2014.10.18更新

講談社現代新書に物質.材料研究機構名誉フェローの中沢弘基先生の本を読みました。
何故生まれたのか?:何故進化するのか?
隕石の海洋衝突で生じた超高温の蒸気流の中で、生命にの源となる生物有機分子が誕生した。
「最初の生命」は海水の中ではなく、地下で発生して、海洋に出て適応放散した。
地球や生物は、地球内部の熱放熱によるエントロピーの低下によって進化し続けている。

私は学生時代に生物は原子体ながらも、海の中ででき、光合成に助けられ、着実に進歩していたと教わりました。
中沢先生は、そんな海の中でいかなる化学物質が生命になるはずはないとおっしゃられました。
地下深部のある温度の条件と、小胞体の獲得、そして、地球の誕生と一致しており、簡単には説明できません。
高校時代に習った生命の誕生とはかなり違います。地球に中心にいや深いところにダイアモンドがあるそうですが、
とても暑く、圧量も高く、だれか勇気ある人は取ってきて私にプレゼントしてください。

岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

2014.10.18更新

「断酒後」
晩酌をやめて、1っ週間、これも、日本新薬の「レプテクト錠」(断酒補助剤)のおかげである。
まったく、アルコールに未練が無くなった。
サー一日24時間は長い、やりたいことはいっぱいある。
起床時、体操、新聞を読む、医学情報の最新版を読む。
Facebookに文章を書く。体操をする。
診療も楽しい。家族との対話も長くなった。私がしらふであるからだ。
休憩時間は忙しい。今まで読み残した、書斎の本の乱読である。
「生命の誕生」(中沢宏基)、大往生(永六輔)、司馬遼太郎をつまみ食い、
東野圭吾の推理小説が乱読してある。立松和平の「脳を鍛える」も読みたい。
土曜は午後休診だから、読書三昧といこう。明日は市民病院の小児夜間救急外来だから仕事だ。
10月24日に行われる介護認定審査会34症例の準備もせねばいけない。25日は何としても名古屋市のwingで循環器の学会がある。
これはぜひ出なくてはいけない。毎晩寝るまで読書をしている。人生は酒が無いと楽しいことだらけだ。

岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力投球します。

投稿者: 大橋医院

2014.10.17更新

「君の瞳」
僕は君の瞳に見つめられると、心も体も振るえるようだ。
君は、悪魔のように、僕は理性を取り戻そうと努力させられている。
小さな顔に、魅力的な髪、華奢な体に、白い皮膚、
思わず抱きしめたいが、不可能だ。
夢でいいからデートしたい。公園や並木道を歩きたい。
そして、子供のころからの思い出を話すのだ。
それで十分だ。君がいないと、僕はとてもさみしい。
どうか、このまま、一緒に働いていたい、どんな老化が来ようと。

岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

2014.10.14更新

「さくら貝の歌」
作詞:土屋花清
作曲:八週英彰

美(うるわ(しき 桜貝一つ
去り行ける 君にささげん
この貝は 去年(こぞ)の浜辺よ
われ一人 ひろいし貝よ

ほのぼのと うす紅染むるは
わが燃ゆる さみし血潮よ
はらはらと かような香りは
君恋うる 胸のさざなみ

ああなれど 我が思いははかなく
うつし世の なぎさに果てぬ


岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症にぜんりょくを尽くします。

投稿者: 大橋医院

2014.10.07更新

<お妾さがし>

大橋信昭

どんより曇った、太陽光線もなく、外は薄暗く青空はどこにもなく、湿度がやたらと高い、不快指数が高い日であった。私はパソコンと患者さんを睨んでいた。そんなとき、いつも仲が良いケアマネージャーが「御診察後でよいからお逢いしたい。」と事務員に取り次ぎを頼んだ。土曜の午前中だが、一人診察しては、また一人、閑古鳥が鳴いて、ちょうど正午に外来は終わった。
そのケアマネージャーは、石川氏と言って、やたらと仲が良いのである。「先生、診察は終わりましたか?少し、私と付き合ってくれませんか?」瞬く間に、彼の助手席に乗り、ついた場所は、大垣市にもこんな幽霊屋敷があったのかと疑う、正面玄関はトタン製のシャッターが閉じてあり、一人が出入りできる隠し玄関が分かりづらくあった。平屋で、埃まみれで、強い風が吹いたら倒壊するであろうといった家であった。「この家は変わっていますよ。」彼は笑いながら私を誘導した。彼は、その隠し玄関を、思いっきりなぐり、「おじいさん!おじいさん!」と大声を立てた。しばらくして、ねずみ男のような白髪で、ひげは伸び放題、少し前歯で、痩せていて、猫背気味の、慎重160cmに満たない、老人が出てきた。「どうも御苦労さんです。」と言って、やっと隠し玄関の錠を外した。私たちはその家にやっと入り、土間から部屋に入った奥の一間に不気味な老婆が動いているのを発見した。するとその老婆は、ケアーマネージャーの石川氏を睨みつけていきなり罵声を放った。「私の旦那の二号をどこに隠している!」と血相を変えて吠えたのである。老婆は寝たきりで、私の白衣姿と聴診器を見て、「先生ですか!聞いてやってくださいよ。私は、誰がみても美人でしょ!それが、あの旦那は、この8年間、私に指1っ本触れない、抱擁も接吻もない、妾を隠しているに決まっているのですよ。それ、あの階段あたりに、うろうろしている女性は、旦那の妾じゃないですか?石川さんも、私の旦那も隠しているのですよ。やい!正直に言いなさい!」あまりの剣幕に、私は「旦那さん、あんた、その年でそんなもの隠しているの?」と右小指を見せた。「とんでもない、私は93歳ですよ。長生きしすぎました。」どうなっているのか、別室で石川氏に聞いた。「あの86歳の老婆が言うには、ここ8年間夫婦生活がない、旦那は見向きもしない、私は昔から美人で有名であった。きっと妾を隠しているに違いない、しかし、旦那も93歳、体力消耗で、食料品を買いに行くのがやっとで、タバコを吸いながら新聞を読むのが精一杯である。奥さんは私と夫がグルで、妾を隠しているというのです。いや、私もケアマネージャーですから、介護の立場で、先生に相談しているのです。」私は部屋の隅に、中核病院の薬袋と、ニトロペンと抗鬱剤を見つけた。近所の人に聞いてみると、ここには毎晩に、救急車が止まります。おじいさんはよくコンビニへ行き、お金を持たないで商品をポケットにしまうから警察が来ます。どういう家か分かりません。私なりに解釈すれば、老父も動ける認知症で、老婆は心疾患を理由に救急車をタクシーのように使うから、中核病院ともトラブルを起こしているのである。どうやらお妾さんはいない。これも認知症からくる妄想である。私は老婆に聴診器をお許し願い、臀部に大きな褥瘡と腫瘍ができていて、中核病院の形成外科に介護タクシーを呼んで診察してもらった。精検の結果、悪性黒色腫で、多臓器に転移していることが分かった。狭心症と心不全も合併している。
これは老老介護、認知症同士の介護、在宅尊厳死の選択も考えられた。ある場所で、ケアマネージャー、訪問完看護師、介護士、同じ町の民生委員を呼び、今後の看取りに向かって討論し、御爺さんも、奥さんの昇天が近いことをやっと理解できた。私の往診は続行し、毎日のごとくになった。
秋も深まるころ、御婆さんは、食事もやっとで、持続点滴と緩和治療に私は集中していた。彼女はよく夫を呼んだ。「妾とは縁を切りなさい。私が、こんなに苦しんでいるのに、あの世から恨みますよ。」御爺さんは「最初から、妾なんていないよ。この世で一番大切なものは女房のお前だけだよ。嘘じゃない。」
在宅医療は続行した。石川氏の介護プラン、ナース、介護士、私も医師とし全力投球した。木枯らしが吹く、冬が近い深夜、私は呼ばれた。彼女は断末魔の息の声で、「先生!やっと主人は妾と縁を切ったのよ。そして、私の体を深く抱擁してくれたわ。とても幸せなの。」とやっとの声で言い切り、息を引き取った。御爺さんはこの数年風呂も入っていないし、乞食のような哀れな容貌で女性には縁がなかった。息を引き取った奥さんと握手をして御爺さんは号泣した。
お通夜、告別式は、ひっそりと行われた。横浜にいる長女ともお逢いでき、生きている時の母の話はあまりにも長かった。でも逢えてよかった。
お正月も近いころ、コンビニの傍を徘徊している猫背の御爺さんに偶然お逢いした。「コンビニにでの買い物は財布がいるよ」「それは私の財布は万札がいっぱいです。」
---(この物語はフィクションであり、現実と異なります)-----
(完)

岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

2014.10.04更新

「防煙教育無事終了」
昨日まで、ネットが中断して、音信不通。
昨日5時限目の星和中学にて無事防煙教室成功。
1時課の講義とはいえ、全力投球、汗だくでふらふら。
その後3時より、産業医の仕事あり、
すぐに診察、診察しながらネット回復作業、
午後5時にネット開通。
やれやれ。
これからも皆様よろしくお願いします。

岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

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