大橋院長の為になるブログ

2021.10.06更新

大橋医院のスタッフ;事務員2人

ナース、午前3人;午後2人:

いづれもやさしく、ベテラン、美女ばかり、目の保養になります。おおはしおおはし

投稿者: 大橋医院

2021.10.06更新

1時間の初診外来の中身
「あなたはHbA1c何%を目指したいですか?」
――糖尿病患者さんを診療する先生から「患者さんに病識を持ってもらえない」といったことをよく耳にします。一方で、糖尿病と診断された方が衝撃を受け、糖尿病であることを受容できなかったり、インスリン導入を人生の終わりのように受け止めたりすることがあるとの調査・研究もあります。そうした患者さんと、医療者側の溝をナラティブで埋めていっているように推察しました。先生のように富山まで通って精神心理や緩和ケアの専門家のアドバイスを仰ぐのは難しいと思いますが、日常診療で患者さんと前向きに治療方針を話し合えるポイントはありますか。

 今、私は東京都の杉並区と足立区の別々の病院に勤務しています。杉並区の病院は装飾品を身に着けた高齢の女性患者さんや大学の教員、商社マンといった背景の方が多いです。足立区の病院は循環器専門で、みなさん心筋梗塞などの既往があり、心疾患の発症を機に糖尿病が見つかったようなトラックやタクシーの運転手といった背景の方が多いので、患者層は幅広いと思います。

 私はそれぞれの病院にお願いして、初診だけは1時間枠を取ってもらい、8つの要点を軸に医療面接を行っています(表)。ざっくり言えば、前半の30分で患者さんの人となりやこれまでの人生をお聞きして、後半の30分で糖尿病の検査や空腹時、食後の血糖正常値やHbA1cの意義、そして「しめじ(糖尿病3大合併症)」の話をして、「HbA1cが9%を超えると10年から15年でこのくらい合併症が進んでいくけれども、6%だと寿命が来るまで合併症はほぼノーリスクですよ」というような説明を、模式図を書きながら行います。その上で「あなたは何%くらいのHbA1cを目指したいですか」と尋ねます。他にも糖尿病の病態ですね。胃、肝臓、筋肉、膵臓、小腸の絵を描いて、リンゴを書いてこれらの臓器でリンゴがどのように消化・吸収・代謝されていくのかを説明します。

表. 糖尿病初診外来で確認したい8つの要点

(提供:杉本氏)
食事による血糖曲線をイメージできるように
――患者さんの話を聞くだけでなく、糖尿病の病態についても詳しく説明されるのですね。

 そうです。「糖尿病にはインスリン不足で起こるタイプと、インスリンの過剰分泌があるにもかかわらず血糖値が下がらないタイプがあります。あなたはどちらの病態だと思いますか?」と尋ねたりもします。後者の場合は「肥満があると、脂肪肝により糖の取り込みが非常に障害されて膵臓が血糖を上げないように通常の2-3倍のインスリンを分泌することでそれを代償しています。これが糖尿病予備軍という状態です」という話をします。

 あとは食物が血糖に変わるメカニズムも説明します。消化吸収の速さが血糖コントロールには非常に重要で、例えば芯が残る程度にゆでるアルデンテのパスタを食べると吸収が遅くなるので血糖値が急に上がりにくい。一方、レンジで加熱する調理済みパスタなどでは食後血糖値の上昇が急峻になる。冷たいご飯だと血糖値のピークは緩やかですが、おかゆでは血糖値のピークが高くなるといったことです。

 三大栄養素の吸収や代謝の違いも話します。炭水化物の吸収が最も早くて100%糖に変わるが、タンパク質は吸収が遅くて100%アミノ酸に変わる。脂肪は最も吸収が遅くて脂肪酸とグリセリンに変わり、摂取から3時間以降くらいに血糖を上げることも説明します。蛍光ペンで三大栄養素の血糖曲線の違いをグラフで書きながら「自分で食べようとしている食事の栄養素の比率を考えて、それぞれの栄養素の血糖曲線が頭の中でイメージできるようになりましょう」と話します。全体で、だいたいA4のレポート用紙4、5枚を使うくらいのボリュームですね。

