大橋院長の為になるブログ

2021.08.06更新

1)君を待つ 朝のお早う 鶯のようだ 君の匂い 君の口臭は 僕を魅惑する

2)朝3時間 いつまでも傍にいて 君を見て 僕の心は やわらぐんだ どこにもいかないで

3)どうしてそんな甘い声なの 僕は理性を失うよ でも医師としての仕事は、 きっちりだ。

4)いい医師になりたい、勉強しなくていけない 患者さんには常にやさしく、君には愛情をたっぷり

5)いつでも僕の視界にいて、いつでも君を感じらるから、君のしなやかな両腕を ホールディングしたい

6)僕ともっとお話してよ!君のことがもっと知りたいんだ。

7)君の家に遊びに行きたい。誰もいない時、二人っきりになりたい 君の大切なものが欲しい

8)そんなに早く帰らないで!君が帰ると、何もないような、寂寥感に襲われるんだ。ゆっくり帰ってよ。

9)君が好きだ、君を愛している、しかし、君のことがもっと知りたい、知りつくしたい。

10)何もしないから、明日も普通に来て、普通に仕事して、普通の君に僕は惚れているんだ。おおはし

 

 

投稿者: 大橋医院

2021.08.06更新

カンナビノイドの作用は、△9-THCがCB1受容体とTRPA1(ANKTM1)受容体に結合して起こり、内因性カンナビノイドの研究も発展しつつある。
カカオ豆にもごく微量であるが、カンナビノイドが微量が含まれるが、ココアやチョコレートを食べた人の気分に影響を与えるほどではない。
[カンナビノイドの作用、臨床応用]
多発性硬化症などの神経学的疾患や悪性腫瘍の患者にマリファナを投与すると、鎮痛効果が得られた。
マリファナはアルツハイマー病(AD)の原因とされるグリア細胞の興奮とAβの凝集を防ぎ、ADの進行を予防する作用があると考えられました。
カンナビノイドが神経膠腫(脳腫瘍)への血流を抑制することで腫瘍の成長が制限されることをラットと二人の人間被験者でも確認された。
CB1受容体アゴニストは食欲の増進、痛みの軽減、筋痙攣の緩和などの効果があり、マリファナ吸飲者が求める向精神作用、いわゆる「ハイ」になる状態ももたらす。

大麻を乱用すると気管支や喉を痛めるほか、免疫力の低下や白血球の減少などの深刻な症状も報告されている。
「大麻精神病」---独特の妄想や異常行動、思考力低下などを引き起こし普通の社会生活をおくれなくなる。
乱用を止めてもフラッシュバックという後遺症が長期にわたって残るため、軽い気持ちで始めたつもりが一生の問題となってしまう。

[シナプス伝達に対する内因性カンナビノイドの作用]
 ---中枢および末梢神経シナプスにおける逆行性シグナル伝達
シナプス後ニューロンが活性化すると、その活動情報を前シナプスニューロンに伝えて、フィードバックをかける。
シナプス後ニューロンで脱分極や代謝型グルタミン酸受容体の活性化が生じると、内因性カンナビノイドの合成が促進され、その一部が細胞外に放出され、シナプス前終末のCB1受容体に結合する。CB1受容体の活性化は、前シナプスから伝達物質の放出を抑制する。
海馬や小脳では、シナプス後ニューロンの脱分極により、そのニューロンへの
抑制性入力が一過性に抑制される現象 depoloarization-induced suppression of inhibition: DSI
興奮性入力が抑制される現象 depolarization-induced suppression of excitation: DSE
が起きることがわかっていて、抑制的な逆行性伝達物質の存在が示唆されいた。
これらの現象は、短期的な一過性の効果であるが、内因性カンナビノイドは長期的なシナプス可塑性の誘導にも関与している可能性が示唆されている。

