大橋院長の為になるブログ

2015.05.22更新

「心房細動:高リスク群」
高齢化を将来、いや直前に日本は控え、人口は減りつつある。
65歳以上は3人に1人、85歳以上は高リスク群である。
85歳以上は女性が多く、低体重、CHARD2スコア2点、(C:心不全、H:高血圧症、A:75歳以上、D:糖尿病,S2:脳梗塞/一過性脳虚血発作の既往)  85歳以上の人に抗凝固剤、抗血小板をどう使うか悩ましい。85歳以上の総死亡は17.6%、85歳で透析をしている人は超ハイリスク群であり、抗凝固剤も抗血小板剤も使いにくい。透析中に心房細動を発症し、血圧が手化する場合がある。透析患者は、若いし、男性に多く、低体重、高血圧患者が多い。透析中の心房細動患者にワーファリンもNOACも使いづらい。
しかし、高齢者でCHARDs1点以上の人はNOACを使うべきである。イグザレルトは15mgと10mgがあるが,Under Doseは避けるべきである。とくにクレアチニンクリアランスが大切な指標で、
クレアチニンクリアランス=(140-年齢)X体重/72X血清クレアチニン(男性X1,女性X0.85)


岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

SEARCH

ARCHIVE

CATEGORY