「医師との師弟関係では糖尿病は良くならない」
――患者さんの背景や理解度によって説明を工夫されることはありますか。

 説明の導入は、診察室に入ってきたときの患者さんの雰囲気や教育レベルなどを判断して変えるようにしています。働き盛りの方は、医療者から制限を中心とした指導で非常に傷ついていることも少なくありません。そういう患者さんに対してはまず、「糖尿病は患者さんが主体となって治していく病気です」と話します。「師匠と弟子のような医師・患者関係では、糖尿病は良くなりません」ということを理解していただきます。「患者さんは自分の人生の専門家です。医師はたかだか病気の専門家であなたの人生のことは何も知らない。自分の人生の専門家と病気の専門家がタッグを組んで意見を言い合いながら、あなたにとって一番良い方法を見つけていく。それが糖尿病治療の醍醐味ですよ」とも伝えます。

――栄養指導と薬を処方してもらうくらいの感じで来院しているのだとすると、患者さんは驚きそうですね。

 そうかもしれません(笑)。働き盛りで比較的若い男性の場合には「お酒、飲んでいますか」と聞いたりします。「1日五合くらい飲んでいます」と言われれば、「そこを一合に減らせませんか」と尋ねます。「それは難しいです」と言われれば、「では、まず三合に減らすということでどうですか」と2人で患者さんが実行できる一番良い方法を探っていきます。

 最近は「木を見て森を見ず」という諺もよく用いますね。「木」が病気で「森」は患者さんの人生。病気ばかりを見ていると全体が見えない。繰り返しますが、糖尿病は患者さんが主体となって取り組む病気なのです。初診の最初の30分で「あなたがどんな森に住んでいるのかを聞かせていただきたい。できるだけ、これまでの人生のいろいろな出来事や健康に対する信念のようなものを教えてください」と話します。若い人の場合はスティグマを意識した話をします。

糖尿病治療を難しくする「スティグマ」
「行いが悪いから糖尿病になったわけではない」
――スティグマとはどのようなことですか。

 「あなたのような若い年齢で糖尿病と診断されるのはつらいですよね」と切り出します。「糖尿病について、周囲からいろいろな誤解を受けるかもしれませんが、あなたの行いが悪いから糖尿病になったわけではありません」ということを話します。もともと「lifestyle related disease(ライフスタイル関連疾患)」という言葉を日本に持ってくるときに、厚生省(当時)が「生活習慣病」と訳語を当ててしまった。そのために糖尿病が生活習慣の問題、罹患した人の責任というような誤解が広がり、多くの患者さんが苦しんでいます。若い患者さんには「私は『生活習慣病』を死語にする会を立ち上げ、活動をしています。あなたも糖尿病への誤解に負けないで、一緒に頑張りましょう」と話します。「糖尿病は遺伝的な素因を持って生まれてきた人が妊娠や体重増加などの環境要因が加わって、遺伝子のスイッチが入ってしまうことで発病する。遺伝的素因を持たない人は妊娠や体重増加などがあっても糖尿病になりません。正しい知識を得て、周囲の誤解に負けないようしっかりと理論武装して、自信を持ってこの病気と付き合っていってほしい」と呼びかけます。スティグマがあると、糖尿病の治療が困難になることも多いのです。

――「『生活習慣病』を死語にする会」のサイトでは「生活習慣病という言葉は海外の研究や臨床ではほぼ使われていない」という記述を拝見しました。そう言われてみると、そうですね。

 ええ。欧米では特に使われていません。「生活習慣病」や「life style disease」という用語を用いた論文が発表されているのはほとんど日本やインドの一部ですね。2019年には、日本糖尿病学会でもアドボカシー委員会が設立されて、糖尿病にまつわるスティグマの解消に向けた取り組みが始まっています(下記囲み)。認知症や統合失調症も名称が変わったことにより、当事者や家族の苦しみが減ったといわれています。「糖尿病は生活習慣の乱れが主な原因」という誤解をなくしていくための活動はますます重要になっていくと思います。

【memo】
「糖尿病」病名が患者に不利益もたらす?
 2019年、日本糖尿病学会と日本糖尿病協会がアドボカシー委員会を設立した。同委員会では設立の背景に至った要因として(1)糖尿病とスティグマ、(2)医療情報の解釈、(3)医療者にも求められる意識改革――の3つを挙げている。周囲の糖尿病への誤った認識により、糖尿病患者が必要なサービスが受けられなかったり、就職や昇進に不利益を被ったりするケースがある現状を明らかにしている。そのために患者が糖尿病であることを周囲に隠し、治療機会を失うことによって重症化のリスクが高まる。それによる医療コストが増大するという悪循環が生まれていることを問題視している。