[カンナビノイドと鎮痛]--- CB1受容体を介する鎮痛効果
合成カンナビノイド(CB1受容体アゴニスト)や内因性カンナビノイドが鎮痛効果を持つことが報告されている。
カンナビノイドの髄腔内投与により、疼痛閾値の上昇がみられた。

アナンダマイドは低用量で鎮痛、高用量で痛みを増強!
アナンダマイドは、CB1受容体とTVR1受容体の両方に作用するが、CB1受容体に強い親和作用を持つので、生理的な低用量では、一次求心性神経の興奮を抑制し、カプサイシン誘発性の神経因性炎症反応を抑制する。病的状態での大容量に達すると、TVR1受容体が刺激され、痛みと血管拡張作用や血管透過性亢進作用が生じ、炎症が加速される。

△9-THCの全身投与による鎮痛効果は、コデイン50-120mg相当で、それほど強い鎮痛効果ではない(Campbell)。

CB2受容体を介する鎮痛効果---CB2受容体のほうが、精神面の副作用がないので、臨床応用に有効!?
CB2受容体アゴニストが、炎症性疼痛や神経因性疼痛モデルで鎮痛効果が得られた。免疫細胞や肥満細胞のCB2受容体を活性化し、ケミカルメディエーターの放出が抑制される。(Malan)
CB2受容体の活性化は、炎症を抑えると共に、肥満細胞からNGFの放出を抑制し、炎症性疼痛を軽減させると考えられる。(Levi-Montalcini)
角化細胞にもCB2受容体があり、CB2受容体の活性化は、角化細胞からβ-エンドルフィン放出を刺激し、β-エンドルフィンが神経終末のμ受容体に働いて、疼痛を抑制する。[Ibrahim et al., PNAS, 2005, 102: 3093-3098]
末梢のに対して、CB2受容体選択的アゴニストを作用すれば、CNSの副作用なしに末梢性抗侵害受容作用を生み出せる可能性がある。

[循環に対するカンナビノイドの作用]
 ---アナンダマイドを投与すると、血圧の上昇と下降、徐脈、血管拡張が起きる。
血管に対する直接作用
CB1受容体を介する電位依存性カルシウムチャネル抑制作用や過分極因子放出作用、ギャップジャンクションへの作用など

血管拡張作用に対する間接作用
交感神経終末では、前シナプス性に交感神経活動が抑制される。→血管拡張

一次求心性神経では、複雑な反応が生じる。
アナンダマイドは、血管周囲の一次求心性神経に存在するTVR1受容体とCB1受容体の両方を介して、血管に対して2つの相反する作用を発揮する。
TVR1受容体が刺激されると、CGRP、SP、ATPなどの放出が促進される。→血管拡張
CB1受容体が刺激されると、これらの伝達物質の放出が抑制される。→血管拡張の抑制
低濃度では、CB1受容体刺激作用が主で、高濃度になるとTVR1受容体刺激作用が主になる。
CB1受容体拮抗薬を投与すると、一次求心性神経終末から放出されるアナンダマイドがCB1受容体に負のフィードバックをかけ、血管が拡張する。

中枢性には、交感神経活動を亢進する作用もある。→血圧上昇

合成作動薬----WIN-55212-2----(R(+)-[2,2-dihydro-5-methyl-3-[(monopholinyl)methyl]-pyrriki-[1,2,3-de]-1,4-bebzoxoxazin-6-yl]methanone mesylate

 

■物質 │内因性カンナビノイド Endocannabinoids│
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カンナビノイド受容体の内因性リガンド
モルヒネの受容体と同様に、先ずカンナビノイド受容体の存在が明らかにされ、その後、内因性カンナビノイドの機能がわかりだした。
内因性カンナビノイドの産生部位は、神経、血管内皮、免疫系細胞、血小板などである。
アナンダミド(AEA)、2-アラキドノイルグリセロール(2-AG)、ノルダイン・エーテル、ビロドハマイン、NADAの5種類が見つかっている。

