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デンカは30日、インフルエンザウイルス抗原迅速診断キットで鼻の奥の咽頭部分から採取した検体も使えるようにした一部変更承認を取得したと発表した。新型コロナウイルス感染症向けキットと採取部分が共通のため、同時検査が可能となる。
「クイックナビFlu2」の検体種表記が「鼻腔ぬぐい液」から「鼻咽頭ぬぐい液と鼻腔ぬぐい液」に変わった。鼻の穴から咽頭まで綿棒を差し込んで採取した検体も検査できる。同社の「クイックナビCOVID19Ag」も鼻腔と鼻咽頭の両方に対応ずみ。医療従事者の感染リスク、患者の負担ともに軽減できる。