2019.09.09更新

紀の川:小津安二郎映画 司葉子と岩下志麻共演
冒頭に紀の川の上流から下流へ流れる船に乗った司葉子の花嫁姿に圧倒。
昔はいかに、しきたりに縛られて、家がと家との結婚で、お嫁さんも納得、
岩下志摩が司葉子の娘役なんて、まさかと思いました。明治から大正、昭和を
司葉子は演じ切るのですが、20歳前の花嫁から、老化著しい老婆、床について
亡くなるまで、昔の古風な女性を貫きます。岩下志麻は娘役で、自転車に乗る(女性のすることでない)、学生運動、恋愛結婚(ご両家の仕組んだ結婚)で、少し反発しますが、現在のように好きに男性顔負けの女性でも、世間が認めるのはずいぶん先のこと、しかし、物語は常に紀の川を主役に、季節、時代の流れを反映させます。あっぱれ、小津安二郎監督です。おおはし

投稿者: 大橋医院

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