大橋院長の為になるブログ

2019.08.05更新

入院中の心不全患者~いかに管理すべきか   猪俣考元先生の講義を聞いて
大橋医院   大橋信昭

心不全の治療にForresterの分類は有効である。心係数と肺動脈圧(PCWV)を見ながら、うっ血とennd-organn(腎、肝、小腸、脳)を見る。
!腸管浮腫と心不全予後は関係が深い“!腸管浮腫があると飲み薬が効かない、
静注に頼るしかない。ループ利尿薬が効かない!腸管浮腫!
病態に大きな2つの山がある。結果として「状態」心不全があり、原因として様々な病気(冠動脈疾患)、命を救うのが優先である。
超急性期で見逃してはいけない疾患:ACS,急性AR,MR,
急性心筋炎、重症AS,肺高血圧?AE、収縮性疾患、拘束性疾患
「うっ血解除の退縮の過程で低心拍出量、輸液をしてまたうっ血が来るような悪いサイクルはいけない。
76歳の低心機能患者にCKDが合併、低いeGFR、尿中のNaが低いと腎還流が悪い、低心拍出量と抹消低還流の臨床指標、心エコーは有用である。
如何に臨床的にフランクスターリング曲線をshift upさせるか?
!:急性期対応:(1)強心薬(2)IABP
!!:慢性期:薬物治療:Triple therapy;ACEI,ARB,抗アルドステロン薬、
基礎疾患への対応、ASV,VAD,、
入院関連性心不全(HHF:Hospitalized Heart Failure)
!!退院後、再入院が増えており、予後が悪い!再入院をいかに減らすか、外来療をで悪くさせないか!50歳のDCM患者にenarapril、amiodaronn、にβブロッカーをつかうと(Carvediol)2.5,5,10、25と増量するとBNP
が下がる。目に見える治療としてβブロッカーは患者さんを元気にさせる。
心筋障害、心ポンプ機能不全、心不全に神経体液性因子の過剰化、レニンアンジオテンシン、アルドステロンの亢進、実際にはACEI,ARB,抗心筋障害、心ポンプ機能不全、心不全に神経体液性因子の過剰化、レニンアンジオテンシン、アルドステロンの亢進、実際にはACEI,ARB,抗アルドステロン薬は4割しか使われていない、入院中に先をみえた治療を徹底すべきである。再入院を防ぐ2つの方法:うっ血残存を減らすと予後は悪い。わずかの肺うっ血が命取り、如何にループ利尿薬を使うか、RA遮断薬、血圧の保持、腎機能の保持、
BNP>100、BNPが200以上では心不全のコントロールは困難、うっ血無しでもBNPが高ければ予後不良である。うっ血で症状がないこともありBNP高値で気が付く、BNPとPACは相関がない、75歳以下でNT-proBNP400以下は安定、無不全のコントロールは困難、うっ血無しでもBNPが高ければ予後不良である。うっ血で症状がないこともありBNP高値で気が付く、BNPとPACは相関がない、75歳以下でNT-proBNP400以下は安定、無症状、
退院前のBNPは大切、心不全入院で管理目標は
1;救命、2:うっ血と低心拍出量の綱引き、、3:基礎疾患への介入、
4;慢性期を無症状化し、NTproBNP,BNPもよいが心エコーは有用である。
DCMにenarapurilを大量に投与し高Kに気をつけながら使う。
急性管理はうっ血を改善させる、年齢、Af,、腎不全の管理
腸管浮腫を勤勉に見分ける。退院前のBNP値は大切である。
その他にも大切な話がありましたが、(終了)とします。
おおはし

投稿者: 大橋医院

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