大橋院長の為になるブログ

2020.08.30更新

新型コロナウィルス最新情報:国立感染症研究所(感染研)は7日までに、新型コロナウイルスのゲノム分析を基に、3~4月の感染拡大がいったん収束に向かった後も、軽症や無症状の人の間で気付かれないまま感染が続いていた可能性があるとする報告をまとめた。経済活動再開を機に、6月からの患者急増につながったとみられるという。

感染研は7月16日までに、国内患者ら約3700人の検体からウイルスを採取し、ゲノム配列を解析。ウイルスは感染を通して少しずつ変異するため、それぞれの変異の仕方から、国内で感染がどう伝わったかを推定した。
 分析では、「欧州系統」のウイルスが全国各地に入り3月以降の流行を引き起こした後、対策により5月下旬にいったん収束に向かった。だが、6月中旬、3月の欧州系統ウイルスから3カ月分変異したとみられるウイルスが東京で見つかり、このウイルスから派生したとみられるウイルスも全国で確認された。
 約3700人分の検体からは、変異の途中段階のウイルスが見つかっていない。このため報告は、軽症や無症状の若者などの感染が水面下で続いていた可能性を指摘。経済活動再開後、「地方出張などが要因になって、東京では収まらず全国に拡散した可能性がある」と分析した。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大が急激に進展し病床がひっ迫した都道府県に対して、他都道府県からの応援や都道府県知事からの要請による自衛隊の災害派遣等により、必要な支援を行う。また、ECMO が必要な重症患者に対して、全国の医療関係者のネットワーク協力を得て、診療支援を行う。
○ 今後の感染状況の変化に十分対応可能な量の医療物資を調達・備蓄するとともに、G-MIS※などにより医療機関における医療物資の充足状況を把おおはし握し、優先・緊急配布※※できる体制を構築する。
※新型コロナウイルス感染症医療機関等情報支援システム
※※現在までの配布実績(8月 21 日時点):サージカルマスク約2億 4,540 万枚、N95 等
マスク約 1,090 万枚、アイソレーションガウン約 6,740 万枚、フェイスシールド約 2,300
万枚、非滅菌手袋約 5,980 万双

投稿者: 大橋医院

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