大橋院長の為になるブログ

2016.03.09更新

ベーチェット病は主に眼、皮膚粘膜に急性の炎症発作を繰り返す原因不明の病気です。
世界的には、シルクロード沿いの地域に多く、日本では北日本に患者がおおく分布します。
患者は2万人弱で、男女比1対1、好発年齢は20-40歳です。
原因不明、遺伝的な体質と環境因子の両者が関係しています。遺伝的要因ではHLA-B51です。
ヒト白血球抗原であるHLAのうちB51を持っている日本人の割合は10-15%です。
ベーチェット病患者では50-60%と非常に高い割合になっています。

「症状の現れ方」
口腔内アフタ、結節性紅班、毛嚢炎、血栓性静脈炎、虹彩毛様体炎、網膜脈絡炎、
動脈瘤、髄膜炎、精神障害、人格障害、
「検査と診断」
赤沈、CRPの高値、白血球。好中球の増加、IgDの増加、
口腔内アフタ、眼、皮膚症状陰部潰瘍、関節炎、副睾丸炎
「治療」
ステロイド、コルヒチン、

投稿者: 大橋医院

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