 また、「医療者が合併症の恐ろしさを強調して患者の自覚を促す啓発パターンが多い」と指摘。これも社会の糖尿病に対するスティグマの助長につながっているなどと述べている。

 声明では「糖尿病」の病名にも言及。「排泄物の名が付く病名で、患者さんが不利益を被る可能性があることにも思いをはせる必要がある」としている。

(つづく)おおはし

投稿者: 大橋医院

2021.10.05更新

心房細動(AFib)は、米国では毎年、45万4,000件以上の入院と15万8,000件以上の死亡につながっています。CDCによると、心房細動による死亡率は過去20年間で上昇しています。しかし、多くの患者さん、そしておそらく同僚の医師でさえも、心房細動の危険因子、症状、影響について知らないことが多いのではないでしょうか。

※この記事は、M3 USAが運営する米国医師向け情報サイトMDLinxに2021年9月29日に掲載された記事「Medical myth-busters: The facts about atrial fibrillation」を自動翻訳ツールDeepLで翻訳した記事となります。内容の解釈は原文を優先ください。

 心房細動は、心臓の上室の拍動が下室と同期していないときに起こる、最も一般的なタイプの不整脈です。これにより、瞬間的には不整脈や非常に速い心拍数が発生し、長期的には血栓、脳卒中、心不全、その他の有害な結果のリスクが高まります。

 心房細動は、不定期に発生することもあれば、一貫して発生することもあります。いずれにしても、心房細動は重大な疾患であり、脳卒中のリスクを低減するためには、常に治療または管理を行う必要があります。治療には、抗凝血薬や心拍数をコントロールする薬、除細動療法、カテーテル治療などがあります。

 心房細動は広く普及していますが、1日1杯のアルコール飲料が心房細動のリスクを高めたり、心房細動を引き起こしたりする可能性があることや、除細動が永久的な治療法ではないことを知っている人は少ないでしょう。

 患者さんの誤解を解くために、最近の研究結果や専門家のアドバイスをもとに、心房細動に関する6つの神話を解き明かしてみましょう。

神話1:心房細動は治る
 クリーブランド・クリニックによると、心房細動は治すことができません。薬物療法は、心房細動の回数を減らすことで症状を緩和することができますが、薬物は時間の経過とともに効果が薄れていく傾向があります。カテーテルアブレーションや手術は、治療ではありませんが、最も効果的な症状緩和方法です。しかし、その後も心房細動が発生する可能性があります。

 ストレス、睡眠時無呼吸症候群、喫煙、カフェイン飲料、その他の刺激物は、すべて心房細動の引き金となります。また、高血圧や冠動脈疾患なども心房細動を引き起こす可能性があり、これらの疾患を管理することが必要です。

神話2:除細動を行えば将来の心房細動は起こらなくなる
 電気的除細動は、心臓に「ショック」を与えて正常なリズムに戻す技術ですが、上記の治療法と同様に、将来のすべての心房細動を止めることはできません。電気的除細動に加えて、薬物療法やアブレーションが必要な場合もあります。

 アブレーション後に必要となる薬剤には、β遮断薬、抗不整脈薬、抗凝固薬などがあります。場合によっては、これらの薬の影響で平均より遅い心拍数に対応するために、ペースメーカーを装着することもあります。除細動はおよそ75%の確率で有効ですが、心房細動が再発した場合には、除細動を繰り返す必要があります。

誤解その3:散発的な心房細動には治療は必要ない
 心房細動は繰り返し起こる症状であり、心不全や脳卒中などの重篤な合併症を避けるためには、ほとんどの場合、生涯にわたる治療が必要です。心房細動が始まったばかりの頃は、心房細動が起こる頻度は低いです(これは発作性心房細動として知られています)。しかし、時間が経つにつれ、心房細動の発生頻度は高くなり、発生時間も長くなります。実際、心房細動の30%は無症状ですが、合併症を防ぐためには治療が重要です。