アナンダミド、アナンダマイド(anandamide)
アラキドノイルエタノールアミド (arachidonoylethanolamide: AEA) とも呼ばれる。
アラキドン酸含有脂質:アラキドン酸とエタノールアミンが酸アミド結合した物質
神経伝達物質あるいは脂質メディエーターの一種で、最初に発見されたカンナビノイド受容体の内因性リガンド
ヘブライ大学のRaphael Mechoulamの研究室において、 Lumír Ondřej Hanuš(チェコの分析化学者) と William Anthony Devane(アメリカの分子薬理学者)らが1992年に分離・構造決定を行い、命名した。ブタの脳から抽出した[PubMed: Science 258,1946-1949,1992]。
アナンダミドとは、サンスクリットの「アーナンダ(ananda)」(内なる至福、恩恵、法悦、歓喜の意)とアミド(amide)を合わせた造語である。Ananda(阿難陀)は、釈迦の十大弟子の一人
脳内だけではなく末梢組織(血液系細胞など)のカンナビノイド受容体を活性化する。
CB1受容体とCB2受容体の両方に作用する。
少量のアナンダミドはCB1受容体に作用し、多量になるとTRPV1受容体にも作用する。
薬理学的には、マリファナやハシュシュの活性化成分であるテトラヒドロカンナビノールの効果と類似。
ニューロン中に存在し、脱分極時に遊放出される。Beltramoらは、ニューロン中とアストロサイト中に高親和性輸送が存在していることを示した。
トランスポーターなどに作用して、生体に多彩な生理活性を発現させる。
アナンダミド合成系の酵素:N- アシルホスファチジルエタノールアミン- ホスホリパーゼD(NAPE-PLD)
分解系の酵素:2 種の脂肪酸アミド水解酵素(FAAH, NAAA)
2-アラキドノイルグリセロール 2-Arachidonoyl glycerol:2-AG
モノアシルグリセロールの一種である2・アラキドノイルグリセロール---ラットの脳から抽出 (Biochem Biophys Res Commun 215,89-97,1995) +イヌの腸から抽出 (Biochem Pharmacol 50,83-90,1995)
2-AGはCB1受容体にも作用するが、親和性は低く、主にCB2受容体のリガンドとみなされている。
シナプスの逆行性シグナルを担う物質であり、末梢では免疫細胞の遊走や活性化などを調節することが示唆されている。
N‐アラキドノイル‐ドーパミン N-arachidonoyl dopamine:NADA
NADAはCB1受容体とTRPV1の両方の内因性リガンドであると考えられている。
2002年イタリーと米国のグループによって発見された。

カンナビノイドの作用 ↑
内因性カンナビノイドの生理的役割は、不明な点も多いが、鎮痛や認識、記憶、嘔吐、眼内圧調節、炎症、免疫調節などに関与していると考えられる。
内因性カンナビノイドの摂取と代謝はきわめて速やかであることから、生理的な状態では、カンナビノイド受容体が存在する部位の近辺で産生され、作用を発揮し、再吸収されると考えられる。

おおはし

投稿者: 大橋医院

2021.08.06更新

大麻使用の短期および長期の健康への影響(有益および有害な効果の両方)に関する研究
に十分なデータが利用できるように、疾病管理予防センター、薬物乱用・精神衛生サービス局、州・準
州保健担当職員組合、全国群および市保健担当職員組合は、連邦の公衆衛生監視システムおよび州に基
づく公衆衛生監視の取り組みに資金を提供し、支援するべきである。潜在的な取り組みは次のものを含
むが、これらに限定される必要はない:
• 医療および嗜好用大麻使用の、有益もしくは有害な健康への影響に関する質問バンクの開発、国
民健康栄養調査、国民健康インタビュー調査、行動リスクファクター監視システム、全国薬物使
用と健康調査、青少年リスク行動監視システム、国家人口動態統計システム、医療費パネル調
査、全国世帯調査を含む、主要な健康調査への編入。
• 管理データの診断分類コードからデータを収集し、確実に解釈する能力の算定(例:国際疾病分
類−10)。
• 大麻草および、大麻、カンナビノイド、THCを含有する製品の化学成分を分析するための州に基
づく施設の設立と利用。
• 大麻曝露と障害の、迅速、正確かつ非侵襲的評価を可能にする新規診断技術の開発。
• 大麻の治療的使用に対する有害な影響の監視のための戦略。
研究障壁への対処

