大橋院長の為になるブログ

2021.05.31更新

新形コロナ陽性者に多くの発疹:

 発疹は鼻咽頭スワブ検査による新型コロナウイルス陽性判定と関連し、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)でよく見られる症状であるとする研究報告が、「British Journal of Dermatology」に1月14日掲載された。

 英キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)のAlessia Visconti氏らは、COVID-19に関連した症状を報告するためのアプリ「COVID Symptom Study」の英国ユーザー33万6,847人のデータを用いて、新型コロナウイルス感染における発疹の診断的価値を検討した。さらに、アプリユーザーとは独立したコホートを用いて、COVID-19に関連する皮膚症状に関するオンライン調査を実施し、1万1,544人分の有効回答を得るとともに、その一部からは皮膚患部写真の提供を受けた。

 多変量ロジスティック回帰分析の結果、発疹と新型コロナウイルス陽性判定との間に有意な関連性が見出された(オッズ比1.67)。また、オンライン調査では、陽性者のうち、皮膚病変がCOVID-19の最初の症状だったと回答した人の割合は17%、発疹が唯一の臨床症状だったと回答した人の割合は21%であった。

 著者は、「この研究結果は、COVID-19疑いの症状に発疹を含めるべきであることを強く裏付けるものだ。発疹は発熱ほど一般的ではないが、より特異的かつ長期間持続することから、患者自身が容易に気付くことができる。COVID-19の皮膚病変に対する一般市民や医療専門家の意識が高まることで、感染の検出や接触の追跡をより効率的に行うことが可能になる」と述べている。おおはし

投稿者: 大橋医院

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