大橋院長の為になるブログ

2021.04.14更新

新型コロナウィルスワクチンの接種方法で注意換気:

 厚生労働省はこのほど、医療従事者向けに新型コロナウイルスワクチンの筋肉注射の手技を解説したリーフレット 「新型コロナウイルスワクチンを安全に接種するための注意とポイント」をホームページに掲載した。穿刺部位の確認、穿刺部位の消毒、穿刺方法、注射針の太さなどで注意を呼びかけている。

 注射部位は三角筋中央部で、穿刺部位は肩峰から真下に3横指程度下の位置が目安になると紹介。上方過ぎるとワクチン関連肩関節障害を、下方過ぎると橈骨神経障害を起こすリスクがあるとして注意を促している。消毒は、穿刺部位を中心から外側に向けて円を描くように直径cm以上の範囲を消毒綿で拭き、アルコールが乾燥するまで待つようにと紹介。穿刺は、「利き手でシリンジを持ち、注射部位周辺の皮膚を軽く広げるように伸展させてから三角筋の外縁に手を添え、注射針を皮膚に約90度の角度で素早く刺すように」と示している。

 また、注射針は通常、太さ25G、長さ25mmを用いるが、高齢者など筋肉量の少ない人の場合は長さ16mmの針を用いるなど、年齢・体格に応じて、適切に筋肉内に接種できるものを選ぶよう求めている。おおはし

投稿者: 大橋医院

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