今夜、“NHKのクロージング.アップ.現代”を見て、日本の将来に恐怖を感じた。経済学専門でないので、私の憶測にもよるが、円安、デフレ、経済成長率極めて世界でも低く、
おまけに、少子化、30-50歳代の労働人口の減少、超高齢者世界、乳児発症率が年々低減、これでは、自動的に日本は滅びてしまう。そこへ、中国をはじめ、東南アジア、欧米諸国からの侵略ではないが、土地、建物、公共施設を買い漁っているとのことである。私の診療所にも、外国の患者さんが多く、こんな不況な日本に、何をしに来たのかと不快な感情を覚えながら診察をしている。ネパールは高地に住んでいるせいか皮膚の色は黄土色で、顔はヨーロッパ人みたいである。ついこの間、国ごと倒産し中国が買収したスリランカ人も多い。人種差別をしてはいけないが、皮膚は真っ黒に近く、男性の胸毛は剛毛である。ミャンマー人も多いし、インドネシア、中国人が圧倒的に多い。日本語は来たばかりの人は多く、英語も話せないし、コミニュケーションが全く取れない。
今日のNHKの番組に戻るが、世界から見て、日本は買い時だそうである。空き地から高層マンション、絵にはなるがひなびた田舎の大旅館、温泉ごとまる買いだそうである。或る老人は先祖から100年近く、守り続けてきた大旅館を、外人に、明日の生活を考えて、売却し、そしてそこで掃除夫として働いて、日々の生活を外国人の給料により、何とか暮しているのである。なぜこんなことになってしまったのか。USAを怒らせた経済大国日本は,消失したのか?
原因を考えてみよう!
1:東京一極集中の今の日本は、東京の繁栄に比べ、地方は崩壊している。長崎には五島列島に小さな島がいっぱいあるが、ひどい島は2-5人ぐらいで老人から子供が暮らしている。島を離れる人は年々進むばかりで、無人島が急増している。私の大垣市でも市街地はシャッター通りで、人は歩いていない。郊外で名古屋へ通院が便利なマンションが軒並み出来ている。大垣は、古い街で,大垣祭りや,七夕まつり、桜祭りなどあるが、旧市街地の町人の賢明なる努力により、江戸時代から続行している行事も何とか無事だ。幸せなことに人と人の触れ合いが嫌いな人がマンションに住むかと思っていたが、その高層ビルに住む人にとても助けられている。こんなことがどこの県の市町村でも起きているのだろう。
2:道路、線路、公共施設(学校、体育館、公園、、、?)の老朽化、今、集中豪雨で、かなりの電車や、線路、道路の陥没、大きなビルから、こじんまりした家々で構成されている町が破壊されが復旧できるのかということである。全くの赤字路線はこの際、電車は倉庫に入れて、バス通勤、すっかり壊された繁華街も別の施設に変更するのか、地方の生活は破綻している。地球温暖化による集中豪雨、雪、台風は年々ひどくなっている。地球温暖化はもう待ったなしである。日本は地震大国、それに伴う災害、津波も含めて、どこで起きるか、防ぎようがない。
3:人生は100年だと威勢が良いがQOLのレベルダウンした老人がうなぎのぼり、それを助ける、介護士、看護師、理学療法士、医師の苦労は絶えない。ここに不思議な、腹が立つ現象が起きている。昭和後半から平成にかけて、ITが躍進して,生活の必需品は良いが、便利なスマートホンでどれほどの小売店が廃業したことであろう。スマホには万能な機能が備わり、ホームページあり、写真撮影、SNSの発達、もう人と人は話し合わなくてもよくなったのである。だから新入社員は先輩からパワハラだとしてすぐに定時に帰宅でき、パソコンでゲームに没頭できる。女性の意識に革命が起きた。男性にできるものは全て女性で出来ないものはない。社会進出著しく、将来の夢はお嫁さんになるという子は皆無になった。強くたくましい女性と、草食化した男性は家に引きこもるか、老いた母に何時までも甘えるか?ここに恋愛、結婚、出産が減少した。乳児発生率は下がるばかりである。こんな少ない子供に私が受けた根性教育をしたら、パワハラになる。ともかくハラースメントが大ばやりである。町内同士の付き合いの希薄化、友人同士、先輩後輩、男女間にもハラスメントの恐怖が起きる。人同士のアナログな付き合いは減るばかりだから、大量殺人事件も起これば、理解不能の事件続出である。
4:こんなことをしているうちに、外国人に日本は美しい国と言いながら、爆買いが食料品や貴金属ならよいが、日本の大切なふるさとまで買われている。私は、これから老いていくが、育児に失敗したんだ。子どものころは怖いパパであったが、いつの間にか手の届かぬところは言ってしまって、第2次世界大戦の戦った先輩方の話もしていないし、人手のぬくもり、会わずにはわからない人間の魅力があるんだ。もう遅い、今も子供たちは朝か夜中まで、食事中も、通学、通勤中もスマホに夢中である。
頼む!日本という国は2000年以上続行しているから、永遠であるように、日の丸の国旗も永遠であるように!
2022.07.26更新
「日の丸の旗はいつまでなびいているのか?」大橋信昭
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