迷信4:心房細動患者は適度な飲酒をすればよい
 多くの健康アドバイスでは、心房細動の患者は適度な飲酒をすべきであるとされていますが、今年1月にヨーロピアン・ハート・ジャーナル誌に掲載された研究では、心房細動の患者にはどのようなレベルの飲酒も良くないと結論づけています。

 研究者らは、107,845人のコホートを調査し、飲酒と心房細動の発症との関連を調べました。その結果、心不全などの心血管疾患とは異なり、適度な飲酒であっても心房細動のリスク上昇と関連することがわかりました。実際、1日あたり1.2杯のアルコール飲料でも、心房細動の発症率の増加と相関していることがわかったといいます。

 この研究は、2020年1月にNEJM誌に掲載された研究を含め、心房細動を軽減するための禁酒を支持する研究が増えていることに加え、"禁酒は心房細動を持つ通常の飲酒者の不整脈の再発を減少させる "と結論づけています。

神話5:カテーテルアブレーションが成功すれば、薬は止められる
 これはいくつかのケースでは正しいかもしれませんが、クリーブランド・クリニックによると、脳卒中やその他の合併症の危険因子に基づいて、患者は薬物療法を継続する必要があるかもしれません。同様に、心臓の不良な電気経路を遮断するために、複数回のカテーテル・アブレーションが必要になる場合もあります。

 アブレーションの成功率は70~80%ですが、2回目、3回目の施術を受けると90%になります。

神話6:身体活動(セックスを含む)は心房細動の危険因子である
 直感的ではないかもしれませんが、The American Journal of Medicine誌に掲載された論文によると、定期的な身体活動と心房細動の発生率の増加との間には関連性がないことが研究で示されています。一部の研究では、余暇活動に費やす時間と心房細動のリスクとの間に逆相関があるとさえ言われています。強度の高い運動は良くないかもしれませんが、適度な運動は心房細動の患者さんにとって通常のメリットがあります。

 同様に、性交渉は心臓に良い運動であり、ストレスを和らげることができ、典型的には心房細動患者の健康を増進させるものである、とWebMDの記事は述べています。

転載元 MDLinxおおはし

投稿者: 大橋医院

2021.10.04更新

中等度および大量のアルコール摂取は、全身性高血圧(SH)の高い有病率と関連していることが、人口ベースの調査から得られた分析で明らかになった。

本研究は、第3回国民健康・栄養調査の参加者1万7059人で構成された。
2017年の米国心臓病学会/米国心臓協会の高血圧ガイドラインを使用した。
飲酒しない人と比較して、中程度の飲酒者(7~13杯/週)は、有病のステージ1およびステージ2のSHのオッズが上昇することがわかった(オッズ比1.51および1.55)。
同様に、大酒飲み(週に14杯以上)は、ステージ1およびステージ2のSHの有病率が有意に高いことがわかりました(オッズ比1.65および2.46)。
なお、アルコール摂取量と血圧上昇のカテゴリーとの間には関連性はなかった。
(Aladin AI, et al. The American Journal of Cardiology.)おおはし

投稿者: 大橋医院

2021.10.02更新

小生は、急に遠い先の自分が、老人施設で無表情に、人形のように、窓の外を見ているような景色を見た。

68歳、老化との戦いが始まる。しかし、今は、幸せだ。妻や、子供、孫に囲まれ、診療所もぼちぼち経営しているし、10月には二つの学会と、産業医の勉強会もある。

一生懸命、やるつもりだ。二人、僕から去っていた大切な患者さんのカルテを、じっと見つけ、反省点を吟味した。今夜、何気なく”渡辺淳一”の「失楽園」を鑑賞した。

50歳の役所広司と、38歳の黒木真由美が、ふと出会い、ひかれる。デートから、一線を超える。二人の愛は深まり、もう、離れなくなり、密会を重ねる。しかし、夫の妻への不信から更新所で、

密会の写真を何枚か見て、夫は彼女から離れる。役所広司も、会社仲間から目撃されており、職場でも砂の上に座っているようである。家に帰れば、ある日、妻から離婚届を出された。

重なって、職場も出向になり、彼は辞表を出した。彼には娘がいたが、泣きじゃくっていた。   何もかも失った役所広司と黒木瞳は、死の旅行へ出かける。毒ワインを飲んで、全裸で、

