大橋院長の為になるブログ

2019.04.06更新

<乃木坂46はかわいい>  
         大橋医院   大橋信昭
2019年4月6日午後9時半、10時30分前、
私はBS放送で乃木坂46に夢中であった。
若い、可愛い、セクシー,ダンスが魅力的、次から次へとシンガーが
変わり、メンバーのダンスが65歳の老人に近い循環器内科医:大橋信昭を
霧中にさせていた。
“そこで、院長室を家内がノックした。”「いつも、かかっているR.0.さんが胸痛で、診察してくれって電話がかかっているの!」
ここは、いつも診察しておおはしるから(もう30年近い)、ご主人が連れてくるというので、白衣に着替え聴診器を持って、老婆を待った。
近いからすぐにやってきた。パット見た印象は重症感がない。
しかし彼女が言うには、「息子が高校生で2年の時、胸が苦しいと言って、様子を見ていたら、朝に昇天、ご遺体に、冷たくなっていた。」とのこと、「私も同じじゃないですか?」それは、神経的にもかなりまいってしまうであろう。
それでひとまずバイタルを確認、sPo298、心拍数70/分、顔色がとてもよく、動作機敏、ECG上、VPC(心室性期外収縮を全誘導で2個認めるのみ、超音波心臓検査では、長年の高血圧で左心室が全周性に壁肥厚を認めるが、壁運動は良好、駆出率(Ejection Fraction)0.85と極めて良好、どこを見ても重症感はない。ご主人を呼んで、私の携帯番号を教え、この大橋医院の3階の書斎で推理小説を夢中に読んでいるし、明日もどこへも行かない、夜中でも携帯を鳴らしてよろしいと指示を与えた。息子さんが17-18歳位で急死しており、そのことが彼女の頭にこびり付いているが、私の40年のキャリアの医師として、このわずかな心室性期外収縮を異常に、敏感に感じているだけ、絶対に問題なし、安定剤とβブロッカーはもう彼女は持っているし、飲み方も教えた。自宅に帰ってよし!何があっても、私を頼りなさい!彼女と夫は安心して帰宅。私も、院長室で推理小説は読み続けるし、乃木坂46は観賞続行である。若い,ピチピチした女性は、65歳の老人になりつつある医師にも元気を与えるものである。涎だけは流さないように、携帯を持っていることを確認し、サー彼女たちの色っぽい歌と踊りを堪能しよう!

投稿者: 大橋医院

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