勧告事項4:疾病対策予防センター、国立衛生研究所、食品医薬品局、業界団体、非政府組織は、大麻
研究の障害であり、包括的な大麻研究計画を実施するのに必要な資源とインフラの開発を支援するため
の戦略を提唱し、規制当局の影響を完全に明らかにする、客観的なエビデンスに基づく報告書を作成す
る専門家委員会の招集に資金を提供すべきである 。委員会の目的は次のものを含むが、これらに限定
される必要はない:
• 大麻の栽培と保管のための新しい施設の創設と承認を通じて、研究グレードの大麻へのアクセス
を拡大するための戦略の提案。
• 包括的な全国大麻研究計画を支援するための非伝統的資金源とメカニズムの特定。
• 研究グレードの大麻製品の品質、多様性、外部有効性を改善するための戦略の調査

cannabinoid hyperemesisi suyndrome

投稿者: 大橋医院

2021.08.06更新

今、私は,確実にスマートになれる薬を処方できる。

一つは:リベルサス錠3mg、GLP-1j受容体刺激剤、

あさ、30分水も食事も我慢して一錠のみお飲みください。

もう一つは、ス―ぐら錠:SGLT2阻害剤:尿から糖分や塩分を輩出して、糖尿病の薬ではあるが、心不全の薬でもある。

痩せること間違いなし。スーグラは尿に糖が下りるので、尿路感染症に注意。

サースマートな美人に変身!おおはし

投稿者: 大橋医院

2021.08.06更新

ASCVD の有無(糖尿病症例)
 EMPA-REG OUTCOME、CANVAS、DECLARE-TIMI 58、CREDENCE、VERTIS-CVの試験結果を基に行われたメタ解析では1)、SGLT2阻害薬が動脈硬化性心血管疾患(ASCVD)既往を有する症例群においてMACE(心筋梗塞、脳卒中、心血管死)を有意に抑制しましたが、ASCVD既往のない群では抑制傾向にとどまりました(CANVAS、DECLARE-TIMI58ではASCVD既往のない群においてMACEの有意な抑制は認めていませんが、CREDENCEでは有意に抑制しています。ただし、CREDENCEは他の試験に比し、背景の腎疾患重症度が高度でした)。心血管死についても、各試験同様の傾向でした。心不全による入院・腎臓アウトカムに関しては、ASCVDの有無にかかわらず、SGLT2阻害薬投与群で有意な抑制を示しました。

心不全既往の有無(糖尿病症例)
 心不全既往を有する症例に関しては、SGLT2阻害薬投与によるMACEは抑制傾向にとどまりますが(試験ごとにばらつきあり)、心不全の既往がない症例では試験ごとのばらつきもなくMACEを抑制していました1)。心血管死に関しては、心不全既往の有無にかかわらずSGLT2阻害薬投与による一貫した抑制効果が見られました。心不全入院・心血管死の複合イベント発症に関しては、SGLT2阻害薬投与により心不全既往の有無にかかわらずイベントを抑制しましたが、心不全既往症例においてより強いイベント抑制効果が見られました。腎イベントに関しては、心不全の既往の有無にかかわらず、SGLT2阻害薬投与による一貫したイベント抑制効果が見られました1)。