深く抱きあっている死体が発見される。これは小説だが、そんな楽に真寿できる薬はないと思う。勉強してみる。

いや!”日々平安”が一番、何事も変わりなく、刺激も無く、仕事も順調で、古女房ともいつもの円満な生活で、二人で老いていきたい。今日の食事を感謝したい。おおはし

投稿者: 大橋医院

2021.09.30更新

中国という国から、日本は多くのことを学んできた。遣唐使、遣隋使など、中国と日本を往復できた人は、敬意を呈する。

しかし、中国の歴史を見てみると、西夏、殷、周、秦、漢、三国時代、晋、南北朝、随、唐、伍代、宋、元、明、清、中華人民共和国(共産党一党支配)と中華民国(台湾)、

中国は一つではない、習近平が独占した共産党と、今、一番習近平が占領したがっている台湾である。日本と台湾は運命共同体である。決して、習近平の台湾占領から尖閣諸島、沖縄、日本粉砕、

太平洋進出の道を許してはいけない。中国の歴史を見るに、国の名が変わるたびに、大勢の人が殺された。隋から唐へ変わるときの内乱はひどいもので、唐になっても殺し合いである。

習近平は、大量の殺戮者である毛沢東の上を狙っている。中国は一つであると言うことである。蒋介石により台湾ができ、毛沢東の暗躍もここまでである。習近平は、国際連盟を手中にした。

巨大な賄賂と軍事費を使ったのであろう。中国製の生ワクチンを使い、中近東、アフリカ、中南米の特権階級に着くものだけに、配布した。ワクチン外交である。

私は、選挙のない国は信じない。選挙で大統領を決められて困るのは習近平である。もうこれ以上、何が欲しいの?大量殺戮だけは中止してくれ。日本は、憲法を変えて、民主主義的な国、(英、独、

仏、NATO,オーストリア、米など)と力をあわせ、先頭になってこの悪魔、習近平を動けないようにしなくてはいけない。世界はいま、ミャンマー、アフガニスタン、など争いが絶えず、環境問題も

時間の問題である。毎年、集中豪雨、巨大台風、温暖化が進み、人間として世界中の人が気が付かなくてはいけない。和をもって世界が地球が安心してくらせる惑星おおはしにしなくてはいけない。

 

投稿者: 大橋医院

2021.09.30更新

 厚生労働省は9月27日、グラクソ・スミスクライン(GSK)の新型コロナウイルス感染症治療薬「ゼビュディ」を特例承認した。同日開かれた薬食審医薬品第二部会で了承後、即日特例承認された。効能・効果は「SARS-CoV-2による感染症」で、「重症化リスク因子を有し、酸素投与を要しない患者(軽症~中等症Ⅰ)」が投与対象となる。軽症患者が対象に含まれる新型コロナ治療薬が特例承認されたのは抗体カクテル療法・ロナプリーブに続き2剤目。臨床的な位置付けは、ロナプリーブと同様だが、1成分の投与であることから利便性があり、新たな治療選択肢として期待されている。

◎「今後の変異株の発現を考えると、治療選択肢を広げることは意義が大きい」

 特例承認されたのは、「ゼビュディ点滴静注液500mg」(一般名:ソトロビマブ(遺伝子組換え))。ウイルスの表面に存在するスパイクタンパク質(Sタンパク質)に対するモノクローナル抗体であり、Sタンパク質と宿主細胞表面の酵素との結合を阻害(中和)することにより宿主細胞への侵入を阻害することで効果を発揮する。

 類薬であるロナプリーブ(カシリビマブ(遺伝子組換え)/イムデビマブ(遺伝子組換え))は、2種類の中和抗体を組み合わせることにより、変異株にも効果を持つことが期待されているが、ゼビュディは、ウイルスの保存性の高い領域(変異が起きにくい領域)に結合することにより変異株にも効果を持つことが期待されている。厚労省は部会後の会見で、「現時点で得られている情報から変異株に対する効果に大きな差はないだろう。今後の変異株の発現を考えると、治療選択肢を広げることは意義が大きい」とした。

 同剤は、単回投与の点滴静注製剤であり、用法・用量は、「通常、成人及び12歳以上かつ体重40kg以上の小児には、ソトロビマブ(遺伝子組換え)として500mgを単回点滴静注する」。添付文書の用法・用量に関連する注意には、「症状が発現してから速やかに投与すること。症状発現から1週間程度までを目安に投与することが望ましい」と明記した。

