大橋院長の為になるブログ

2018.03.07更新

腎交感神経アブレーション  

 大橋医院  大橋信昭


薬物では血圧のコントロールが難しい「治療抵抗性高血圧」の治療として、腎交感神経除神経術が注目されている。

カテーテルアプローチにより、両側の腎動脈を血管内腔から高周波エネルギーを用い、スポットで4-6か所焼却し、腎動脈外膜を並走する腎臓交感神経の遠心路と求進路を除神経するものである。

適応は、重症の治療抵抗性高血圧患者のみに限られている。

おおはししかし、6か月後の収縮期血圧の低下に有意差が示さなかった。この手技の有用性には、まだ時間がかかる。

投稿者: 大橋医院

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