長い間、血圧の高い状態が続くことによって、脳や心臓、血管などの臓器が痛んでいく全身性の病気です。
外来での収縮期血圧が140mmHg以上、または拡張期血圧が90mmHg以上が持続する場合を高血圧症と呼んでいます。
糖尿病や蛋白尿陽性者は130/80未満にしましょう。
血圧は、医師のもとで測った値(診察室血圧)と、家庭で測った(家庭血圧)が違う場合もあります。
家庭で測った血圧を記録して、医師とよく相談しましょう。
「血圧の測り方」
1)上腕ではかるタイプの血圧計がより正確とされ、勧められます。
2)枕帯が心臓の高さに来るように、枕などを使って調節してください。
3)脳卒中や心筋梗塞の予防のためにも、できれば朝と晩に測りましょう。
早朝血圧:朝起きてから1時間以内、排尿を済ませてから、1-2分座って安静にした後に、測ります。