 臨床試験における主な投与経験を踏まえ、投与対象患者について、添付文書の効能・効果に関連する注意に「重症化リスク因子を有し、酸素投与を要しない患者」と明記した。厚労省は「当面は入院での使用を考えている。ただ、臨床的な位置付けなどはロナプリーブとほぼ同様なので、今後の使用実績を踏まえて速やかに広げられるように対応していきたい」と述べた。

 なお、ロナプリーブについては、既に24時間以内の患者の病態の悪化の有無を確認できる体制の確保等を厚労省でも確認した上で、患者宅(高齢者施設等を含む)での往診使用が可能になっている。

◎供給希望の医療機関 GSK開設の登録センターに登録必要

 承認申請のもとになった海外第2/3相臨床試験(COMET-ICE試験)では、重症化リスク因子として、▽55歳以上▽薬物治療を要する糖尿病▽肥満(BMI 30kg/m2超)▽慢性腎障害(eGFRが60mL/分/1.73m2未満)▽うっ血性心不全(NYHA心機能分類クラスⅡ以上)▽慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患又は労作時の呼吸困難を伴う肺気腫)▽中等症から重症の喘息(症状コントロールのために吸入ステロイドを要する又は組入れ前1年以内に経口ステロイドが処方されている者)――のうち、少なくとも1つ有する患者が選択基準となった。

 ゼビュディの確保状況について厚労省は、「相手企業との間で秘密保持契約もあり、回答は差し控えたい。必要な予算を確保して適切に対応したい」と述べた。また、医療機関への配分に関しては、「ロナプリーブと考え方が似ている。厚労省が所有してGSKに委託して供給する。供給を希望する医療機関はGSKが開設する登録センターに登録してもらう」とした。

 ゼビュディは9月6日に申請された。COMET-ICE試験は、重症化リスク因子を有し、酸素飽和度 94%(室内気)以上の患者を対象とした。入院又は死亡に至った被験者の割合は、中間解析では、本剤群(291例)で1%であり、プラセボ群(292 例)の7%と比較して 85%有意に減少させた(p=0.002)。また最終解析では、本剤群(528例)で1%であり、プラセボ群(529例)の6%と比較して79%有意に減少させた(p<0.001)。

 ゼビュディは、GSKと米Vir Biotechnologyが共同で研究開発。GSKによると、米国で緊急使用許可を、欧州医薬品庁(EMA)の医薬品評価委員会(CHMP)からはRegulation 726/2004のArticle 5(3)に基づき肯定的な科学的見解を得ている。また、カナダ、イタリア、アラブ首長国連邦、シンガポール等では一時的承認、オーストラリアでは承認を取得している。おおはし

投稿者: 大橋医院

2021.09.29更新

 ニコチンを含む電子タバコの吸引によって血栓形成のリスクが有意に上昇し、血圧や心拍数も上昇するというデータが、欧州呼吸器学会(ERS2021、9月5~8日、オンライン開催)で発表された。ヘルシンボルグ病院(スウェーデン)の臨床医で、カロリンスカ研究所(同)の研究者であるGustaf Lyytinen氏らが行った二重盲検無作為化クロスオーバー試験の結果であり、「ニコチンを含む電子タバコは従来型のタバコと同様に、長期間の利用によって心臓発作や脳卒中のリスクを高める可能性がある」と同氏は懸念を表している。

 Lyytinen氏らの研究の対象は、喫煙以外のリスク因子のない18~45歳の健康な22人の成人。ニコチンを含む電子タバコと含まない電子タバコを30回吸引してもらい、吸引前と吸引15分後、60分後に採血をして、血栓形成能解析システムにより血栓のできやすさを評価した。両条件の試行には1週間以上のウォッシュアウト期間を設けた。

 その結果、ニコチンを含む電子タバコでは、吸引15分後に血栓形成能が23%有意に上昇することが明らかになった。60分後の血栓形成能は、吸入前の値と同レベルに戻っていた。同時に測定した心拍数は66bpmから73bpmに増加し、また平均血圧は吸入前の108mmHgから117mmHgに上昇していた。さらに、レーザーイメージング技術を用いて評価した血管拡張能も、吸引30分後に有意に低下することが分かった。

