某市民病院はミヤBMでも出したのか?

この前、朝から急激な腹痛を訴え救急車を使い、某市民病院を受診したら、カロナールを処方され帰された。翌日まで腹痛が我慢できずに、

私の診療所に来院されたがその痛み方は尋常ではなく、腹部XーPで巨大な大腸が映し出され、申し訳ないが又救急車で、某市民病院へ搬送、尿管結石という診断でその高校生は安堵を得た。

今日勉強会でどこのメーカーとは言えぬが、1Ampが17万円もする抗インターロイキン15拮抗薬の講義であった。こんな高い薬、私ども開業医では全く使えない。最近の新薬は、桁が違うのではないかと思うくらい、恐ろしく高い。こんな高い薬は某市民病院しか使えない。

最近、コロナで、開業医と某市民病院は仲が悪くなったのか?電話すると「先生はコロナを考えてませんか?」と事務員らしき、医師でない公務員が聞く。いや喘息の治療がうまくいかないから、セかンド オおおはしピニオンを聞きたいというと「当院はそのようなシステムになっていない」という。患者さんは、別の病院で呼吸器の専門医がいないと断られた。「ともかく私の紹介状を持った患者が行くからよろしく!」と電話を切った。「返事はコロナは考えらませんし、喘息は先生の治療で結構ですからお願いします」と書いてあった。みんながコロナでおかしくなっている。

投稿者: 大橋医院

2020.05.26更新

コロナ制圧タスクフォース:

<異分野の専門家が集まり合理的、客観的に研究推進>

慶應義塾大学は5月21日、感染症学、ウイルス学、分子遺伝学、ゲノム医学、計算科学を含む、異分野の専門家からなる共同研究グループ「コロナ制圧タスクフォース」を立ち上げたことを発表した。これは、同大と、東京医科歯科大学、大阪大学、東京大学医科学研究所、国立国際医療研究センター、東京工業大学、北里大学、京都大学の共同研究グループによるもの。

今、世界は、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症(COVID-19)による未曾有の脅威に直面している。専門家の見解によれば、このパンデミックは2~3年続き、この秋冬にも流行の第2波が到来することは必至の状況ともいわれている。こうした社会状況をふまえて、研究グループは「コロナ制圧タスクフォース」を立ち上げた。当初は少人数の医師と研究者による議論でスタートしたが、日本を始め全世界で、毎日、多数の死者が出ている現状を前にして、「医学」「科学」という観点から社会に貢献することはできないかと考える大勢の人が集まり、その輪が広がっている。ICUの最前線で診療に当たる人々、大学病院で働く医療スタッフ、地域医療の最前線を担う開業医、免疫学者、感染症学者、あるいはまた、こうした活動に共感をもつ一般の人々が、チームを作って新型コロナウイルス感染症をより理解し、合理的な予防や治療に資する、「客観的な」研究や情報の発信を目指している。

同タスクフォースのミッションは以下の通り。
1)できるだけ多数のCOVID-19に罹患した患者の検体(DNA、RNA、血漿)および臨床情報を集積することにより、国際協調も含めた研究の推進に資すること
2)臨床検体を用いた基礎的な研究を推進すること
3)ワクチン開発を推進すること

