大橋院長の為になるブログ

2021.01.14更新

食道がん、β遮断薬使用者で生存率改善:

放射線治療を実施した食道がん患者418例を対象に、β遮断薬使用の有無と転帰の関連を検討。291例に術前補助または根治的化学放射線療法を実施し、このうち27.8%(81例)が治療時にβ遮断薬を服用していた。

 その結果、β遮断薬使用者は、非使用者と比べて遠隔制御が有意に良好だった(22.2% vs. 37.9%、P=0.035)。Cox回帰分析で、β遮断薬使用に無増悪生存期間(P<0.001、ハザード比0.42、0.27-0.66)と全生存期間(OS、P=0.002、同0.55、0.38-0.81)の改善と有意な関連が認められた。T病期、N病期、性別、術前補助療法または根治療法、カルノフスキーの全身状態スコア、アスピリン使用の有無を傾向スコアでマッチさせた解析で、β遮断薬使用に有意な無増悪生存改善効果が示された(P=0.005)。

 

おおはし

投稿者: 大橋医院

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