 これらの変化は、ニコチンを含まない電子タバコの吸引後には認められなかった。この結果についてLyytinen氏は、「ニコチンはアドレナリンなどのホルモン分泌を刺激することが知られており、それによって血栓ができる確率を高める可能性がある」との考察を加えている。

 米レノックス・ヒル病院の呼吸器専門医であるLen Horovitz氏は、この新たな研究発表を驚くことなく受け止めている。同氏は、「従来型のタバコか電子タバコかにかかわらず、ニコチンは心臓発作や脳卒中を引き起こす可能性があり、電子タバコが従来型のタバコより安全だと考えるべきではない」としている。

 米ノースウェル・ヘルスで喫煙関連医療を統括しているPatricia Folan氏も、「電子タバコの吸引は無害とはほど遠い」と、Horovitz氏に同意。同氏によると、「多くの電子タバコが特に新たな規制を受けることなく市場に投入された」といい、「喫煙者の禁煙を支援する上で電子タバコが安全かつ有効なのかという点について、まだ何もエビデンスを得られていない」という。

 またFolan氏は、電子タバコが禁煙の妨げとなるとも指摘している。「電子タバコの吸引が禁煙の一助になると考えている喫煙者もいるかもしれない。しかしそのような試みをする喫煙者は、しばしば従来型のタバコと電子タバコ両方のデュアルユーザー(二重使用者)になってしまい、禁煙は成功しない」とのことだ。

 なお、学会発表された研究結果は、一般に査読を受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。おおはし

投稿者: 大橋医院

2021.09.28更新

2005-2016年にスウェーデン全国レジストリに登録された1次原発大腸がん(CRC)患者4万545例とマッチさせたがんない対照20万2720例を対象に、抗菌薬投与とCRC発症リスクの関連を症例対照研究で検討した。

その結果、診断2年以内に投与された抗菌薬を除き、抗菌薬の頻繁な使用とCRC発症に正の関連が認められた。2年の休薬期間を除き、部位特異的解析では正の関連は近位結腸に限定されていた(非使用に対する高頻度使用のオッズ比1.17、95%CI 1.02-1.31)。直腸がんでは、女性で負の関連が見られた。キノロン系やスルホンアミド系、トリメトプリム系に近位結腸がん発症との正の関連が示されたが、全般的に全クラスの抗菌薬と直腸がん発症に負の関連が認められた。おおはし

投稿者: 大橋医院

2021.09.27更新

昨日、姪っ子の結婚式に出席した。オンラインだけど得るものは、大きかった。

姪っ子って、今まで数えるくらいしか逢っていない。どんな子だったかなーと思った。

結婚式の新婦の姪っ子は、何回もあっていたように、思いだされ、とてもきれいな花嫁姿だった。

僕は、マイクで、笑顔で、ただ「お幸せに」を繰り返すだけだった。もう少し、粋なことを言えばよかったが、精一杯であった。

驚いたことに、新形コロナで、孫とは2年近く逢っていないのに、私のことを「ジージー、ジージー」と歓迎してくれて、オンラインで、

昔よくやった、ジャンケンゲームをやった。メールではない言語のやり取りをかなりしたよ。娘から電話がかかてくるし、やはり家族は、いいなと思った。

マイクを必ずオフにして、結婚式参加者にばれないように、女房に、「孫の下の右側の姪っ子の友達、綺麗だね」とささやいた。「女房もきれいだ」と言った。

もう男の子、3人もいるのに、完璧な美人に見えた。僕は女房に「どこに住み、どんな人かわからないけど、綺麗だね。僕は式が終わるまで寛恕を何回も見るよ」と言ったが

女房も、機嫌を悪くせずに「そうね」と言った。ここがオンラインの集まりの不思議さである。女房の嫉妬も買わずに何度もその美人を見ていたからである。姪っ子と深い友人名なのか、何度も鳴いていた。式も終盤に近づき、みんな、カメラをオンにして、マイクもオンにして、新郎新婦に祝杯の連続であった。オンラインの結婚式って、味気ないと思ていたけど、ぼくも、女房も、式場のみんなも

かなり感動し、二人の新おおはししい門出を祝福したと思う。 「おめでとう、まいちゃん!」

投稿者: 大橋医院

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