<HLA多型等、宿主側の遺伝的因子が重症化に及ぼす影響を明らかにする>

欧米諸国では、COVID-19による死者はすでに数十万人に及び甚大な被害が生じている。一方、日本を始めとする東アジア諸国では、これに伴う死亡率は欧米諸国と比較して低く、国際的にも注目されている。その要因として、高いマスク着用率と手指衛生遵守率、過去の類似ウイルス流行による潜在的獲得免疫の存在の可能性、BCG接種、特に日本においては国民皆保険制度を基盤とする医療システムと医療水準などが指摘されているが、「人種間での遺伝学的な相違」、具体的には、HLAを含むさまざまな多型がCOVID-19の重症化に重要な役割を担っている可能性が示唆されている。
 そこで、今回の研究では、まず、COVID-19で重症化した患者と軽症ないし無症状で終わった患者のすべての遺伝子配列を決定して、両者で頻度に違いのある多型を見つけることを目的としている。COVID-19の重症化に関わる因子の一つとして「サイトカインストーム」が注目されている。これは免疫細胞の機能やそれに反応した生体の反応を調節するサイトカインが、正常の応答の範囲を大きく逸脱して過剰に産生される結果、ウイルスに感染した細胞のみならず、正常の細胞・臓器まで障害されてしまう現象。このような現象も、遺伝子多型によって影響を受けている可能性がある。
 一方、新興ウイルス感染症の克服には有効なワクチンの開発が鍵となる。COVID-19の重症化に関与する日本人特有の遺伝子を特定できれば、COVID-19の重症化予測そして有効な治療薬の開発に役立つだけでなく、ワクチン開発の加速が期待される。また、研究グループは分子ニードル技術やオルガノイド技術などの独自の技術を有しており、SARS-CoV-2のワクチン開発にこれらの独自技術が相乗効果を生むことが期待される。

<独自の分子ニードル技術で効率よく安全性高い粘膜ワクチン開発を目指す>

研究チームは、共同研究機関(5月19日現在40病院)から日本人COVID-19患者の血液検体を600人分集積する予定。これらの検体を用いて、高解像度HLA解析、SNPアレイ解析、全ゲノムシーケンス解析、T細胞レパトア解析などの包括的な解析を行い、重症化例および軽症ないし無症候感染例を比較することにより、日本人COVID-19患者の重症化に関わる遺伝子を探索する。これを同定した後、次のステップとしてスパコンシミュレーションにより重症化に関わるSARS-CoV-2の抗原候補を同定し、重症化の予防により適したワクチン開発を行う計画だ。
 なお一連のゲノム解析については、すでに慶應義塾大学および大阪大学における倫理委員会で承認されており、協力医療機関の追加を募りつつ、承認された医療機関より逐次検体収集を開始している。また、コロナ制圧タスクフォースでは、COVID-19の重症感染者と軽症・無症候感染者の遺伝学的・免疫学的解析から得られる情報を基盤に、独自の分子ニードル技術に基づき、SARS-CoV-2に対する有効な粘膜ワクチンの開発を目指す。
 この技術で、ワクチンの成分を鼻腔や舌下など粘膜経由で接種すると、体内(細胞内)にウイルス抗原を届けることができるため、効率良くウイルスに対する免疫応答を誘導できる。加えて、分子ニードル技術を利用したワクチンの接種は、従来主流である皮下注射に比べて痛みも無く安全だ。

<多くの共同研究施設(医療機関)を募集中>

今回の研究では、COVID-19の重症化に関する遺伝子を探索するが、COVID-19の免疫応答に関与する遺伝子も網羅的に調べる。その成果を利用し、SARS-CoV-2のタンパク質配列のうち、効果的にCOVID-19の重症化を防ぎ、治癒や予防に結びつく部分を見つけ出すことが期待されている。
 コロナ制圧タスクフォースでは、多くの共同研究施設を募集している(https://www.covid19-taskforce.jp/)。2020年7月に、一旦収集した検体のヒト遺伝子を解析し、9月を目処に研究成果を速やかにまとめる予定だという。同解析によって、COVID-19の日本人における重症化関連遺伝子を明らかにすることにより、COVID-19診断時に重症化を予測し、医療行政の指標として活用することによって、COVID-19第2波、第3波での医療指針に反映させ、医療崩壊を防止することが期待される。さらに、得られる免疫学的遺伝子の情報を基盤に、多くの日本人に適応するSARS-CoV-2ワクチンのデザインに利用できることが期待される。なお、研究成果と研究の進捗は定期的にサイト上で更新されていく。おおはし

 

投稿者: 大橋医院

2020.05.26更新

LOX-index検査とは:LOX-index検査は、今後10年の脳梗塞・心筋梗塞の発症を予測する最新の血液検査です。
対象の方
・高血圧、脂質異常症、糖尿病にかかっており、動脈硬化が気になる方
・将来の脳梗塞・心筋梗塞の発症リスクが気になる方

