大橋院長の為になるブログ

2014.08.29更新

「認知症合併高血圧症」
認知症を合併した高血圧患者に対する降圧療法の有効性に関しては、エビデンスが少ない。高血圧の治療が軽度認知障害(MCI)
からアルツハイマー病への進展を抑制することを示唆する観察研究がある。MCIを合併した高血圧患者では、エビデンスは少ないが高血圧を含む動脈硬化リスクの積極的なコントロールは考慮すべきである。治療対象血圧に関するエビデンスはなく、合併症や高齢者高血圧に準拠した降圧を行う。認知症、特にアルツハイマー病を伴う高潔圧患者の降圧治療の認知機能への影響を検討した成績はほとんどない。本邦で行われた検討では、降圧治療により、アルツハイマー病患者の認知機能が抑制されたと報告されており、降圧治療を考慮する。認知症患者では、特にアドヒアランスに注意を払い、処方の単純化や介護スタッフによる服薬管理などの工夫を行う。

岐阜県大垣市の大橋医院は、高血圧症、糖尿病、や動脈硬化症に全力を尽くします。

投稿者: 大橋医院

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