心血管死・全死亡に対する抑制効果はHFrEFでのみ確認
 しかしながら、ほぼすべての試験においてHFpEF・HFrEFといった左室駆出率(LVEF)に基づく心不全分類の十分な情報は得られず、DECLARE-TIMI58ではHFrEF (LVEF<45%)、HFpEF(LVEF≧45%)の層別解析9)があるものの、その他の試験では明確に示されていません〔ダパグリフロジンによる心不全入院抑制効果はHFrEF(HR 0.64、95%CI 0.43-0.95)に対して、HFpEF(HR 0.76; 95% CI, 0.62–0.92)。心血管死・全死亡に対する抑制効果はHFrEFでのみ確認2,3)〕。HFrEF症例(非糖尿病を含む)を対象として実施されたDAPA-HF、EMPEROR-Reducedの両試験では、基準となるLVEFで層別解析(DAPA-HFでは平均LVEF平均値の31.2%、EMPEROR-Reducedでは同 30%)されており、いずれもLVEFが低い症例群ほどSGLT2阻害薬投与による心不全入院・心血管死複合イベント発症抑制効果が得られています。

非糖尿病症例でも予想に反する心腎イベント抑制効果
試験参加者は高BMI、日本人での解析が必要
 SGLT2阻害薬は糖尿病治療薬としてまず上市されました。尿糖排泄の結果がもたらす代謝改善を介した血行動態非依存的機序・血行動態依存的機序を鑑みても、心腎イベント抑制効果は糖尿病症例でより強い可能性が考えられましたが、心不全症例を対象としたDAPA-HF、EMPEROR-Reduced、腎疾患症例を対象に実施されたDAPA-CKDの結果はその予想を覆すものでした。DAPA-HF、EMPEROR-Reducedでは心血管死・心不全入院の発症を、DAPA-CKDではeGFRの50%以上の低下・末期腎不全への進行・心腎血管死を糖尿病の有無に関わらず抑制しています。

 ただし、本邦の基準から考えると各試験の参加者には肥満者が多く (各試験におけるBMI平均値:DAPA-HF 28.2、EMPEROR-Reduced 29.0、DAPA-CKD 29.4)、DAPA-HFとEMPEROR-ReducedではBMI<30、≥30のいずれにおいても良好な結果が得られているものの、さらに細分化した層別解析はなされておらず、DAPA-CKDではBMIに基づく層別解析結果は報告されていません。肥満の状態は腎疾患・心疾患に及ぼす影響が大きいため、本邦における実態に合致した解析結果・本邦での解析結果が待たれます。

SGLT2阻害薬の標的となる症例像
心血管・腎合併症ハイリスクの糖尿病患者には第一選択
 HFpEF症例に関するSGLT2阻害薬の有用性はDELIVER、EMPEROR-preservedの結果を待つ必要がありますが、糖尿病症例で心血管・腎合併症の既往・併存・high risk症例では、もはやSGLT2阻害薬投与を第一に考える十分な理由があると考えます。

 また、非糖尿病症例でもさらなるエビデンスの創出により、心不全症例・尿アルブミン(蛋白)陽性の慢性腎臓病(CKD)症例においても良い適応となる可能性があります。

腎合併症抑制効果に関する未解決問題
eGFRによる層別化は妥当か
 一方、いまだにSGLT2阻害薬の有用性に関する十分な情報が得られていないのは、尿アルブミン陰性かつ腎機能障害を有する症例群です。腎合併症に関してはUACR とeGFRとをそれぞれ評価し、それらの相互作用に関して評価するべきですが、SGLT2阻害薬の効果という観点でその情報は十分ではありません。EMPA-REG OUTCOME ではCKDステージに準じたリスク評価に基づく解析も行われており、low risk群からhigh risk群のいずれにおいてもおおむね同様にMACE、心不全・心血管死と腎イベントを抑制していました。しかし、high risk群に関しては(1)UACR<30かつeGFR< 30と(2)UACR>300かつ45 ≦ eGFR ≦ 59が同じカテゴリーに入っています。eGFR < 30の症例群に対する根拠は乏しいですが、前述のようにUACR陽性症例ほどSGLT2阻害薬の有益な効果が得られており、同じhigh risk群であってもSGLT2阻害薬の効果を判定する上でこの(1)と(2)は全く異なるprofileを呈すると考えます。