LOX-index検査とは
動脈硬化の進行具合から将来の脳梗塞・心筋梗塞のリスクを判定する最新の血液検査です。動脈硬化の原因となる変性LDLとLOX-1という2つの物質を調べることで、リスクを測定します。
動脈硬化は自覚症状がないまま進行する場合がほとんどであり、ある日突然脳梗塞・心筋梗塞を発症してしまいます。

症状を自覚してから時間がないという点がガンとの一番の違いであり、最も怖い部分でもあります。動脈硬化は生活習慣の改善で比較的予防できる疾患であり、早めにリスクを知ることが大切です。

1.検査の予約
検査は予約制です。お電話でお申込みください
2.ご来院いただき、採血を行います(※)
検査結果が判明するまでに約3週間かかります。
3.医師がアドバイスをおこないます(木曜午後のみ)
アドバイス不要の方は、結果報告書を郵送いたします。
料金;アドバイスあり 12,000円(税別)
アドバイスなし 8,000円(税別)
※血糖値やコレステロール値など、一般の血液検査で分析される値は、検査方法が異なるため、LOX-index検査ではわかりません。一般の血液検査も同時に希望される場合は、予約時にご相談ください。おおはし

投稿者: 大橋医院

2020.05.26更新

日本医師会 COVID-19 有識者会議声明 ;新型コロナウィルス感染パンデミック時における治療薬開発についての緊急提言 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)は人類にとって経験のない疾患であり、この新規病 原体に対する有効な薬剤が模索されている。すでに複数の既存薬や候補化合物が、 COVID-19 に対する有効性を期待して用いられてきた。そのなかで 4 月末、予備的解析が実 施されたプラセボ対照ランダム化二重盲検比較臨床試験(ACTT1 試験)の結果に基づき、レ ムデシビルが、高いエビデンス・レベルで COVID-19 に対する有効性が確認された初めての 薬剤となった。これを受けて米国は 5 月 1 日にレムデシビルの緊急使用を承認した。わが国 でも特別承認制度による承認を取得し、5 月 8 日以後臨床使用が可能となった。今後レムデ シビルは、他の有効性および安全性に優れた薬剤の登場までの間、COVID-19 に対する標 準治療薬と位置づけられ、これを基準に薬剤開発が進められると予想される。 ACTT1 試験は、米国立衛生研究所アレルギー感染症研究所(NIH/NIAID)が主導し、日本 からも登録参加した国際共同臨床試験である。主要評価項目は回復までの時間とされ、参 加 1063 例が 1:1 の割合でレムデシビル群又はプラセボ群に割り付けられた。606 例の回復 例が得られた時点で実施された予備的解析の結果、回復までの時間の中央値はレムデシビ ル群で 11 日、プラセボ群で 15 日とレムデシビル群と有意に短縮された(ハザード比:1.31、 95%信頼区間:1.12〜1.54、p<0.001)1)。周到な研究デザインのもとにレムデシビルの効果を証 明したこの結果は画期的ではあるが、COVID-19 の特効薬に位置づけられるかどうかは、肝 障害などの副作用の問題もあり未知数である。そこで承認後も慎重に適正使用を心がけ、未 知・重篤な副作用が生じた場合は、速やかな報告が必須である。しかし COVID-19 を標的として 創薬された真の特効薬登場までの時間的猶予を得るためには、本剤は有力な薬剤といえる。 レムデシビルは、元来エボラ出血熱を標的として開発された薬剤である。しかし世界のいず れの国においても薬事承認取得には至っておらず、今回の COVID-19 を適応症として初めて 承認を得た新薬である。従って治療薬として使用するためには、今回のように早期に承認を 得る必要があった。一方で、現在治療薬の候補として検討されている薬剤には、すでに他の 疾患を適応として承認を得ているもの(既存薬)もあるが、これらの既存薬は、適応外処方で あるものの、日本の医療保険制度のもとでは一律には禁止されておらず、医師の裁量及び 患者のインフォームドコンセントにより、現時点においても COVID-19 に対する処方は可能で ある。 今回の COVID-19 パンデミックは医療崩壊も危惧される有事であるため、新薬承認を早め るための事務手続き的な特例処置は誰しも理解するところである。しかし有事だからエビデン スが不十分でも良い、ということには断じてならない。日本が主体的に活動している薬事規制 当局国際連携組織(ICMRA)は COVID-19 治療薬開発のためには、「適切に設計され、かつ 適切なコントロール群(即ち抗ウイルス薬または免疫調整剤を含まない群)を含むランダム化
2

