大橋院長の為になるブログ

2022.04.26更新

血圧変動が大きい場合の対処法
血圧の日内変動が大きい患者さんが少なからずいます。例えば、早朝血圧は144/80mmHgで、 昼以降の血圧は120/70mmHgなどのケースです。そういったケースでは、降圧剤を追加してでも早朝血圧を下げる必要があるのでしょうか? ご意見をお願いします。

<回答>
No.1

一般内科 先生 の回答
家庭血圧が135/75mmHg以上なら治療適応ですので、寝る前に降圧薬を服用してもらうと早朝血圧が下がることが期待できると思います。

【一般内科 / 40代 / 特定機能病院(400床以上)】

No.2

一般内科 先生 の回答
生命予後などに最も関与するとエビデンスが出されているのが、早朝血圧です。まずは24時間血圧を測定してからお考えになるのも良いかもしれません。現時点で最も正しいと考えられていますので。
その上で、やはりライザーなどで夜間血圧が高いなどがあったりする場合、睡眠時無呼吸症候群やNa過剰摂取がないか精査する必要が出てくるかもしれません。また、ライザーの場合自治医大苅尾先生は眠前にαブロッカーを使われることもあるようです。

 

投稿者: 大橋医院

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