大橋院長の為になるブログ

2021.03.31更新

発症から治療までの時間が心筋梗塞サイズに関連:

ST上昇型心筋梗塞(STEMI)では、病院到着から再灌流療法開始までの時間(DBT)ではなく、発症から再灌流療法開始までの時間(SBT)が梗塞の大きさに関連することが、「Circulation: Cardiovascular Interventions」に1月14日報告された。

 米心臓血管研究財団(CRF)のBjörn Redfors氏らは、STEMIで初回経皮的冠動脈インターベンションを受けた3,115人について調べた。

 SBTとDBTの中央値は185分、46分だった。SBTを長(4時間超)・中(2~4時間)・短(2時間以内)、DBTを長(90分超)、中(45~90分)、短(45分以下)で層別化したところ、SBTでは短に比べて中と長で梗塞サイズ増大が認められたが(2.0%、4.4%)、DBTでは時間による梗塞の増大は認められなかった。おおはし

投稿者: 大橋医院

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