大橋院長の為になるブログ

2021.06.23更新

新型コロナワクチンとインフルエンザの同時接種は安全かつ有効:

 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)に対するNovavax社製NVX-CoV2373ナノ粒子ワクチンの安全性と有効性を検証する第III相無作為化比較試験の一環として、インフルエンザワクチン同時接種に関するサブ解析を実施した結果、同時接種は有効で、免疫原性、安全性に問題ないことが確認された。結果は、2021年6月13日にプレプリントサーバー「medRxiv」で報告された。

 主解析の被験者1万5187例のうちインフルエンザワクチンにアレルギーのない431例をサブ解析の対象とし、NVX-CoV2373接種群(217例)とプラセボ接種群(214例)に割り付けた後、初回接種時に非盲検でインフルエンザワクチンを接種した。接種後7日間の自発的に報告された有害事象(AE)、診察を要したAE、重篤なAEに関する情報を収集。インフルエンザおよびSARS-CoV-2の抗体価を測定した。有効性の主要評価項目は、2回目のワクチン接種から7日以降に発症した初発新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に規定した。

 その結果、同時接種群では、NVX-CoV2373単独接種群と比べ、注射部位の圧痛(70.1% vs. 57.6%)または疼痛(39.7% vs. 29.3%)、倦怠感(27.7% vs. 19.4%)、筋肉痛(28.3% vs. 21.4%)の発現率が高かった。初回接種から21日後までに自発的に報告されたAE、診察を要したAE、重篤なAEの発現率は全体として低く、同時接種群とNVX-CoV2373単独接種群の間で差は見られなかった。インフルエンザワクチンの免疫応答に同時接種による変化は見られなかったが、NVX-CoV2373ワクチンの免疫応答はわずかに低下した。ワクチンの有効率はサブ解析では87.5%、主解析では89.8%だった。おおはし

投稿者: 大橋医院

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