大橋院長の為になるブログ

2020.08.30更新

例年、12月頃からインフルエンザの流行シーズンを迎えます。

新型コロナウイルス感染症が流行している状況下でのインフルエンザシーズンはどうなるのでしょうか?

また、私たちがすべきことは何でしょうか?

今年の冬は新型コロナとインフルエンザが両方流行る?
インフルエンザは例年12月~3月頃に流行します。

新型コロナについては現在、季節性の流行は確認されていませんが、「暑くて湿度が高い環境」よりも「寒くて湿度が低い環境」の方が伝播しやすいという報告もあり、夏よりも冬に流行しやすい可能性があります。

つまり、この冬はインフルエンザと新型コロナが同時に流行する可能性があります。

今年の冬は新型コロナとインフルエンザが両方流行る?
インフルエンザは例年12月~3月頃に流行します。

新型コロナについては現在、季節性の流行は確認されていませんが、「暑くて湿度が高い環境」よりも「寒くて湿度が低い環境」の方が伝播しやすいという報告もあり、夏よりも冬に流行しやすい可能性があります。

つまり、この冬はインフルエンザと新型コロナが同時に流行する可能性があります。

新型コロナとインフルエンザの症状はよく似ている。

インフルエンザの影響をいちばん受けやすいのは、通常は子どもや高齢者とされる。だが、新型コロナウイルス(SARS-COV-2)では事情が異なるようだ。この点について科学界には当惑が広がっている。新型コロナウイルス感染症「COVID-19」にかかった子どもは、一般的に大人より症状が軽い。

だが、世界中で症例報告が増え、研究が進むにつれて、若者が新型コロナウイルスに感染して重症化する例がいくつか出てきている。英国では4月の第1週に(基礎疾患がある)5歳の児童が、ベルギーでは12歳の少女が病院で亡くなり、欧州で最年少の犠牲者となった。

正確な死因はいまだ不明ながら、米国のイリノイ州の幼児についても、新型コロナウイルス感染後の死亡例が報告されている。多くの学校が閉鎖されているいま、親たちは新しい感染症がわが子に与えるかもしれない影響について心配している。

何が子どもをウイルスから守っているのか?COVID-19の場合、ウイルスはスパイクたんぱく質を利用して、人間の呼吸器細胞に存在する「ACE2」という受容体タンパク質と結合する。一説によると、子どもの下気道(肺)に存在するこの細胞の鍵穴が少ないため、あるいは細胞の鍵穴の形が異なるため、上気道(鼻、口、喉)のほうが新型コロナウイルスに侵される確率が圧倒的に高いという。

子どもは「無症状キャリア」になる
だが、COVID-19の深刻な影響を受けない傾向が子どもにあるからといって、感染を広げる能力がないわけではない。新型コロナウイルスの感染者が、せきやくしゃみをしたときに鼻や口から飛び出す飛沫を介してヒト・ヒト感染が起きる。

それに、子どもは濃厚接触する。手洗いを忘れたり、ちゃんとティッシュを使えないこともある。このため、多くの子どもが「無症状キャリア」となって、ウイルスを広く拡散させる可能性がある。【重要】新型コロナは、あなたが何歳であろうと感染する。そして「大切な人を死なせる」危険性がある
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投稿者: 大橋医院

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