大橋院長の為になるブログ

2022.05.12更新

1:「私の名は、赤ひげだ!本名は舌を噛むような名前でな、新出去定、安本!すぐに長崎で学んだ筆記と図録を差し出し、この診療所の白衣に着替え、今日からお前はここに詰める!葉はそれだけだ!

2:人間の臨終ほど、尊厳なものはない!安本!診察してみろ!安元「胃がんです。もう半時も持ちません。」赤ひげ「違う!これは、お前の長崎帰りの症例に出ていた。癌種でも後腹膜に癒着し、動かぬ臓器、膵癌だ。この症例はごくまれだからよく見ておけ!」「先生はこの患者に治療法はないと,おっしゃるのですか?」「無い、医学といっても情けないもので、あらゆる疾患に治療法はない。患者の治ろうとする免疫力をそっと助けてやるだけだ。この六輔は江戸でも有名な蒔絵師であった。かなりつらかったと思うが、この男は苦しいの一言も言っていない。よほどつらい人生を送ってきたのであろう。

3:わからん!この子は体もやられているが、心が火傷のようにただれているのだ!安元、きっと治してみろ!(この女の子は、12歳で、岡場所に身売りされていた。)

4:赤ひげは、無償外来をやっていた。その赤字分を、贅沢で安楽な生活をしている大名、豪商から高額な診察料を強要した。不愛想な顔をしているが、弱い人には優しく、怠け者には厳しかった。

5:ラストシーン赤ひげ「誰が許した。お前は療養所で一生を送ることはなく、御殿医に上り詰めるやつだ!それを!!!」安元「先生は医師はどうあるべきか身を持って教えてくれました。先生の患者さんに対する優しさ、診察の鋭さ、まだまだ先生には教わることがいっぱいあります。」赤ひげ「お前は,若さで尊家ことを言っとる。わしを買いかぶりすぎている。きっと後悔するぞ!」「お許しが出たのですね」赤ひげ「ふーん!」二人は並んで療養所へ無言で入っていった。(赤ひげは、以前より若くて、医学に熱心で患者さんを身も心も治せる医師をまっていた。赤ひげは安元を気に入っていた。不機嫌な顔を、ひどくなったが、うれしかったのだ。)

投稿者: 大橋医院

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