日本人のUACR・eGFRの相互作用解明が必要
 ちなみに、本邦で行われたJDDM54試験では、2型糖尿病かつeGFR ≥30の症例をUACRとeGFR値により4分割することにより、それぞれの群における生命・心血管・腎予後の関係が調査されましたが4)、UACR 30未満ではeGFR ≥60であろうとeGFR < 60であろうと生命・心血管予後には何ら寄与しておらず、腎予後に関してもUACRの寄与がeGFRに比しはるかに大きく4)、これは腎・心イベント発症率・eGFR寄与度を含め欧米のデータとは著しく異なります5, 6)。さらに本邦の糖尿病症例では、UACR < 30、かつ30≦eGFR<60では腎、CVD、全死亡ともリスクが高いとは言えず、eGFR≦29では尿中アルブミン値に関わらず、全死亡リスクが高いとの報告もなされています7)。

 このような日本人・欧米人の相違を鑑みると、SGLT2阻害薬の有効性を最大限発揮できるUACR・eGFRの相互作用に準拠した症例群の抽出が必要となるでしょう。

 さらに非糖尿病症例に関し、本邦では尿アルブミン測定が保険診療にて実施できないため、UACR(200~5000)症例を標的に実施されたDAPA-CKDのデータを直接応用することは理論上できません。UACR陰性の症例も含まれるEMPA-KIDNEY試験が実施中ですが、前述の様に本邦ではUACR陰性症例におけるイベントが少ないため、本邦からの参加症例におけるサブ解析結果が待たれます。

おわりに
「Post-SGLT2 inhibitor Era」の研究課題
 SGLT2阻害薬による臓器保護のpotentialは、糖尿病・腎臓・循環器診療に携わる全ての者にとって衝撃でした。私自身、実臨床で患者予後(特にUACR≥300の顕性腎症症例)に関してもその効果を実感し、尿アルブミン抑制、eGFR低下速度抑制、BNP低下、LVEF改善を確認し、予後改善につながっていると実感しています。しかし、SGLT2阻害薬投与下でも残余リスクは50-80%に上るのも事実です。レスポンダーとノンレスポンダーの識別バイオマーカー、残余リスクの責任分子機構の解明とそれに基づいた介入戦略など、研究課題も多く残っています。「Post-SGLT2 inhibitor Era」を迎えるための準備が必要です。

(了)おおはし

投稿者: 大橋医院

2021.08.05更新

 心臓手術直後などの一時的な必要性にあわせて体内で機能した後、不要になる頃には自然に分解される心臓ペースメーカーの開発状況が報告された。米ノースウェスタン大学のJohn Rogers氏らの研究によるもので、詳細は「Nature Biotechnology」に6月28日掲載された。現在はまだ動物の生体内およびヒトの心臓組織を用いた研究であり、開発の初期段階ではあるが、研究者らは「刺激的な成果があがっている」と述べている。将来的には、数日から数週間だけペースメーカーが必要な患者の治療のあり方が変わる可能性もあるという。

 ペースメーカーは、不整脈治療のために体内に留置するデバイスで、心臓の筋肉に電気的な刺激(パルス)を与えて、心臓の異常なリズムを修正する。以前から使われている恒久的な使用を前提としたペースメーカーは、パルスを発生させる装置や電池、リードと呼ばれる導線、電極などで構成され、それらを体内に留置する。

 一方、患者によっては短期間だけペースメーカーが必要なこともある。例えば、心臓手術後の心拍が不安定な状態の患者では、心臓の状態が回復すればペースメーカーは不要だ。そのような場合は、体外式のペースメーカーを用いて、電極を心臓に留置しリードで体外の装置とつなぐ。しかしRogers氏によると、体外式ペースメーカーでは、リードがずれたり、リード部分から感染を起こすリスクが低くないという。

