2014.09.26更新

「恋をしましょう」
ある日の外来で、78歳の男性が「人間はいつまでも恋をしなくてはいけない」と、還暦過ぎの私に説教した。
その人が言うには、常に異性に恋心を持っていると人生は楽しいものだという。
そう言えば、往診先の86歳の老婆が、「夫が少しも私を愛してくれない。どこかに妾がいるに違いない!」と、
ヒステリーを起こしていた。93歳の夫は、私に妾を持つと言われても、よくここまで生きたものだと言われた。
老人ホームでも恋文、夜這いはよく起きるそうだし、私が誰かに恋をすればこの禿と老化現象も改善するのかもしれない。
昨年、実はあるご婦人が私に、異常に接触されるので、私はすっかりのぼせてしまい、恋か愛か分からぬ心境に陥り、
其のご婦人が傍にいると、心をときめいたものだ。しかし、それは、私の勝手な思い込みであった。
私とって大切なものは家族であり、妻であり、恋ではない。女性は怖いものである。妻がこの文章を読まないことを願う。

岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院