2020.05.29更新

大河の一滴:五木寛之著 今日、NHKのアナウンサーが言うには「今、人類は苦しんでいる。その敵はコロナがひとつ大きくあり、そこからくる経済問題、そこに政治問題、、、、絶望的です。しかし、私達を救うのが五木寛之著の”大河の一滴”だというのだ。

私は2千円の図書券を持っており、明日午後にでも本屋で買おうと思った。しかし、私はなんとなく、私の蔵書の中にあるのではと、暫く、

調べたら、出てきたのである。平成13年 23版発行とある。私は本のコレクターで気に言った本は捨てない。早速読み始めた。NHK推薦と来ている。とても全部写すわけにはいかない。ごく一部を写して明日の土曜日に楽しもう。私は医学書、歴史書、文学書、哲学書、詩集など、膨大な67歳になる、まで読んだ本に書斎に座ると取り囲まれる。幸せ者である。TVを消して、暫く読書三昧しよう。

「浄土は極楽でない。地獄.極楽とは人が生きている日々の世界そのものことだろう。 救いがたい愚かな、欲望と執着を絶つことのできぬ自分。それは地獄だ。宗教とは地獄にさす光である。苦しむ魂を救うために信仰はあるのだ。日々の暮らしの中で、一瞬極楽を感じる。しかし、すぐに地獄の岩肌があらわれる。生きるとは地獄と天国を往来する。そして”浄土へ往生する”親鸞は「自然法爾」:すべて人は大河の一滴として大きな海に帰り、蒸発して空に向かうという生命の物語がある。 大河の一滴としての自分を見つめて サー明日の楽しみにお休みおおはし

投稿者: 大橋医院