大橋院長の為になるブログ

2019.11.20更新

<神経体液性因子を見ながらの心不全コントロール>

心不全の入院は年々、増加している。心不全パンデミックといえる。入院を要する心不全の予後は改善していない。入院をいかに回避するか!健康寿命を延ばす!

心不全増悪の結果、肺水腫、体液貯留、低還流が関与している。うっ血の適確な探求、臨床的なうっ血と水面下の血行動態的うっ血がある。

経静脈怒張、浮腫、起座呼吸、Orthoedemaスコア(起座呼吸とうっ血で)血行動態的うっ血(BNP,NT-proBNP) 遠隔的肺動脈圧モニターは心不全の予後改善因子、

肺動脈カテーテル評価の有効性、急性期は病態に応じた治療が大切である。うっ血の評価が大切、軽度か中等度か重度なのか,多臓器うっ血、(腎うっ血、肝うっ血,血糖、せん妄、フレイル、

肺水腫)

”Hemodyamics” Frank-Starlingの法則、急性心不全に腎機能障害はCardio-Renal Syndrome、適確な病態評価、肺水腫,SPo2の低下は臓器障害が刻々と進む。

心原性肺水腫は体液異常でまずは低酸素の改善、CPAP,酸素投与、血管拡張、硝酸薬、ニコランジル、カルペリチド、うっ血とNa貯留、水貯留、

Vasopresinn、急性期はVasopresinnが上昇、水貯留、(ループ利尿薬、トルバプタン、MRA,サイアザイド利尿薬)

いかに心不全悪化をきたさないか!入院期間延長をしない、死亡率を下げる、再入院をさせない!神経体液因子を念頭に置いて心不全治療をする。

ARB,βブロッカー、アルドステロンの評価、アルドステロンは心筋障害、心不全においてアルドステロンをいかにコントロールすべきか!

Na利尿薬の効果、レニン、アルドステロンの抑制、ANP静注はアルドステロンを抑制、ANPは心筋梗塞の死亡、予後改善

Naと水貯留、Vasopresinn、きゅせいきのストレスマーカー、”コぺチン”は急性疾患のマーカー、低Na血漿は独立した予後規定因子、交換神経系、心臓交感神経をいかに抑制すべきか!

カルベジロールと、ビソブロロールは親油性のβブロッカーで心脳連関を考えている。ここに時間軸の登場、いかに心不全を診断し、レニン、アンギオテンシン、アルドステロンバゾプレッシン、

交換神経をコントロールする。NT-proBNP,BNPは大切なマーカーである。おおはし

投稿者: 大橋医院

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