 今回発表された開発中のペースメーカーは、薄くて柔軟性のある素材でできており、リードはなく、しかもデバイス全体が数週間で自然に分解される。そのため、一時的にペースメーカーが必要な患者に最適なのではないかとRogers氏は話している。

 この研究には関与していない専門家からも、今回の研究を評価する声があがっている。米国心臓病学会(ACC)の電気生理学領域の評議員メンバーであるRachel Lampert氏は、「この研究のアイデアは素晴らしい」と述べ、「体内で吸収される一時的なペースメーカーを、ぜひ使ってみたい」と期待を表している。

 このペースメーカーの重量は0.5gにも満たず、抜糸の不要な縫合糸などに既に使用されているものと同じ素材を主体として作られている。そのほかには、微量の鉄やマグネシウムなどの体内にも存在する物質が使われ、わずかなシリコンも用いられているとのことだ。電極を心臓の表面に留置した後は、体外のアンテナとワイヤレスで接続され、医療従事者が起動や設定の変更を行う。ワイヤレス通信技術自体は、スマートフォンなどで支払いをする際の非接触通信技術として既に確立されている方法を利用するという。

 今後の展開としてRogers氏らは、ヒトを対象とした試験を行う前に、この素材が生体内で分解されていく過程で、どのような事象が起こり得るかをさらに詳しく調べるとしている。「分解される過程は、毎回同じというわけではない。小さな破片が生じることもあり、それらが完全に吸収され消滅する前に、生体内のどこに分散する可能性があるのかを確認する必要がある」とRogers氏は説明している。

 このデバイスは、現段階では開胸手術で留置することを想定しているが、さらに開発が進めば、カテーテルを用いた血管内手術で留置できるようになるかもしれないと、Rogers氏は語っている。おおはし

投稿者: 大橋医院

2021.08.04更新

オーストラリア国内の性専門クリニック5施設で、無症候性直腸クラミジアに感染した同性愛男性625例を対象に、ドキシサイクリン(100mg、1日2回、7日間投与)とアジスロマイシン(1g、単回投与)の有効性を二重盲検試験で比較した。

 その結果、ドキシサイクリン群290例中281例(96.9%)、アジスロマイシン群297例中227例(76.4%)に主要評価項目の微生物学的治癒が認められた(調整後のリスク差19.9%ポイント、95%CI 14.6-25.3、P<0.001)。ドキシサイクリン群98例(33.8%)、アジスロマイシン群134例(45.1%)に悪心、下痢、嘔吐などの有害事象が報告された(リスク差-11.3%ポイント、同-19.5--3.2)。


この記事への読者の皆様(医師)からのコメントを募集しています。(こちらから投稿していただくコメントは実名での投稿になり、匿名で投稿できるDoctors Community・カンファレンスとは異なります。また、全てが採用されるものではありません。詳しくは投稿フォームをご確認ください。)おおはし

投稿者: 大橋医院

2021.08.04更新

ワクチン接種による利益、「接種後の急性心筋炎と心膜炎の危険性を大幅に上回る」

日本循環器学会2021年8月4日 (水)配信 呼吸器疾患循環器疾患感染症
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 日本循環器学会はこのほど、「新型コロナウイルスワクチン接種後の急性心筋炎と急性心膜炎に関する日本循環器学会の声明」をホームページで発表した。接種後の心筋炎に関する不安の声を受けてのもの。発症率や重症度などについて言及し、同学会は、新型コロナウイルスワクチン接種を「推奨する」との姿勢を示している。

 具体的には、「新型コロナウイルスワクチン接種後の急性心筋炎と急性心膜炎の発症率は、新型コロナウイルス感染後の急性心筋炎と急性心膜炎の発症率に比較して極めて低い」「新型コロナウイルスワクチン接種後に発症する急性心筋炎と急性心膜炎の大半は軽症である」と示し、「新型コロナウイルスワクチン接種による利益は、ワクチン接種後の急性心筋炎と心膜炎の危険性を大幅に上回る」と明言。一方で、ワクチン接種後に、「動悸・息切れ・胸痛等の症状が出現した場合は、速やかに医療機関を受診することを勧める」と注意も促している。おおはし

