大橋院長の為になるブログ

2017.10.14更新

<慢性腎不全>Chronic kidney disease

CaとPは心血管疾患と関連がある。血清リン濃度と冠状動脈の石灰化は
関連がある。特にPが単独で高値の場合である。
高P血症は血管の石灰化を招き手の異所性石灰化を招き、そこにはPが集積している。
Pの血性濃度は3.5-6.0mg/dlである。
鉄代謝に触れる。鉄欠乏、鉄過剰は心不全、動脈の石灰化を促進する。
鉄と石灰化は関連がある。鉄を補充すれば石化化は減少する。
が上昇するとHepcidine,feritinn、Feは変化する。
鉄は血管内の中膜に染まる。鉄が欠乏すると、炎症が起きやすくなり、血管硬化を高める。Hepcidineが上昇すると、マクロファージに取り込まれ、酸化ストレス、アポトーシスが怒り動脈硬化が促進する。又、血管のプラークが不安定化フェリチンの変動が起こるし、鉄の過剰投与もよくない。
鉄欠乏はフェリチンを下げ、冠状動脈疾患を招く。
鉄を補充すると一時的に心臓は保護される。鉄の過剰投与は心不全を招く。鉄の利用障害が起こるからである。鉄が過剰だと細菌増殖を招く。鉄過剰のほうが鉄不足より体にはよい。経口Fe剤の過剰投与は腎臓を傷め、透析患者を増加させる。Feritinが高いと生命予後が悪い。不用意な鉄補充はよくないし、心不全を招く。ホスレノールというリン吸着薬ができた。亜鉛欠乏は鉄欠乏性貧血と関連がある。亜鉛が欠乏しても過剰になっても体に不利益である。

投稿者: 大橋医院

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