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2019.02.02更新

冬の感染症にご注意! ~インフルエンザ&ノロウイルス特集~

インフルエンザ 流行のピークは1~2月

インフルエンザの流行シーズンを迎えました。
インフルエンザの感染力は非常に強く、日本では毎年約1千万人、約10人に1人が感染しています。
あらためて、ご家庭や職場などでのインフルエンザ対策の徹底をお願いします。

Q1. インフルエンザにかからないためには、どうすればいいですか?
A1.(1)感染経路を断つこと、(2)予防接種を受けること、(3)免疫力を高めることが大切です。
(1)感染経路を断つ
飛沫感染・接触感染を防ぐ
・ 帰宅時や調理の前後、食事前など、こまめな手洗いを心掛けましょう。
・ アルコールを含んだ消毒液で手を消毒するのも効果的です。
※ うがいは、一般的な風邪などを予防する効果があるといわれていますが、インフルエンザを予防する効果については科学的に証明されていません。


(2)予防接種を受ける
・ 発症する可能性を減らし、もし発症しても重い症状になるのを防ぎます。
(3)免疫力を高める
・ 免疫力が弱っていると、感染しやすくなります。また、感染したときに症状が重くなってしまうおそれがあります。ふだんから、十分な睡眠とバランスのよい食事を心がけ、免疫力を高めておきましょう。

Q2.インフルエンザにかかったとき、どのようなことに気をつければよいですか?
A2.目安として、比較的急速に38℃以上の発熱があり、せきやのどの痛み、全身の倦怠感を伴う場合はインフルエンザに感染している可能性があります。

・ 発症から48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬の服用を開始すれば、発熱期間の短縮などの効果が期待できます。早めに医療機関を受診し、処方された薬は医師の指示に従って服用しましょう。
・ お年寄りやお子さん、妊婦さん、持病のある方、そして下記のような重症化のサインがみられる場合は、すぐにお近くの医療機関を受診しましょう。

・ 水分の摂取も必要です。汗をかいたときや脱水症状の予防のためにもこまめに水分を補給しましょう。
・ 咳エチケット
せきやくしゃみをする間は、飛沫に病原体を含んでいるかもしれないので、周りに人がいる際にはマスクを着用しましょう。

(1)インフルエンザに関する報道発表資料(厚生労働省)
 以下の情報について、厚生労働省が毎週発表しています。
(ア) インフルエンザ定点報告情報
全国約5,000カ所のインフルエンザ定点医療機関から報告されるインフルエンザの発生状況。
(イ) インフルエンザ様疾患(※)発生報告(学校休校情報)
全国の保育所・幼稚園、小学校、中学校、高等学校等における学級・学年・学校閉鎖の状況。
※38度以上の発熱 + 鼻水・鼻づまり、のどの痛み、咳、などの症状がある場合
(ウ) インフルエンザ入院患者情報
全国約500カ所の基幹定点医療機関から報告されるインフルエンザの入院患者の状況。

(2)インフルエンザ流行レベルマップ(国立感染症研究所)

抗インフルエンザ薬:タミフル、リレンザ、イナビル、ゾフルーザ

タミフル:細粒とカプセル:5日間服用(10カプセル)、解熱後3日後通勤不可
リレンザ:吸入薬、5日間吸入、解熱後3日後通勤可能
イナビル:吸入薬:その場で吸入、一回のみ細粒、お持ち帰り無し、解熱後3日目に通勤
ゾフルーザ:カプセル、1日20mgのカプセルを二つ飲むだけ、すぐに楽になる。しかし解熱後2-3日間安静

どの薬も耐性菌があり、今はゾフルーザが良くつかわれている。
ノロウイルスによる冬場の食中毒や感染症にご注意を!
ノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎は冬場に本格的な流行を迎えますが、今年はノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者が、過去10年間で最多だった 2006年に次ぐペースで増加しています。 ノロウイルスに感染すると下痢、おう吐、吐き気、腹痛などを引き起こします。
子どもや高齢者は重篤化しやすいので、特に注意しましょう。

)「手洗い」をしっかりと!
特に食事前、トイレの後、調理前後は、石けんでよく洗い、温水による流水で十分に流しましょう。
※アルコール消毒は、風邪やインフルエンザなどの予防には効果的ですが、ノロウイルスにはあまり効果がないといわれていますのでご注意ください。
)「人からの感染」を防ぐ!
家庭内や集団で生活している施設でノロウイルスが発生した場合、感染した人の便や吐ぶつからの二次感染や、飛沫感染を予防する必要があります。

ノロウイルスが流行する冬期は、乳幼児や高齢者の下痢便や吐ぶつに大量のノロウイルスが含まれていることがありますので、おむつ等の取扱いには十分注意しましょう。

)「食品からの感染」を防ぐ!
(ア) 加熱して食べる食材は中心部までしっかりと「加熱」を
85℃1分以上の加熱が必要です。食材の中心部までしっかり火を通しましょう。

(イ) 調理器具や調理台は「消毒」して、いつも清潔に
まな板、包丁、食器、ふきんなどは使用後すぐに洗いましょう。熱湯(85℃以上)で1分以上の加熱消毒が有効です。

ノロウイルスに感染するとどんな症状になるのですか?
A3.潜伏期間(感染から発症までの時間)は24~48時間です。
主な症状は吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、微熱です。通常、これらの症状が1~2日間続いた後に治癒し、後遺症もありません。また、感染しても発症しない場合や、軽い風邪のような症状の場合もあります。

このように、健康な方は軽症で回復しますが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、吐いた物を誤って気道に詰まらせて死亡することがありますので、特にご注意ください。


どのような食品がノロウイルス食中毒の原因となっているのですか?

ウイルスに感染した食品取扱者を介して食品が汚染されたことが原因となっているケースも多いと考えられています。また、ノロウイルスに汚染された二枚貝を、生や加熱不足のまま食べることも食中毒の原因となります

ノロウイルスによる食中毒や感染性胃腸炎の流行のピークはいつですか?
A5.一年を通して発生しますが、特に冬期に流行します。
1年間に発生したノロウイルスによる食中毒の約7割が冬期に発生しています。

 

 

 

投稿者: 大橋医院

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