投稿者: 大橋医院

2021.08.03更新

<僕の一日> 大橋信昭
僕は、68歳になると午前6時40分に起床する。そして、すぐに鏡の前に立つ。
朝の大橋式運動である。まず深呼吸、首を捻転、肩を思いっきり回線させて、大胸筋をエアブレスエクサ―サイス(3年前に大流行)で鍛えて、スクワット50回胃,腹筋運動100回、充分にストレッチもして、所要時間20分である。すると腸の蠕動運動が盛んになり、排便をする。朝シャンをして、それから仏壇にお祈りする「今日の平和な一日をお与えください」そして故人となったご先祖様の御遺影に挨拶する。次は私の守り神、恵比寿さんと大黒さんにお祈りをして商売繁盛を願う。新鮮な塩とお米とお酒をお供えし、二礼二拍手一礼で儀式は終了である。さー朝食は、1年365日、御飯に納豆が決められている。昼はカレーライス、ハヤシライス、サンドイッチ、夕食はディナーがバナナである。これは変わらない。洗顔、歯磨きをし、白衣に着替え、朝の診察である。
私の診察は患者さんの立場に立って、患者さんにできるだけお話をしてもらい、ストレスを和らげ、安定した病態と悪性疾患を的確に鑑別する。優しく接しながらも診察はスピーディーであり、患者さんを待たせはしない。しかし、患者さんの言いたいことは十分に聞くし、診断、検査は正確である。正午が過ぎると,直ぐに診察は終わり、食事後、往診、産業医、学校健診、介護施設、定期健診、などを毎日のように繰り返し、午後の診察は始まる。午後はゆとりがあり、人生相談も半分、メンタルプロブレムを抱えた人が多い。暇が出来たら、医学文献も読むし、パソコンを使って,youtubeで1960-70年代の歌謡曲を聞いている。古今亭志ん朝の古典落語を聞くか、毎日アイドルが違う。山口百恵、桜田淳子、高岡早紀の映画「りか」やトーク番組にはまり大ファンになる。ついこの前、ミラ、ジョヴォヴィッチが好きになり映画を6本も鑑賞した。夜はオンラインの勉強会に明け暮れることもあるが、好きな歌謡曲や映画のDVD鑑賞、歴史の勉強に没頭する。夕食も済ませ、入浴も済ませ、パソコンで美女のヌードを鑑賞していると眠くなり、僕の一日は過ぎていく。(完)おおはし

投稿者: 大橋医院

2021.08.03更新

68歳になったのだから、もう恋は、うんざりであると思っていた。しかし、また20歳代の青春のエネルギーをもって、恋の情熱の渦に溺れることになった。

君の声は、鶯のようにかわいらしい。君は賢くて、君の助言は、奥深く私の心に響く。好きだ!しかし妻も孫もいるのに我慢しかない。混乱は好まない。

平和で穏やかな毎日が良い!しかし、この恋は、私の心を締め付け、苦しめ、君がいないと、君と話さないと落ち着かなくなった。恋は若いうちに済ませておくべきものである。

68歳の恋はこたえる。体力、気力が20歳代より顕著に低下している。家庭が一番大切である。32年も苦労してきた診療所の平穏も大切である。患者さんへの信頼が大切である。

それが、高校生みたいに、恋をし,苦しむなんて馬鹿げている。サー、冷静に、冷静になろう。68歳の恋は友情でよい。毎日、お遭いできるし、彼女のここちよい笑顔が聞ける。

彼女の素敵な笑顔や、柔肌、うなじ、素晴らしいスタイルを、いつ好きな時でも鑑賞できる。これからも友人でいよう。明日も彼女のとろけるような笑顔を楽しみに今夜は眠りにつく。

僕は幸せな男だ。おおはし

投稿者: 大橋医院

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