大橋院長の為になるブログ

2021.08.31更新

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)患者に多い腎疾患を特定するため、COVID-19患者の腎生検284件とCOVID-19流行前5年間の固有腎生検6万3575件および同種移植腎生検1万3955件の診断を比較した。

 その結果、固有腎生検の診断で最も多かったのは虚脱性糸球体症(25.8%)で、患者の91.7%が高リスクAPOL1遺伝子型を保有していた。5年間の生検データベースと比較して、COVID-19患者ではミオグロビン円柱腎症(myoglobin cast nephropathy、3.3%)および単クローン性IgG沈着を伴う増殖性糸球体腎炎(1.7%)の頻度も高く、慢性疾患(糖尿病、IgA腎症、動脈性腎硬化症)の頻度は低かった。移植腎生検の診断で最も多かったのは拒絶反応(61.4%)だった。腎臓内のウイルスの直接的な感染を示す根拠は確認されなかった。おおはし

投稿者: 大橋医院

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