比較試験(RCTs)」を実施することを求めており 2)、十分な検出力確保のための症例数設計が 重要である。特に COVID-19のように、重症化例の一方で自然軽快もある未知の疾患を対象 とする場合には、症例数の規模がある程度大きな臨床試験が必要となる。さらに、観察研究 だけでは有意義な結果を得ることは難しいことを指摘しておきたい。「観察研究により有望と された事項は、質の高いランダム化比較試験により厳格に確認または否定されなければなら ない」3)と述べられているとおり、適切な臨床試験の実施は必須である。 一般にランダム化比較試験に患者を登録するよりも、観察研究の方が患者の同意も取得し やすい。また試験参加医師の負担も少ない。パンデミック下の臨床研究ではその傾向がさら に顕著である。しかし Lancet の comment で JD Norrie 氏が警告するように、「エビデンスの 判定基準を下げる」という誘惑には抗うべきである。そうしないと当該薬の有効性は承認前に は証明されず、有効かつ安全な治療薬の開発にも悪影響を及ぼすであろう 3)。有効性を永遠 に証明できなかった薬剤は過去にも存在した。科学的に有効性が証明された治療を選ばず に証明されていない薬剤を患者が強く希望したために、治癒するチャンスをみすみす逃した 事例が過去にあったことを忘れるべきではない。そして「科学」を軽視した判断は最終的に国 民の健康にとって害悪となり、汚点として医学史に刻まれることなる。 最近 COVID-19 に感染した有名人がある既存薬を服用して改善したという報道や、一般マ スコミも「有効』ではないかと報道されている既存薬を何故患者が希望しても使えないのか、 と煽動するような風潮がある。またパンデミック下のランダム化比較臨床試験不要論を主張 する医師も存在する。しかし我が国が経験したサリドマイドなど数々の薬害事件を忘れては ならない。品質、有効性、および安全性の検証をないがしろにした結果の不幸な歴史をのりこ えるべく、今日の薬事規制が存在している。ある既存薬のランダム化比較試験は進行中であ り、近く結果の発表が見込まれる。 有効性が科学的に証明されていない既存薬はあくまで候補薬に過ぎないことを改めて強調 し、エビデンスが十分でない候補薬、特に既存薬については拙速に特例的な承認を行うこと なく、十分な科学的エビデンスが得られるまで、臨床試験や適用外使用の枠組みで安全性に 留意した投与を継続すべきと提言する。

References 1) レムデシビル・水性注射液、注射用凍結乾燥製剤(商品名ベクルリー)添付文書 2) COVID-19 治 療 薬 開 発 に 関 す る 世 界 規 制 当 局 ワ ー ク シ ョ ッ プ ; https://www.pmda.go.jp/int-activities/int-harmony/icmra/0006.html 3) John David Norrie. The Lancet(https://doi.org/10.1016/S0140-6736(20)31023-0).

