大橋院長の為になるブログ

2019.02.09更新

平成31年2月9日、岐阜県医師会にて甲状腺の勉強会
大橋医院   大橋信昭

甲状腺の疾患:バセドウ氏病、無害性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎、
甲状腺機能低下症、甲状腺癌、など

バセドウ氏病:暑がり、汗かき、肝機能異常、Alp高値
高齢者ほど心房細動になる。FreeT3,Freet4よりTSHが大切。
TSHが低くて、TRAb陽性、眼球突出、上甲状腺動脈から血流の乱流(ドプラーで確認)血流のmax40mm/秒以上
甲状腺の横径:20mm以上腫大、

良性濾胞、境界明瞭、不明瞭は悪性の場合がある。コロイド嚢胞、スポンジ状
ハチの巣状のものが良性濾胞にみられる。

プランマー病:機能性結節、TSH<2.5 石灰化も見られる。橋本病にに伴うリンパ節腫大、

甲状腺癌:形状荒い、エコー似ても腫瘍は内部が不均一、
石灰化、粗大、びまん性「乳頭癌」、エコーにてAcoustic shadowあり、
穿刺吸引細胞診、乳頭癌92%、濾胞状、充実型気管支内浸潤、進行早い
瑞様癌、濾胞癌、微笑浸潤癌広く浸潤、腫瘍は弾性、中の核となる腫瘍は固い、リンパ球性癌、浸潤が早い、半年後には半径3©mが全身へ早く広がる、低分化癌、肺への浸潤多発、全身への転移も早い。
橋本病はTSHが2.5以下は慎重に、橋本病に伴うリンパ節腫大もある
おおはし

投稿者: 大橋医院

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