大橋院長の為になるブログ

2018.01.25更新

「高齢化社会におけるベタニス(加活動性膀胱の治療薬の有効性)」
   大橋医院 大橋信昭
健康寿命を延ばすには、活動性膀胱(OAB)を治す。
OABとは、尿意切迫感、切迫性尿失禁を症状に持ち、辛いものである。
高齢者ほど多く、65歳上で40%、80歳以上で85%も発症する。
薬物は、従来、抗コリン薬作用を持つ「ベシケア」が多用されていたが、認知作用を悪化させ、アルツハイマー氏病の発症を増加する。
その点、β3作動薬のミラグロン(ベタニス)は、副作用が無く、認知作用はない。
膀胱を弛緩させ、排尿を改善させる。切迫性尿失禁も低下し、QOLが改善する。
飲み易く、服薬継続率が高い。排尿でお困りの方はお勧めである。

投稿者: 大橋医院

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