 おおはし

投稿者: 大橋医院

2020.05.25更新

オンライン診療について:すっかりコロナ感染の影響を受けk手、在宅で仕事をすます人が増えた。パソコンによる仕事で済ましてしまい、

会社経営者も、オフィースが人が殆どいないことを自慢する。学校教育さえも、オンラインで済ましてしまえという暴言が出る。今日、東大の医学部を1995年に卒業し、天皇の主治医を数年経験し、今はデジタル会社の理事長である人がこれからは、「オンライン診療だ!」と主張した。1953年生まれの私は、今年、誕生が来て67歳になるが、電子カルテも嫌がった。電子カルテが目の前にあると、パソコンに気をかなり取られ、入ってきた患者さんを診なくなるからである。ヒポクラテスが言ったように、医者はその人を見た瞬間に病気が浮かんでくるくらい修行しなくてはいけないということだ。私も、患者さんが入ってきてから、そ人の行動パターンや、患者さんが言い出さない限り、聞かないが、その人の人生観、家族環境、育った歴史、趣味なども私の頭にいれる。そうでないと、診療が面白くない。僕は患者を物理的に接するのではなく、その人間と接するとことから診療がはじまる。Web上の講義が盛んだが、やはりその講師をアナログで見ないと、感動も半減である。私が漢方を40歳前に猛烈に勉強したのも、安城市で開業しておられた広瀬滋先生のオーラを受けたからである。医学部時代もかなり尊敬する先生がいたが、その人の持っているアナログ的魅力である。私はオンライン診療がこれからの主流になると、何回言われても、アナログで患者さんと半分無駄話を楽しみながら、コロナで電子時代と言われても変えるつもりはない。お腹を触らずして、腹痛が正確に診断できるのか?CTがあると言われても、やはり患者さんの痛いお腹を触らしていただくといおおはしう気持ちがなくてはいけない。外来患者数の激減、収入の激減など気になるが、今の患者さんとの触れ合いを楽しみにする外来を続行したい。

投稿者: 大橋医院

2020.05.25更新

C小児の予防接種が軒並み激減:米国
 全米でCOVID-19パンデミックに対する緊急事態宣言ならびに外出自粛命令が出された3月13日以降、小児の定期予防接種率が大きく低下し続けている(MMWR Morb Mortal Wkly Rep 2020; 69: 591-593)。麻疹混合ワクチン、非インフルエンザワクチンのいずれも前年同時期に比べ、予防接種の回数(注文本数)が著しく減少していた。
 解析を行った米国立疾病管理センター(CDC)国立予防接種・呼吸器疾患センター(NCIRD)のJeanne M. Santoli氏らは、「予防接種のための外出は不要不急ではない」と強調。外出自粛命令が緩和された際に、未接種児の間で麻疹などのワクチンで防げる疾患(VPD)の発症リスクが高まることに懸念を示し、地域の医療機関や保健当局などでの接種率回復のための取り組みが必要と呼びかけている。

OVID-19流行で高まる二次健康被害の懸念:

非緊急手術の「積み残し」増加が外科の体制を変える?:カナダ
 3月のCOVID-19パンデミック宣言以降、非緊急手術が2カ月もの間延期されていることにより、経時的に緊急度が高まる手術の「積み残し(backlog)」が増加しつつある。カナダ医師会雑誌(CMAJ)5月8日付ニュースでは、カナダ国内のがんや心疾患の待機手術の再開が遅れるほど、患者の予後の悪化やリスクの高い複雑な術式を余儀なくされるケースが増えるだろうとの外科医らの懸念を取り上げている。
 同ニュースでは、地域レベルで手術のためのスペースを他の施設の手術チームが利用できるように融通するWomen’s College Hospital(トロント)の試みを紹介している。ただし、この試みも延期される手術の増加にいつまで耐えられるか不安が残るようだ。同病院の関係者らは今後パンデミック前の日常に戻ることは容認されないと考えており、患者の手術割り当てが「医療機関の空き」ではなく、「最初に対応できる外科医のチーム」で判断されていくことが望ましいとの見解を示している。
都市封鎖の緩和に伴う超過死亡、程度によっては大きく増加:英国
 一方、都市封鎖の解除が、高齢者や心疾患、糖尿病などの基礎疾患を有する高リスク者の超過死亡に与える影響も試算され始めている。英国の30歳以上の国民380万人の診療記録を利用して、基礎疾患の有病率やパンデミック前の死亡率など実態を反映した解析(ロンドン大学5月12日付リリース 、Lancet 5月12日付電子版)では、都市封鎖の緩和の程度によっては、COVID-19流行による高リスク者の1年以内の超過死亡が3万7000から7万3000に達するとの予測も示されている。おおはし

