ワクチン摂取済みの医師が再感染:
北九州市は25日、八幡西区の50代男性医師が新型コロナウイルスに感染したと発表した。医師はワクチン接種を済ませ、22日午後には市医師会から派遣され、香月スポーツセンター(八幡西区)での高齢者を対象とした集団接種で予診業務に従事していた。集団接種での濃厚接触はないとしている。
市は高齢者のワクチン接種に関わる医療従事者について、優先的にワクチン接種を進めており、「原則ワクチン接種を済ませた医療従事者が集団接種にあたっている」(担当課)という。この医師についても事前の検温などで異常はなかった。
この日会場では6ブースで約360人が接種を受けたという。市は「抗体を獲得する前に感染した可能性も考えられる」とし、既に接種を終えた市民についても引き続き感染防止の徹底を図るよう呼びかけている。