大橋院長の為になるブログ

2019.03.18更新

「もう一度、恋がしたい」
大橋医院    大橋信昭
 私は、ある勉強会を通して、OO病院の院長と友達付き合いになり、その病院の事務長を通して、「先生は水曜日の午後、休みになっているが、当院は、循環器の内科医がやめたばかりだから、代わりに来てくれないだろうか?」「えー喜んで」
 実際、水曜日の午後を休診にすると、退屈で、昼寝をし、時時計の短軸が、4を指しているときに覚醒する。その時に私は以下のごとく錯覚するのである。
1) 午後4時だから、午後の外来をかなり遅刻しており、すぐに白衣を着て、診察室に駆け込むと休診であることに気が付く。
2) 午前4時に目が覚めた。後3時間もすれば、そろそろ外来の準備を始めようと、家内に朝飯を要求すると、家内は「今、午後4時なのよ、午後6時半に夕食よ。何を寝ぼけているの!」
3) 私は、昼食後、かなりの睡魔に襲われ、医師会でおこなわれる勉強会は、ほとんど寝てしまう。それに、恐ろしいことに、居眠り運転をついにしてしまった。葬儀場の駐車場で、そこの看板をなぎ倒し、歩道の柵をえぐり、電気灯をなぎ倒した。周囲にある設備をすべて破壊した。私のベンツも左側は扉が破壊し、オイル官が外へ飛び出し、オイルがあふれ出し、さすがにベンツ!私は無傷であった。葬儀屋が今夜にも、お通夜がるからすぐに治せと、威嚇したが、保険やにお任せである。であるから、いつも医師会の勉強会で眠り続けて、水曜日の午後は眠るという習慣が、居眠り運転を起こしてしまったのである。
4) また水曜日の午後運転中に眠くなり、若い金髪のお兄ちゃんが運転する、ぼろぼろの車のサイドミラーに接触した。金髪のお兄ちゃんは、鬼のような顔貌をして「なんちゅう、うんてんしているんや!100万円払ってもらおうか」と恐喝した。私も馬鹿ではないので「警察を呼んで、事故処理をきちんとしてもらおうか?」「それだけはやめー!」と大声になったので、道路のセンターラインに逃げ込み、警察を呼んだ。警察は、狂った若者を、注意し、保険で解決した。
 昼に睡魔がやってくるという怖い習慣に、その時間にOO病院へ循環器内科医として、外来と心エコーのアルバイトである。片道30分、必ず眠くなるので、途中のコンビニでアイスコーヒーを飲み、眠気防止のガムを買い、咀嚼して居眠りを防ぐ。OO病院へ着いて、私の診察室とエコー室へ案内してもらった。
そのときに、私の診察をエスコ-トしてくれるナースを紹介してもらった。明るい子で、活発である。年は30半ばかな?驚いたことに、身の回りをすべてピンク色で固めているのである。眼鏡の淵もピンク、看護服は上下ピンク、聴診器はピンク、腰にピンクのベルトをして、後ろにポケットがあり、ピンクのボールペンが数本、ピンクのペンライトが入っている。
 パット見た感じ、ピンクナースウーマン、とでもいおうか?
しかし、私にとって、場所慣れしない病院なので、このピンクナースに頼らなければいけない。「初めまして、これから、よろしくお願いします。」何と、スマートな、身長160cm、ピンクのメガネ越しに、視線が合う。可愛い。動きが素早い。声が色っぽい。
 頭の中で“抱きしめたい”“唇を奪いたい”“その豊満な乳房をわしづかみにしたい”エコー室の横にあるベットに押し倒したい“、色っぽい口臭だ。
 ナースというより異性、性的対象として私の頭は変化した。

いけない!初出勤のアルバイト病院なのだ。しっかり外来診療をやり、エコーにも慣れ、病棟の患者さんも把握し、立派な医療活動に手程しなければいけない。ナースは関係がない。しかし、外来診療をしていても、病棟の患者さんを診察していても、ピンク色がちらつく。ボインで、スマートで、眼鏡越しの可愛らしい笑顔に、気が散漫になる。
駄目だ、私はもう65歳のお爺さんなのだ。孫も二人いるし、つい昨年、49歳のナースに失恋したばかりだ。馬鹿者!女は恐いのだ。深入りすると今まで努力して築き上げたものが、瓦礫の様に崩れ去るのだ。ピンク色と、甘い口臭と、豊満なバストとスマートなスタイルは、診察中は忘れるのだ。何度、失恋したら気が済むのだ。それにしても、毎週彼女と仕事ができるとは楽しみの水曜の午後である。(完)」

おおはし

投稿者: 大橋医院

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