大橋院長の為になるブログ

2019.09.10更新

心外膜脂肪と心疾患
臓側心膜(心外膜)
壁側心膜
心膜腔
これらの心臓の表面側を覆う3つの構造を合わせて、漿膜性心膜と言います。
さらに、漿液性心膜の外側には、強固な線維性心膜(心囊)が覆います。
この
漿膜性心膜
線維性心膜(心囊)
を合わせて心膜と言います。
心臓の外側にも脂肪組織が存在します。
これを心膜外脂肪(paracardial fat)と呼びます。
この心外膜脂肪は、縦隔胸膜と心膜との間の縦隔に脂肪が沈着したものです。
しばしば胸部レントゲンでも確認することができ、左右(特に左)の心臓横隔膜角部の縦隔脂肪による陰影として認識することができます。
先ほど出てきた心筋を覆う脂肪組織である心膜下脂肪(epicardial fat)と合わせて、心臓周囲脂肪織(pericardial fat)と呼びます。

心外膜の脂肪は動脈硬化を引き起こす。心臓を栄養する冠状動脈を狭くするので心筋梗塞が心配である。

心外膜細胞は心房細動を引き起こす。

いったん沈着した心外膜の脂肪を減少させる薬物に、GLP-1受容体,SGLT2阻害薬,DPT-4阻害薬で脂肪が減少することが分かっている。

運動、食事、ライフスタイルの生活習慣への気配りも大切である。おおはし

投稿者: 大橋医院

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