投稿者: 大橋医院

2020.05.23更新

糖尿病患者とCOVID-19、データに基づくガイダンス公開

日本糖尿病・生活習慣病ヒューマンデータ学会は5月14日、糖尿病患者における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)についてのガイダンス「糖尿病のある人の新型コロナウイルス感染症への対応」の初版を公開した。「糖尿病があるとCOVID-19に罹患しやすいのか」など3つの疑問を設定し、最新の論文データに基づきまとめた考え方を示している。今後、知見の集積に応じて内容を更新・追加していく。
罹患リスクは変わらないが重症化リスクは上昇
 同学会は、糖尿病とその関連疾患について、ヒトのデータに基づいたエビデンスと、根拠に基づく医療・予防医学の発展・確立を目指す団体。今回のガイダンスでは、糖尿病患者にとってCOVID-19がどのような疾患であり、注意すべき点は何かについて、公表論文などを整理した。
 設定した疑問は、(1)糖尿病があるとCOVID-19に罹患しやすいか、(2)糖尿病があるとCOVID-19は悪化しやすいか、血糖コントロールは関係するのか、(3)COVID-19の予防に関して、糖尿病患者が特に留意すべき点は――の3つ。
 糖尿病とCOVID-19の罹患リスクについては、中国と米国のデータに基づき、COVID-19患者における糖尿病有病率と国全体の糖尿病有病率が変わらないことから、糖尿病があるからといって感染率自体に大きく影響することはないとの解釈を示した。
 一方、重症化リスクについては、メタ解析結果などを踏まえ、糖尿病患者がCOVID-19に感染した場合には、重症化や死亡のリスクが高まる可能性があると結論。さらに中国の報告を踏まえ、良好な血糖コントロールが予後の維持・改善に資する可能性はあるが、血糖管理の閾値が中国と日本では異なることから、わが国独自の検証を進める必要性を指摘しているoohasi

投稿者: 大橋医院

2020.05.22更新

生活習慣病は、中等症以上の睡眠時無呼吸症候群の頻度上昇に関連
京大ほか、研究成果は、「European Respiratory Journal」にオンライン掲載

アジア人集団で、生活習慣病とSASのリスクに関連はあるか
 京都大学は5月19日、滋賀県長浜市と共同で行った「ながはまコホート」事業において、肥満と生活習慣病がどのように睡眠時無呼吸症候群(SAS)と関連するかについて、アジア最大規模となる約7,700人のデータを分析し、生活習慣病に睡眠時無呼吸症候群がひそむことが明らかになったと発表した。これは、同大大学院医学研究科呼吸器内科学の松本健客員研究員、同附属ゲノム医学センターの松田文彦教授、同呼吸管理睡眠制御学の陳和夫特定教授らの研究グループによるもの。研究成果は、「European Respiratory Journal」にオンライン掲載されている。
 睡眠時無呼吸症候群は、日中の過度の眠気などで社会生活に重要な影響を与えるばかりでなく、心血管障害や糖尿病などの代謝障害の発生とも関連するため、近年多くの注目を集めている。また、肥満は生活習慣病発症予防、健康生活の最大の課題で、かつ睡眠時無呼吸の最重要要因とされる。しかし、肥満や生活習慣病と睡眠時無呼吸症候群との詳細な関連はわかっていない。
 ながはまコホート事業は、同大と長浜市が共同して行っている市民の健康づくりと最先端の医学研究を目的として実施されている事業。5年ごとに一般の特定健診項目に加えて、遺伝子解析を含む血液検査や睡眠検査などのさまざまな検査が行われている。この事業において、睡眠呼吸障害(大部分は睡眠時無呼吸)の程度と肥満の程度、生活習慣病(高血圧、糖尿病、脂質異常症、メタボリック症候群)のありなしを調査。参加者には、「客観的な睡眠時間」の評価のために腕時計型の認証されている加速度計と睡眠日誌を7日間、「睡眠時無呼吸症候群」の評価のためにパルスオキシメーターを4日間、それぞれ自己測定を依頼した。最終的に7,713人が解析対象となった。

