2014.12.18更新

「雪往診」夜の9時過ぎ外は猛吹雪、電話あり、お爺さんから「お婆さんが息をひきとりそうだ」
仕方なく、合羽を着て、長靴を履いて、誰も踏んでいない雪道を20分、往診カバンを持ち、お爺さんと
お婆さんの家にたどり着いた。お婆さんは近所の開業医に心不全、喘息で往診されていた。今夜は断られた。
しかし、チアノーゼ、血圧低下、下顎呼吸、あと1時間も余命なし。「お爺さん、救急車など呼ばずに、私と、最後まで
経過を診ましょう。」眠るように昇天。死亡診断書を書きに当院へ帰った。粉雪が頬に痛く感じられた。


岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院