大橋院長の為になるブログ

2021.01.28更新

<大橋医師の相対的理論構想>
 大橋医師は考察した。速度(v)=距離(l)÷時間(t)である。
アインシュタインは、その速度を光の速度Cとした場合、Cは30万km/secであり、これは絶対的速度であり、いかなるものも、この速度を超えられないと言った。つまり、Cが一定であるがゆえに、アインシュタインの凡人では、考えられない実験を、いくつか読むと、さらに相対性理論まで、理解しようとすると、気が変になる。cが一定であるがゆえに,空間がゆがみと時間の短縮が起きる。
大橋医師はどう考えたか?面白い映画やドラマ、芝居を鑑賞していると、それが2時間であろうと3時間であろうと、30分のように感じる。つまらない映画は大変時間が長く感じられ、光の速度とは無関係ではあるが、大橋医師の頭には時間の短縮を感じる。子供のころは夏休みが楽しく、ソフトボールやかくれんぼう、コマ回しに夢中になり、長い一日である。高齢になると大橋医師は67歳だが、一日は早い。6時半に起床、ラジオ体操をして、洗顔し、仏壇と神棚に今日の無事を祈願し、朝食を食べ、外来をこなし、往診や介護施設のアルバイトに明け暮れ、すぐに、あのまぶしかった太陽を浴びセロトニンが分泌されただろうに、もう日没である。夕方の外来である。夕方は暇であるが終わりかけに重症患者が飛び込んでくることがあり、大橋医師は慎重になる。午後8時までWebセミナーを受けて、家内の愛情がこもった夕食を食べて、シャワーにより一日の汚れを落とし、NHKのニュースと特集を見るとかなりメラトニンが分泌され眠気が来る、うっかりそれ以上鑑賞するとテレビの前で、朝まで眠ってしまうから布団に入る。熟眠である。夜間に急患がやってこようが67歳の大橋医師は反応しない。朝まで熟睡である。この一日は、子供のころに比べ時間が縮小したのか、あっという間である。光の速度とは無縁であるが、時間の短縮が感じられる。大橋医師は高度恐怖症であり、高いビルから下をのぞき込むと、めまいがして、地面に吸い込まれそうな錯覚に陥る。登山も、やらないし、山の吊り橋を渡るなんてとんでもない。光の速度と関係がないが空間がゆがんで感じられる。春日八郎のヒット曲「山の吊り橋、どなたが通る、、、」これを唄える人は、珍しい。いずれにしろ空間はゆがみ、時間は短縮すると大橋医師は自信を持った。しかし大橋医師は光は、ただまぶしいだけで、その速度を測ろうとは考えもしないし、リンゴが何個、体の傍に落下しようが引力は気が付かない。この前、お坊様からお釈迦様の説く、光のお話を聞いたがすぐに忘れたようである。今日も明日も、命のある限り患者様のために、全力を尽くし、一生を全うしようとしている。相対性理論も万有引力も、関係がないし、アインシュタインやニュートン、ガリレオとお会いできても大橋医師は話が、全くかみ合わないであろう。そっと田舎の開業医で、見守ってもらいたい。(完)

おおはし

投稿者: 大橋医院

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