高齢になるほど、肥満になるほどSASの頻度は上昇
 睡眠時無呼吸症候群のリスクは男女差、さらには閉経前後でも差が認められることが報告されているため、今回の研究においては閉経を含めた性差についても検討。その結果、睡眠時無呼吸の全体の程度と頻度は以下の通り。
正常範囲内41%(男性19%、閉経前女性74%、閉経後女性40%)
軽症47%(男性58%、閉経前女性25%、閉経後女性51%)
中等症10%(男性19%、閉経前女性2%、閉経後女性8%)
重症2%(男性5%、閉経前女性0%、閉経後女性1%)
 高齢になるほど、肥満になるほどその頻度は高くなった。特に40歳未満では、肥満度が25kg/m2以上になると、治療が必要な中等症以上の睡眠時無呼吸症候群の頻度は40倍にもなった。そして、男性>閉経後女性>閉経前女性の順に、同じ肥満度であっても睡眠時無呼吸症候群の頻度が高い結果であった。

「高血圧あり」で2.3倍頻度上昇、降圧剤の数が多い人は要注意
 また、たとえそのような肥満がなくても、生活習慣病があると中等症以上の睡眠時無呼吸症候群の頻度上昇との関連が高い結果だったことがわかった(高血圧ありで2.3倍、糖尿病ありで1.5倍、脂質異常症ありで1.5倍、メタボリック症候群ありで2.2倍)。これらの生活習慣病に肥満が重なると、さらにその関連度が上昇。つまり、肥満も生活習慣病もない人<生活習慣病だけある人<肥満だけある人<肥満も生活習慣病もある人、の順に、治療が必要となる中等症以上の睡眠時無呼吸症候群との関連度が高くなった。また、降圧剤の数が増えると睡眠時無呼吸症候群の頻度は有意に上昇することも判明した。一方で、眠気や主観的な睡眠の質の低下は中等症以上の睡眠時無呼吸症候群と関連は認められなかった。
 これまで肥満がとりわけ睡眠時無呼吸症候群の頻度上昇と関連することが注目されていたが、今回の結果からは、肥満がなくても生活習慣病があればその頻度上昇に注意する必要があることがわかった。「アジア人は欧米人よりも肥満が少ないため、睡眠時無呼吸症候群が少ないと思われていたが、他の民族での研究と比較しても、その頻度に大きな差はなく、やはり睡眠時無呼吸症候群の存在に注意する必要がある」と、研究グループは述べている。おおはし

投稿者: 大橋医院

2020.05.22更新

コロナ抗体検査薬は大手ほど精度高く : FDA、ロシュなど12品評価

米国食品医薬品局(FDA)は新型コロナウイルスの抗体検査薬について、米アボットやスイス・ロシュなどの計12品の性能を評価し公表した。抗体検査はウイルスに対する免疫獲得を調べるもので、感染の実態把握や回復患者の血漿の治療応用、新型コロナ特有の免疫状態の理解などにつながる。ただ、信頼性の低い抗体検査薬が出回っているとの指摘もあった。結果は臨床検査薬大手の精度が高い傾向だった。
 調査を実施したのは米国衛生研究所(NIH)傘下のフレデリックがん国立研究所。FDAが抗体検査の性能評価をまとめるのは初めてで、調査結果は緊急使用許可(EUA)審査の参考データにも用いるもよう。
 米国で最も早く承認された米セレックスの抗体検査薬は感染初期に発現するIgM抗体と感染後期に発現するIgG抗体の両方を迅速に調べるキットで、感度(陽性の検体を陽性と判定する割合)は93・8%、特異度(陰性の検体を陰性と判定する割合)は96%。ただ、有病率5%の場合、陽性的中率は55・2%、陰性的中率は99・7%と陽性的中率の信頼度は高くない。
 日本で販売計画のある抗体検査薬は高い精度が示された。8日に販売が始まった米アボットのIgG抗体検査薬の感度は100%、特異度は99・6%で、有病率5%の場合、陽性的中率は92・9%、陰性的中率は100%。
 日本で5月以降の薬事申請を計画するスイス・ロシュの抗体検査薬はIgMとIgGの両方を測定し、感度100%、特異度99・8%、陽性的中率96・5%、陰性的中率100%。
 5月下旬発売予定の米オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックスの製品はIgG抗体の検査薬の感度が87・5%、特異度が100%、陽性的中率が100%、陰性的中率が99・3%だった。おおはし

投稿者: 大橋医院

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