大橋院長の為になるブログ

2021.06.28更新

タバコ起因のCOPD,メトホルミンで症状改善の可能性:

たばこの煙が誘発する気腫性の慢性閉塞性肺疾患(COPD)の病状に対するメトホルミンの緩和効果をマウスおよびヒト試験で検討した。

 マウス試験では、マウスを慢性的なたばこ煙に曝露し、曝露の後半にメトホルミンを投与した。その結果、メトホルミンはin vivoおよびin vitroでたばこ煙誘発性の肺炎症、空域拡大、末梢気道リモデリング、糸球体縮小、酸化ストレス、テロメア損傷、老化、代謝異常および小胞体(ER)ストレスを防御し、AMPK経路が防御活性の中心だった。COPD発症の遺伝的要因を調査する大規模な多施設共同研究のCOPDGene試験被験者を対象に、5年間追跡調査した結果、メトホルミン投与患者群は非投与群に比べ、肺気腫の進行遅延(-0.92%、CI -1.7%--0.14%、P=0.02)および調整後肺密度の低下(2.2g/L、95%CI 0.43g/L-4.0g/L、P=0.01)が確認された。おおはし

投稿者: 大橋医院

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