大橋院長の為になるブログ

2015.06.18更新

「循環器内科医が考える糖尿病薬物療法」
糖尿病がある人は心血管脳イベントが起こりやすい。
su剤(膵臓のβ細胞に刺激してインスリンを分泌させる)は良く使うが受容体は膵臓だけではなく、血管、脳にもある。
心筋梗塞を起こした人でもsu剤は予後が良い。
同時にメトホルミン8肝臓の糖代謝を抑制して血糖をコントロールする)も、心嚢血管イベントを抑制するし、低血糖の心配もない。
αーGI[小腸のブドウ糖を抑制する)は食後の高血糖を抑制する。
ともかく血糖値を安定化させることが大切である。高血糖に鳴ったり、低血糖に鳴ったりすることは良くない。
この血糖変動は血管内被を傷害させる。
最近はDDP-4阻害剤が主流だ。これは小腸粘膜から出るインクレチンを有効活用するものである。
殆どが腎排出性であり、トラゼンタのみ肝代謝であり、高齢者、腎不全にも活用できる。
HbA1cは7でよい。それう以下でもそれ以上でも血管を傷つける。
糖尿病のコントロールを不良にすると、認知症になる。
ともかく糖尿病の治療方法は日進月歩である。
代表的薬剤:SU剤、DDP4阻害剤、α-gi、メトホルミン、インスリンなど、糖尿病に熱心な医師に相談するとよい。

岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力投与します。

投稿者: 大橋医院

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