老婆一人、外来に現れる。
午後10時半に夕食を済ませ、午前1時半には起きている。
夫婦喧嘩が絶えない。この前も夫と喧嘩ばかり、
お墓に行って御主人の悪口をたくさんしゃべった。大勢のご先祖様が聞いていたに違いない。
お墓から八幡さんにお参りに行ったら、ご主人が倒れている妄想にかられた。慌てて、帰宅したが、ご主人は元気であり、
また喧嘩がはじまった。遂に10時に東京へ家出した。
最後のサンドイッチはまずかった。東京へやっと着いたら息子さんが迎えに来た。
「こんな遅い時間に入れてくれるホテルなんかあるもんか!」としかられたが、
息子さんお家に数日止まった。自慢の息子である。
お父さんが心配しているから早く大垣へ帰りなさいと言われ、大垣へ帰ってきた。今日もご主人の悪口を言いに
当院へ来た。吉本の座布団に座らせたら立派な落語家である。